劇場公開日 2018年9月1日

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寝ても覚めてものレビュー・感想・評価

3.5184
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4.0どんなジャンルにも属さない、まさに濱口作品と表現するしか術のない逸品

2018年9月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

運命はメビウスの輪のようだ。この、どんなジャンルにも属さないリズムとテンポを持った作品を享受していると、心底そう思い知らされた。全ては水辺で起こる。出会いも別れも抱擁も、後の様々な出来事も。自分が愛しているはずの人を目の前にしても、それが本当に愛している人なのか、愛の言葉を語り合いながらもまた別の人のことを思っているのではないか、との疑念が湧き出して止まらなくなる。それもドミノ倒しのように綺麗に、ゆっくりと倒れていくのだ。

しかし、この映画は愛の脆さを描くのと同時に、この世の全ての関係性が、互いに与え与えられながら、美しい弧を描くことに気づかせてくれる。それは男女の愛のみならず、親子であったり、友人であったり、このおよそ10年の間に日本人の誰もが何度も自問し続けてきた想いであったりもするのだろう。気づきがある。道のりがある。関係性がある。ようやくたどり着いたその境地がふっと腑に落ちた。

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牛津厚信

4.5虚構を通じて現実を描くこと。

村山章さん
2018年9月29日
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楽しい

怖い

知的

すごく卑近でどうしようもなくあけすけに恋愛を描いていると思うのだが、全体を通じてなにか別次元の世界を覗いているような虚構感があり、映画とは徹頭徹尾作り物で、作り物を通じて「感情」や「人間」を映し出すものなのだなと、あまりにも当たり前なことに改めて向き合った気がする。

小うるさい関西人である自分にとって、キャストが全然関西出身じゃないという事実に驚くほど関西弁でのやり取りが自然に響いていていた。結局、自分たちが方言に感じる違和感はイントネーションや発音ではなく(それも本作は素晴らしいと思うが)コミュニケーションが成立しているどうかなのだという確信も得られた。

つまり言葉のやり取りはとても自然なのに、映画の持っているリズムや表現がいちいち非現実的で、とても不安な気持ちにさせられる。しかし気がつけばその表現に魅入られている。ヘンな映画だと思うが、ヘンじゃない映画なんて面白いだろうかとそんな極論まで言い出しそうになる。

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村山章

5.0綺麗事でない恋愛劇

2018年9月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

恋愛映画というと、「甘くせつない」みたいなイメージも邦画の場合つきまとうが、この恋愛映画は刺激物だらけだ。

主人公、朝子の行動に驚く人もいるだろう。亮平を置いてかつての恋人の麦の方に行ってしまうシーン、一瞥も亮平に目もくれず、まるで機械動作のように当たり前に麦を取る朝子。余計な感情的芝居を大胆に排しているからこそ、異様さが際立つ。あの瞬間、朝子は条件反射のように麦に吸い寄せられる。

本作の原作は朝子の一人称で語られるが、映画は亮平の視点にも入り込む。その分原作よりも朝子の行動の残酷さが増しているようにも感じられるが、亮平が感じる不安感も映画では重要な要素になる。3.11の日に結ばれた二人は、傍目には中の良いカップルなのに、不安定さが拭えない。震災後の日常に妙な不安を感じた経験はないだろうか。震災前と同じ日常を送っていても何かが違うと感じる妙な感覚。
濱口監督は見事な商業映画デビューを飾った。これからの活躍も楽しみ。

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杉本穂高

4.5オリジナリティーのある恋愛物

2018年8月29日
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鑑賞方法:試写会

悲しい

楽しい

知的

原作は未読だが、柴崎友香の小説の映画化だそうで、これはなかなかオリジナリティーのあるストーリーだと感じた。瓜二つのイケメン2人をヒロインが時間差で好きになる設定は今年1月公開の「風の色」に似ているが(余談だが「風の色」の藤井武美と本作の唐田えりかは顔も似ている)、こちらは女性の作家らしく、女性側の心の動きを極めて繊細に描写しつつ、先を読ませない。濱口竜介監督も見事に演出したものだ。決して難しい話ではないのだが、キャラクターたちの感情の変化がリアルに鮮明に伝わってきて、情報過多にさえ感じられる。2時間という実際の時間以上にずっしりと見ごたえがあり、ほどよい疲労感を覚えた。

脇も達者な俳優たちが固めているが、おおむねシリアスな展開の中で、伊藤沙莉のコメディエンヌぶりがほどよい息抜きをもたらしてくれる。

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高森 郁哉

1.0柴崎さんの小説に興味があったが、、

Naotanjrさん
2021年5月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

映画をネトフリで先に見ました。朝子の会話が、棒読みにしか聞こえない。ああいう、うちに秘めた、一見おとなしいが、実は自分の意のままに生きている人、は確かにいる、でも、うちとそとでは多少違うはず、、朝子はその2面性が見えないから、セリフにしか聞こえない。亮平、麦も、感情が見えない。
友達や周りの人のほうが自然だった。
二人はやはり不自然だった。
小説をやはり読むべきか。

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Naotanjr

0.5杏がチラつく

2021年5月10日
iPhoneアプリから投稿

主演2人が壊滅的に演技が下手!!
なのに周りのキャストは豪華で色々勿体ない....
不倫報道後に観たのでまっさらな気持ちで見れなくてどうしてもこの2人がキスしたりしてると杏がチラついて仕方なかった(笑)
朝子がクズ過ぎてただ単に亮平が可哀想だったし終わり方が微妙でもやもやする....ただネコが可愛かったので星0.5あげる!
不倫するやつはゴミ以下だぞ 気をつけろ

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わんわんお

5.0美しく深い映画。唐田には不思議な魅力がある。

2021年5月8日
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鑑賞方法:VOD
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yesyesmasa

4.0想像と違った

松葉さん
2021年5月5日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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松葉

5.0悲劇のヒロインになりたい人向け

ドMさん
2021年2月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、DVD/BD

自由奔放な男に恋をしてしまった私…
周囲が反対する恋に突き進んでしまった私…
自分を愛してくれる2人の男に挟まれて、困っちゃう私…
優しい今の彼よりも、明らかに自分を不幸にしそうな元カレを選んでしまった私…
彼を傷つけてしまった罪を背負って生きていかなければならない私…
私ってわがままよね、でもどうすることもできないのっていう、不器用な感じの私…
私ってバカよね、きっと皆が私を否定するわ、という誰からも理解されない孤高の私…
おそらく、幸せとはいえない結婚生活をこれから営むことになる私…
そんな悲劇のヒロインになりきりたい人向けの映画だと思いました。
そして、
実は私、イケメン有名人の元カノなの!という優越感と、
実はとても優しいイケメン夫を手に入れたの!という幸せも、味わうことができます。
いい映画ですね。

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ドM

1.0映画世界を実践した主役の2人

2021年2月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

キネマ旬報邦画第4位とのことで鑑賞したが、
怒り心頭のまま、観終えた作品となった。

終盤、麦と北海道へ向かう途中で
車から降りた朝子へは、
亮介に
「あいつに似てたからで朝子と付き合えた」
「実は俺、めちゃくちゃラッキーちゃうか」
とまで言ってもらえ、
麦よりも何倍も一緒に過ごした亮介との日々
があるのに、この逃避行はなんなんだ!
目の前の海に入水してしまえ!
と言い放ちながら観ていた。

麦と朝子には人を愛することへの
責任と覚悟が無い。
「シェルブールの雨傘」や
「ラ・ラ・ランド」の2人のような、
やむを得ず他に愛する人が出来た相手への
理解も思いやりも無い。
人を愛するには
まだまだ人間が出来ていなく、
もっと人間性を磨いてから人を好きになれ、
というレベルだ。

そんな人間像に付き合わされる映画が、
キネマ旬報第4位というのは腑に落ちない。
家族や運命の人との消失体験は
多くの人が持つので、人間形成の話に
3・11を都合よく使って欲しくはない。

亮平は最後に寛容の心で朝子に接するが、
「俺は一生きっと、
おまえのことを信じへんね」
との彼の言葉通りに、
私には2人の行く末には暗雲しか感じない。
また、寛容を受けてる側の朝子の
目の前の汚い川を見ての「きれい」との
締めくくり科白も自分本位過ぎるままだ。

この映画では、麦と朝子の行動を若気の至り
としたいのかも知れないが、
実は単なる人間レベルの問題ではないのか。

俳優というものは、
どんなに否定的すべき人物像を
演じたとしても、
逆説的に人間道を学べるものかと思うが、
実生活でのその後の不倫騒動で
この映画の世界を実践してみせた
主役の2人は、この作品出演を通じて
何も学ばなかったのだろうか。

映画の中での未熟な2人が、
実生活での実践へ繋がっていった
との意味では皮肉に感じてしまう作品だ。

しかし、若いと未熟は同義語、だ。
しばらくは読書等で人格形成などに努め、
いずれは我々の前への成熟しての再登場
を期待したい。

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KENZO一級建築士事務所

2.5最初の引き込まれる感じはいい

2021年2月9日
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エマ  語彙力はなし 適当に見返す用です

2.0巧くて綺麗だけど

2021年2月8日
iPhoneアプリから投稿

新味なし。
無口な男女の水辺純愛は北野武からの、怪人東出昌大の吐く不穏は黒沢清からの真面目な拝借だ。
仮に濱口竜介が逸材なら「冬のソナタ」もどきなど撮らすな。
巧くて綺麗だけど全っ然面白くない。
都民にとっての311描写は正確な気がした。
非支持。

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きねまっきい

2.550

Dさん
2020年12月21日
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鑑賞方法:VOD

正直全く共感できなかった。
行動一つ一つが狂ってる。
なのに見入ってしまった。

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D

1.5

a.さん
2020年11月23日
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なんか分かんないけどがんばれ

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a.

2.0問題になる前から観たかったが、

asgy213さん
2020年11月13日
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問題になったからか、よこしまな目で観てしまうからか??共感は無いし、演技もどうなのか。。。なんだろう(;^ω^)

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asgy213

3.0男性を虜にする魅力があった!

2020年11月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

噂の2人なので気になって観ました💦
なるほどなと思った。

東出くんは、2役。
ある日、彼氏が突然いなくなり、
彼氏にソックリな男性と出逢って、交際してしまう。
まだ想いのある彼氏に再会した時、
彼女は、大好きな前彼と
優しく大切にしてくれる現在の彼氏、どちらに傾くのか。。

映画を見出した瞬間くらいから、唐田えりかさんには、男性を虜にする魅力があると思った✨✨

チワワみたいな黒目ガチな目、少し闇がありそうな雰囲気で、口数少なく静かに優しく喋る。
まさに守りたくなる女性!

ハマる男性の気持ちも理解出来る気がして、
自分の彼の浮気相手が、唐田えりかさんなら
「情熱的に好きだろから、自由にしたらいい」と別れるなと思った😂
苦しいけど、清々しいくらい、わかりやすい。

唐田えりかさん、復帰して欲しい✨✨
魅力ある女優さん🎬

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ちびmovie

4.0なりたい男

hideaquiさん
2020年10月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

最近、いまもっともかっこいい男は福山雅治じゃないかと思っていて、彼の楽曲でもっともいいのは「家族になろうよ」じゃないかと思っているのだが、なぜ「家族に」だと思うのかというと、恥ずかしい告白だがその家族観に共感するからなのだが、この「#寝ても覚めても」のヒロインは、この世に数多ある女性像のひとつのステレオタイプだと思うし、少なくない女性がこの唐田えりかに「あー、私だ」と思い、それ以上に多くの男性が、後のほうの東出昌大を「これは俺だ」と思うと考えられ、それは「家族になろうよ」の表象で、本当は先の方の東出昌大になりたかったんだけどな、と思っているはずで、そのどちらも体現しているのが福山雅治だと思うのだ。

いい映画だ。「あの夏いちばん静かな海」以来かな。

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hideaqui

1.0なにひとつ

hidezoさん
2020年9月23日
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共感出来る点が見つからないorz
面白くもない...私の感受性が低いって事で終わりにします

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hidezo

2.0エンドロールの曲がよかった

2020年9月21日
Androidアプリから投稿

川のように淀んでいても
これからも流れ続ける二人を暗示。
増水したり乾いたり汚れたり。
亮平も朝子も自分とは異なる不思議な魅力に取り憑かれるのが恋なのか。
でも朝子はまた数年後にいきなり爆発して同じことしそうだな。

関西カルチャーは馴染みなし。
言葉のニュアンスもなんとなくしかわからない。
登場人物には共感わかなかったなが、伊藤沙莉はよいと思った。

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本まぐろトロ子

2.5んーー。

Normanさん
2020年9月19日
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Norman
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