寝ても覚めてものレビュー・感想・評価
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幼稚なひと
そっくりな顔の人を好きになる。二人の彼とのきっかけも彼女の方から。唐突に聞くから変な人と思われる。興味を持つと逃げる。逃げると追いかけたくなる心理的には。それとももて遊んでいるの(意識的にやっていないとしたら怖い)
何故。
今の彼のいる前で元カレに付いていくのか。今の彼を捨てて行ってしまう彼女のきもちが理解出来ない。そして付いて行ったのに途中で今の彼のところに帰る。理解できない。(戻るなら行かなきゃいいのに)と思った
唐田えりかの話し方が文章を読んでいるかの様で幼い印象を受けた。(演出なのかも知れないが)今の彼に出会って成長したと言っていたけど 本当に ?
彼にいつまでもお前のことは信用できない。と言われて。わかってるって言ってたけど本当にわかってるの。わかっていたら戻って来れないと思う。そこが……
ちょっと腹が立った
役者はいいが
女性像が最悪。しぶとくてわがまま自己中。大人しくみえて一番ずうずうし嫌な女。不愉快極まりない。
役者はみないいだけに。気分悪い。
監督がこういう女が好きなんだね。
それと半端な関西弁が気持ち悪い。
なんで仙台の手前だったんだろう
監督の最新作がカンヌで賞を獲ったと知り
調べたら3時間の長編
とりあえずは前作を観てみようかと
あぁこれね~
レンタルで3回に分けて鑑賞
30~40分のちょうどいい頃合いで
エピソードが展開するので飽きずに引き込まれた
東日本大震災とか閖上のあたりも出てくる
大方のオトコは東出②の立場でこの映画を観るだろうから
勘弁してケロや~というところだと
まぁ人間は理屈では割りきれぬ行動をする
なんで仙台の手前だったんだろう
ヒロインはフワフワした
つかみどころがない役にはまっていた
芝居とリアルな世界の境目がわからなくなってしまったか
この作品だけでは惜しい 違うものも観てみたい
監督の次回作とかで復活してほしい
東出のBLUE/ブルーはよかった
原作があると知り意外 ちと読んでみたい気も
出だしの写真とか東出①のキャラから
難解なものを想像していたのだが
意外と分かりやすくていい映画だった
好き嫌いはあるだろう
エンドロール 富士フイルム が何故か前株になっていた
正しくは後株 一部の関係者を除けばどうでもよいことだが
【RIVER】
人は人の一体何を好きになるのか。
僕が映画のレビューを投稿し始める直前くらいに公開された映画で、あまりにも印象深くて、作品を見た後、主題歌をすぐダウンロードしたのを覚えている。
tofubeatsの”RIVER”の歌詞が、あまりにも、この作品をうまく表しているような気がしたのと、エレクトロニックにアレンジされた微妙に揺らぐ歌声も映画にマッチしているように思えたからだ。
この作品は、誰もが経験する人を愛するという心の揺らぎ、時にはゆっくり、時には急に変化する揺らぎを見つめた秀作だ。
(※ 非難は覚悟の上でだが、この作品で共演したら、主演の2人が惹かれ合うのも理解できる気がするのは僕だけじゃない気がする。特に、女性の方は、そうじゃないのかなあ。失礼しました。)
人は人の一体何を好きになるのだろうか。
価値観が同じ、趣味が一緒。
一目惚れもあれば、クッシーとマヤのようにぶつかり合った末に深く結びつくこともある。
しかし、人は、不思議と一瞬にして燃え上がった恋を忘れられないことも多い。
別れた人の幻影を雑踏のなかに探したり、別の相手に面影を求めたり。
麦は、いつも、どこかで人を支えようとしていたのだろうか。
そっくりな亮平。
朝子が抱え続ける異なる中身への違和感。
そして、定まらない心。
麦が現れたのは偶然ではないだろう。
もう、心配してもらう必要はないから。
心配されて側にいるのは、きっと愛することとは違う。
それに依存することも、愛していることとは異なるだろう。
愛することは、きっと、さまざまな想いや葛藤を抱えながら、自分自身とも向き合い、考え続けることも含んでいるのだ。
仮に、”自分のことばかり”と言われたとしても、愛するのは自分自身の気持ちのはずだ。
昔、僕も、付き合っていた人に同様に叱責されたことがある。
でも、よく考えても考えても、人を愛するのは自分自身の気持ちのはずだ。
だから、考え続けるのだ。
寝ても覚めてもだ。
それは、亮平も同じだ。
だから、自分自身の怒りと、ほのかな期待を抱え、向き合いながらジンタを大切にしていたのだ。
人は一体人の何を好きになるのか。
実はさまざまなのだろう。
反対の行動に出ることだってあるだろう。
だから、愛し合うことも含めて、ずっと人は考え続けるのだ。
寝ても覚めても。
以下、tofubeatsの”RIVER “の歌詞の抜粋
寝ても覚めても愛は
とめどなく流れる
なぞるたびに線は
太く 深く 強く
空から降った雫を
集め今たどり着いたよ
一度生まれた愛は
二度と消えることなく
空と海のあいだを
まわる まわる まわる
大雨が降ったあとに
溢れ出た気持ちをそっと
すくいあげて
ふたりの愛は
流れる川のようです
とぎれることないけど
つかめない
猫か、人か。映画にしたら面白いのはどっちだ?
写真展で見かけた男についていき、いきなりキスされたらされるまま。で、恋に落ちて、落ちたかと思えば男はふらっといなくなり、かと思えば、容姿がそっくりというだけの男をまた好きになり。
確かに、一目惚れっていうのはあるけれど、本当に愛するというのは相手の内面と通じ合うものが感じられてこそ。朝子には、内面が見えてこない。心が通い合う気配が感じられない。人という生き物は、心でつながるものではないのか、などとツラツラ考えるうち、ふと合点がいった。
この監督さん、猫を描きたかったのではないのか。朝子も、麦も、猫。内面があるかないかわからない存在。気ままに突然いなくなったり、無表情でつかみどころがないか、とおもいきやデレデレする生き物。
亮平が飼っている猫が繰り返しアップになるのは、意味あることのようにも思えてくる。最後、亮平が猫を捨てていなかったのは、朝子を捨てていないことのメタファーか。
という解釈もできないわけではない濱口竜介監督、カンヌで賞をもらったので見させてもらったけど、猫の映画にはどうも興味が持てなかった、という次第です。
柴崎さんの小説に興味があったが、、
映画をネトフリで先に見ました。朝子の会話が、棒読みにしか聞こえない。ああいう、うちに秘めた、一見おとなしいが、実は自分の意のままに生きている人、は確かにいる、でも、うちとそとでは多少違うはず、、朝子はその2面性が見えないから、セリフにしか聞こえない。亮平、麦も、感情が見えない。
友達や周りの人のほうが自然だった。
二人はやはり不自然だった。
小説をやはり読むべきか。
杏がチラつく
主演2人が壊滅的に演技が下手!!
なのに周りのキャストは豪華で色々勿体ない....
不倫報道後に観たのでまっさらな気持ちで見れなくてどうしてもこの2人がキスしたりしてると杏がチラついて仕方なかった(笑)
朝子がクズ過ぎてただ単に亮平が可哀想だったし終わり方が微妙でもやもやする....ただネコが可愛かったので星0.5あげる!
不倫するやつはゴミ以下だぞ 気をつけろ
美しく深い映画。唐田には不思議な魅力がある。
久しぶりに、映画を見て感動した。同じように感動した人が多いのだろうと思って、レビューを読んだら愕然。同じ映画を見て、ここまで受け止め方が違うとは・・・。
朝子を、「ホラー」だとか「怖い」、「性悪女」と評価する人は、この映画を誤解していると思う。朝子ほど、純粋な子はいない。麦と出会って、いきなり唇を奪われる。おそらく、朝子のファーストキスだったはず。一瞬にして恋に落ちて、そして麦は去っていく。「必ず帰ってくるよ」という無責任な言葉を残して・・・。朝子は純粋だからこそ、その後、何年も麦を待ち続けることになる。
亮平との関係がぎこちないのも、朝子が麦の言葉に縛られていたからだ。亮平が麦とは別人であることを意識する度に、亮平を避けようとする。「夢の世界の麦」と「現実の世界の亮平」は、見た目はそっくりでも、朝子にとっては別人なのである。それでも、被災地支援をする過程で、朝子は徐々に亮平の内面に惹かれていく。しかし、亮平の内面の美しさは、皮肉にも、「夢の世界の麦」を美化することにもつながる。
朝子が、亮平ではなく、麦を選んだのは、朝子が「性悪女」だからではない。「純粋」だからこその必然であった。しかし、東北の海岸で、ようやく夢から覚めることになる。防波堤の向こう側の海の存在を知らなかった麦に「軽薄さ」を感じる。同時に、亮平というかけがえのない人を失ったことに気付いた瞬間でもあった。
川辺沿いに、亮平を追いかける朝子に、日が差していく場面が美しい。二人の将来を暗示している。「一生、お前を信じることができない」という亮平の言葉は、「それでもよいのなら、もう一度、やり直そう」という朝子へのメッセージでもあった。亮平の怒っている姿は、目の前の濁流とシンクロする。そして、朝子は、濁流を見て「美しい」とつぶやく。川の流れが途絶えることがないように、二人の愛は続いていく。
想像と違った
もっとぼやっとした夢物語かと思いきや、案に相違して現実の話だった。
麦がいなくなった原因の説明がなかったので ああ死んだのだな と思っていたら世界を放浪していたという。二人乗りバイク事故の場面が前半にあったのでそれが兆しと受け取っていた。
死に別れなら主人公朝子が麦の面影を求めてしまう気持ちは理解できるが、自分に断りもなく失踪した男だったとしたら、怒りしかないのでは?と共感できなかった。
自由奔放な麦をずっと追っていたのか。
5年間付き合ってきた恋人の亮平や友人の目の前で麦の手を取り走り去った朝子。今までの展開が淡々としていたので、すごい事になったなと気分が盛り上がった。
しかし冷静に考えれば突然いなくなった麦がこれからも朝子の傍にいるとは思えず、朝子が麦と再び別れたのは納得できた。
宮城の仮設住宅の、朝子に旅費を貸したおじさんが「許してもらえないよ」の言葉には深く同意。
恋人であったが亮平の方が朝子を思う気持ちが強かったように見え、気持ちのバランスが違い過ぎると残酷だ。
亮平とこれからどういった生活が始まるのだろう?
悲劇のヒロインになりたい人向け
自由奔放な男に恋をしてしまった私…
周囲が反対する恋に突き進んでしまった私…
自分を愛してくれる2人の男に挟まれて、困っちゃう私…
優しい今の彼よりも、明らかに自分を不幸にしそうな元カレを選んでしまった私…
彼を傷つけてしまった罪を背負って生きていかなければならない私…
私ってわがままよね、でもどうすることもできないのっていう、不器用な感じの私…
私ってバカよね、きっと皆が私を否定するわ、という誰からも理解されない孤高の私…
おそらく、幸せとはいえない結婚生活をこれから営むことになる私…
そんな悲劇のヒロインになりきりたい人向けの映画だと思いました。
そして、
実は私、イケメン有名人の元カノなの!という優越感と、
実はとても優しいイケメン夫を手に入れたの!という幸せも、味わうことができます。
いい映画ですね。
映画世界を実践した主役の2人
キネマ旬報邦画第4位とのことで鑑賞したが、
怒り心頭のまま、観終えた作品となった。
終盤、麦と北海道へ向かう途中で
車から降りた朝子へは、
亮介に
「あいつに似てたからで朝子と付き合えた」
「実は俺、めちゃくちゃラッキーちゃうか」
とまで言ってもらえ、
麦よりも何倍も一緒に過ごした亮介との日々
があるのに、この逃避行はなんなんだ!
目の前の海に入水してしまえ!
と言い放ちながら観ていた。
麦と朝子には人を愛することへの
責任と覚悟が無い。
「シェルブールの雨傘」や
「ラ・ラ・ランド」の2人のような、
やむを得ず他に愛する人が出来た相手への
理解も思いやりも無い。
人を愛するには
まだまだ人間が出来ていなく、
もっと人間性を磨いてから人を好きになれ、
というレベルだ。
そんな人間像に付き合わされる映画が、
キネマ旬報第4位というのは腑に落ちない。
家族や運命の人との消失体験は
多くの人が持つので、人間形成の話に
3・11を都合よく使って欲しくはない。
亮平は最後に寛容の心で朝子に接するが、
「俺は一生きっと、
おまえのことを信じへんね」
との彼の言葉通りに、
私には2人の行く末には暗雲しか感じない。
また、寛容を受けてる側の朝子の
目の前の汚い川を見ての「きれい」との
締めくくり科白も自分本位過ぎるままだ。
この映画では、麦と朝子の行動を若気の至り
としたいのかも知れないが、
実は単なる人間レベルの問題ではないのか。
俳優というものは、
どんなに否定的すべき人物像を
演じたとしても、
逆説的に人間道を学べるものかと思うが、
実生活でのその後の不倫騒動で
この映画の世界を実践してみせた
主役の2人は、この作品出演を通じて
何も学ばなかったのだろうか。
映画の中での未熟な2人が、
実生活での実践へ繋がっていった
との意味では皮肉に感じてしまう作品だ。
しかし、若いと未熟は同義語、だ。
しばらくは読書等で人格形成などに努め、
いずれは我々の前への成熟しての再登場
を期待したい。
最初の引き込まれる感じはいい
が、最後はどうして
戻ったのかよく理解できなかったが、
レビューをよんでいると
なんとなく理解できた
感情のままに呪われたように動いたが
冷静になって戻ってきたというところだろうか
はじめはテンポもよく惹きつけられる
見せ方や音響も初めての感覚
ぎこちない関西弁もなんとか聞いていれる
恋愛って一瞬の呪いだなと感じた
誰かに勧めるほどではないが
面白かった
巧くて綺麗だけど
新味なし。
無口な男女の水辺純愛は北野武からの、怪人東出昌大の吐く不穏は黒沢清からの真面目な拝借だ。
仮に濱口竜介が逸材なら「冬のソナタ」もどきなど撮らすな。
巧くて綺麗だけど全っ然面白くない。
都民にとっての311描写は正確な気がした。
非支持。
男性を虜にする魅力があった!
噂の2人なので気になって観ました💦
なるほどなと思った。
東出くんは、2役。
ある日、彼氏が突然いなくなり、
彼氏にソックリな男性と出逢って、交際してしまう。
まだ想いのある彼氏に再会した時、
彼女は、大好きな前彼と
優しく大切にしてくれる現在の彼氏、どちらに傾くのか。。
映画を見出した瞬間くらいから、唐田えりかさんには、男性を虜にする魅力があると思った✨✨
チワワみたいな黒目ガチな目、少し闇がありそうな雰囲気で、口数少なく静かに優しく喋る。
まさに守りたくなる女性!
ハマる男性の気持ちも理解出来る気がして、
自分の彼の浮気相手が、唐田えりかさんなら
「情熱的に好きだろから、自由にしたらいい」と別れるなと思った😂
苦しいけど、清々しいくらい、わかりやすい。
唐田えりかさん、復帰して欲しい✨✨
魅力ある女優さん🎬
なりたい男
最近、いまもっともかっこいい男は福山雅治じゃないかと思っていて、彼の楽曲でもっともいいのは「家族になろうよ」じゃないかと思っているのだが、なぜ「家族に」だと思うのかというと、恥ずかしい告白だがその家族観に共感するからなのだが、この「#寝ても覚めても」のヒロインは、この世に数多ある女性像のひとつのステレオタイプだと思うし、少なくない女性がこの唐田えりかに「あー、私だ」と思い、それ以上に多くの男性が、後のほうの東出昌大を「これは俺だ」と思うと考えられ、それは「家族になろうよ」の表象で、本当は先の方の東出昌大になりたかったんだけどな、と思っているはずで、そのどちらも体現しているのが福山雅治だと思うのだ。
いい映画だ。「あの夏いちばん静かな海」以来かな。
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