祈りの幕が下りる時

劇場公開日:

祈りの幕が下りる時

解説・あらすじ

阿部寛主演、東野圭吾原作による「新参者」シリーズの完結編。東野の人気ミステリー「加賀恭一郎シリーズ」第10作の映画化で、2010年に放送された連続ドラマ「新参者」、2本のスペシャルドラマ、映画「麒麟の翼 劇場版・新参者」に続き、阿部が主人公の刑事・加賀恭一郎を演じる。父との確執、母の失踪など、これまで明かされることがなかった加賀自身の謎が明らかとなる。東京都葛飾区小菅のアパートで滋賀県在住の押谷道子の絞殺死体が発見された。アパートの住人も姿を消し、住人と押谷の接点は見つからず、滋賀県在住の押谷が東京で殺された理由もわからず捜査は難航する。捜査を進める中で加賀は、押谷が中学の同級生で演出家の浅居博美をたずねて東京にやってきたことを突き止めるが……。演出家の浅居博美役を松嶋菜々子が演じるほか、山崎努、及川光博、溝端淳平、田中麗奈、伊藤蘭、小日向文世らが顔をそろえる。監督は「半沢直樹」「下町ロケット」「3年B組金八先生」など数多くのヒットドラマを手がけた福澤克雄。

2018年製作/119分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2018年1月27日

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(C)2018 映画「祈りの幕が下りる時」製作委員会

映画レビュー

3.5「半沢直樹」監督 meets 東野圭吾

2020年8月11日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

「半沢直樹」をはじめとする池井戸潤氏の原作のドラマ化、映画化といえば真っ先に名前が浮上するのは、TBSの福澤克雄氏。その福澤監督が手がける今作は、東野圭吾原作「新参者」シリーズの完結編となるわけだが、最もセンチメンタルな内容になっているかもしれない。
阿部寛と溝端淳平のコンビはもちろん良いのだが、浅居博美に扮した松嶋菜々子(現在)、飯豊まりえ(20歳当時)、桜田ひより(14歳当時)が素晴らしかった。撮影前や撮影中に綿密な打ち合わせなどはしていないと聞いているので、若い2人が松嶋のこれまでの芝居を細部にわたり検証して寄せていったことになる。
「半沢直樹」とはまた異なる福澤監督の演出を堪能することができる作品だ。

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大塚史貴

4.0随分と骨太

2025年5月1日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

カワイイ

2016年公開なので、10年近く前の作品になる。
思っていた以上に阿部寛が若い。
今となっては流石、と言わざるをえないが、桜田ひよりと飯豊まりえの演技が素晴らしい。
松嶋菜々子の芝居も、キャリア最高ではないだろうか。そんな松嶋菜々子の若い頃を
説得力のある芝居で演じた彼女たちは、本当に胸を打つ瞬間ばかりだった。

確かに前半は、どこかツルッとしたまな板の上で勝手に話が滑って行ってるような印象だったが、阿部ちゃんが自分の内面に目を向けた一人語りから、物語が地に脚を伸ばした感覚があった。
同作家のガリレオ以上に重く、深く、悲しい物語を、怒涛の後半で堪能できた。
砂の器的、悲劇の連鎖が好きな団塊の世代にはたまらないだろう。

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fujitaka1217

4.0悲しいはなし

2025年4月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

怖い

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新れいすけ

どこで泣けて、最後のどんでん返しはどこにあるのか?

2025年3月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
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マサシ

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