あゝ、荒野 後篇
劇場公開日 2017年10月21日
解説
「帝一の國」の菅田将暉と「息もできない」のヤン・イクチュンがダブル主演を務め、寺山修司が遺した唯一の長編小説「あゝ、荒野」の舞台を近未来の新宿に移して実写映画化した2部作の後編。ボクシングのプロデビュー戦を終え、トレーニングに励む毎日を送る新次とバリカン。宿敵である裕二との対戦に闘志を燃やす新次は、自分の父親の死にまつわるバリカンとの宿命を知ってしまう。一方、バリカンは図書館で出会った京子に初めての恋をするが、彼の孤独が満たされることはない。やがてバリカンは自身の殻を打ち破るべく、兄弟のように過ごしてきた新次との日常を捨てることを決意。戦うことでしか繋がることのできない2人の死闘の日々がはじまる。共演に「踊る大捜査線」シリーズのユースケ・サンタマリア、「ぐるりのこと。」の木村多江、「HiGH&LOW」シリーズの山田裕貴。「二重生活」の岸善幸監督がメガホンをとる。
2017年製作/147分/R15+/日本
配給:スターサンズ
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菅田将暉とヤン・イクチュンの対比的な役の設定が面白い。二人の動と静の演技はまぶしすぎるほど。
リアルあしたのジョー。壮絶なラストは観る者の肺腑を抉る感じ。満点。
これ劇場で見て良かったなって改めて思う
今回動画で見直したけど前後編一気に見てしまった
ヤン・イクチュンが良すぎてヤバい
生と死って事やと思うけど自殺サークル関連はいらない
2021年11月4日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
通算3回目の視聴。
菅田将暉のポテンシャルをものの見事に引き出した快作。
皆様のご指摘のように冗長な部分はありますが、原作の世界観をシンメトリックに現代に蘇らせるためには必要だったのだと推察します。
・戦後の復興→東京オリンピック(昭和)→ベトナム戦争と日米安保に対する若者の反発
・震災からの復興→東京オリンピック2020→保守一極政権による右傾化への若者の危機感
この最後の部分”若者の危機感”を描くのにかなり無理があったのでしょう。
それにつけても菅田将暉とヤンイクチュンの役への入り込みは凄いの一言。
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