孤狼の血のレビュー・感想・評価
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しっかりと組み立てられたストーリーも面白いです。
映画『孤狼の血』の感想です。
ブログではネタバレありで書いています。
監督:白石和彌
制作年:2018年
制作国:日本
日本アカデミー賞 4部門
【あらすじ】
昭和63年、広島を舞台にしたヤクザの抗争と刑事二人の物語。
服役する尾谷組の組長の釈放前にそのシマを荒らす五十子会。
ベテラン刑事の大上は二つの組織に取り入りながら抗争を避けようとする。
その大上と組む新人刑事の日岡は、癒着や強請を厭わない大上のやり方に不信を感じるが。。。
【感想】
★★☆ とんでもなく面白かったです。
オープニングのグロい映像に最後まで観れるか不安でしたが、脳内麻痺してアドレナリン全開で最後まで観ました。
過激な暴力や欠落した正義感が目立つ一方で、しっかりと組み立てられたストーリーも面白いです。
狂気を感じる役所広司や、目覚めていく松坂桃李の存在感も抜群です。
昭和の雰囲気がよく出てる
孤狼の血レベルⅡを映画館で観ることにしたので、その前日に初作をアマゾンプライムで観た。2018年作だけれど、映像の色合いや背景が昭和を醸し出していて作りこんでいて、さすがはプロのスタッフの世界。
役所広司は裏社会にいても根の優しさをにじませる役はハマり役で、見ごたえはある。松坂桃李は終盤にいくにつれて目がすごんできてよかった。
セリフが多いのと、説明ナレーションが挿入されるのはあまり好みではなかった。またグロいカットがあるのは目をつぶりたくなる。
ただ、全体として雰囲気がまとまっていたので、最後まで観れた。
凄まじい暴力描写の嵐!
以前1回目を観た際に、暴力描写の凄まじさに、まさにビックリ、ドッキリ、クリと〇〇!😳という邦画独特のすごいインパクトのある作品だなぁという印象でした。
一方で初見では暴力団組織の対立構造が複雑でその為人間関係が今イチ理解出来ない部分がありました。
それもあって原作を読んだ後に再びAmazonで観た所、ストーリーが理解出来る分より一層演技の方にも集中出来て配役の絶妙なセンスに脱帽しました。主役の二人は言わずもがなですが、個人的には特に真木よう子がよかったなあ😚
ガミさんの鬼を狩る鬼の様な一見めちゃくちゃなアプローチに全く付いて行けなかったエリート日岡は、自分は「何が正義か」わかっているつもりが、実は何も見えていなかったという構造はよくあるアプローチながらも非常に丁寧に作り込みがなされていてよかったと思います。
続編に期待です😙
2もよかったが、、
Level2を見てからそう言えば1ってあんま覚えてないな〜と再鑑賞。
再び見るとやはり2と比較してしまうが、こちらのがドラマとして完成している。
役所広司はやはり1.2段上、まさに役者が違う。
一見汚れた粗暴な刑事だが優しさと頭の良さ、如何に人々を守ろうとする強い思い、それが1人の人間として描かれていて涙が出てきてしまった。
途中変な恋愛模様はいらないよなぁと思ってたがそこも大上さんの仕掛けってのがよいよね。
失踪してから徐々に大上の行動や思いがわかってくるのが心憎い演出で。
日岡も心を打たれてああなるよね。
2の日岡もよかったが、どうしても魅力的には弱い。
大上のキャラクターもあるが成り切った役所広司は本当にすごい。
今作の役者は本当に素晴らしい役者ばかり。
2は役者とキャラクター重視のエンターテイメントに寄ってしまっていたが、やはり1のガツンと響くドラマは素晴らしいの一言。
ハードルをあげすぎるな❗
『凶悪』は見た記憶を無意識に封印するくらいのインパクトがあった。えげつなく救いがないからだ。この映画にそれを求めると拍子抜けする。しかし作品の出来はいい。チョッと纏まりすぎているくらいだ🎵続編は鈴木亮平が見せてくれそうだ❗楽しみ。
怖い、でも観た
白石監督が東映任侠映画をリブートしたような映画というのは知っていた。
妻がヤクザ映画が苦手なので、劇場では観られなかったので、ネトフリで視聴(アマプラにも入っている)。
あー、一人でも映画館で観たら良かった。確かに東映映画のようにエロ、グロが多い。自分もグロは苦手(エロは大丈夫)なので危うい部分は眼を瞑っていた。
しかし、役所広司、松坂桃李の演技の凄さ、真木よう子の色っぽさに震えた、特に時間経過とともに、どんどん表情が変わっていく松坂桃李は凄かった。
役所広司抜きでも
役所広司がいると作品が成立してしまうところがあるが、この映画は松坂桃李もハッスルしていて磁場がほかにも起こっている。石橋蓮司の配置は手抜きで卑怯だなと思ったが、江口洋介がきちんと落とし前つけて際立っている。
しかしみんな楽しそうに演技してる。筋書きはシンプルなので、役者それぞれ演技だけ見ていても十分楽しめました。
役所広司、怪演。松坂桃李、好演。
主演の2人に惹きつけられた。
他も上手いが(江口洋介と真木よう子以外)、主演の2人が圧倒的。
ヤクザ映画には名演がつきもの。
広島訛りが、本物感を際立たせている。
甘くない終わり方も良し。
悪い漢ばかりで何が正義かわからなくなる
あっかんです、役所広司の凄いこと。松岡桃李演じる実直な日岡の顔がラストには全く別人のように変わる。目を覆いたくなるシーンも多いけど目が離せない。
レベル2は映画館で観たい。この手の作品は何処の映画館で見るかチョイスが難しいんですが(笑)
これはやべぇ
展開も演技もテンポもかなり良く、
観ていてあっという間だった。
邦画の場合は葛藤とかをキャラ付けのために
淡々延々と感情的な描写で叫び散らす
みたいなのが多い。
車移動中になぜか車を止めて外に出て
雨の中自分語りが始まるとか笑
そういうクドさがほとんどと言ってない。
冷酷で、躊躇がない。
だから気持ちがいいし、おっかない。
個人的に一番ヤバさを感じたのは、
ガミさんの仇を養豚場でブチ切れて
殴りまくるシーン。
意図的に長くしてあるんだろうけど、
顔がどんどんボコボコになっていく過程で、
何か新しい感情が生まれてきそうだった。
冷や汗を通り越して、
本当に人殺した感覚ってこんな感覚だろうなって。
笑いもあり、話に仕掛けもあり、
何よりヒリヒリした緊張感あり。
日本映画ではナンバー1なんじゃないかって
思ったなー!!
次回作はガミさん無しで
映画に納得感や満足感があるのか不安だけど
観てみようと思います。
警察なんて
ヤクザがいることで成り立つ商売だし、街宣も反日がいるから成り立ちわけで、どっちも同じ穴の狢である。
だから何も知らず関わらない人間が一方に肩入れをして一方を攻め立てるとバランスは崩れ騒がしくなるものである。故に関わらない人間が目指すべき姿は触れない肩持たない関わらない。だろうな。と当たり前の結論に至るのである◎
邦画らしさ
邦画の個性が出る作品って本作みたいな作品だと思います。日本人のメンタリティが分かるというか、なんやかんや言って、人情劇が好きじゃないですか。それに役のキャラクターが濃いので俳優がイキイキしてました。演じていて楽しいんじゃなかろうか。中でも石橋蓮司はサイコー。
75点
随分前に劇場鑑賞しましたが、そろそろレベル2が上映とのことで今更ですが、、、
松坂桃李主演新聞記者と役所広司主演すばらしき世界は、この孤狼の血がなかったらオファー来てないんじゃないかなって思った。
松坂桃李はこれまでスーツきてしっかりしてる人の役あまりなかったし、役所広司もここまで彼にフォーカスを当てて人間臭さをあらわにしてる作品もなかった気がする。
両方とも孤狼の血から来てる気がして、それぞれの素晴らしい作品が誕生した原点だと思うと本当にこの作品があって良かったと思った。
無印孤狼の血ではまだなよなよしてた松坂桃李がレベル2でどこまで役所広司の血を継いでるか楽しみ。
映画『孤狼の血 LEVEL2』が2021年8月20日(金)に公開
2度目の鑑賞
続編が公開されると聞いて
原作未読
バイオレンス映画で定評がある白石監督
時代は88年
翌年は平成
ポケベルとか懐かしい
昔の実録ヤクザ映画を彷彿させる静止画とナレーション
オマージュだろう
東映ヤクザ映画最高!
やっぱりヤクザ映画といえば広島弁が一番
「平和都市」に暴力団がよく似合う
新聞記者までヤクザっぽい
役所演じるマル暴の破天荒なベテラン刑事と松阪演じる本署から異動してきた学士様の若手刑事のコンビ
ヤクザ役の中村倫也が良い
TEAM NACSの最年少音尾琢真も良かった
一番年下という事実を受け入れ難い
石橋蓮司はここでも組長
暴力と暴言にに特化して「無駄」を削ぎ落とした『アウトレイジ』に比べると女優陣も若干華やかでヤクザ絡みでたしかにグロいが娯楽性は高い
おっぱいもたくさん出る
真木ようこは乳出さないけど
広島市は実名で呉原は架空という謎
エンドロールカッコいい
続編は役所広司無しで不安だが必ず観ようと思う
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