ゴースト・イン・ザ・シェルのレビュー・感想・評価
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リスペクト感ぱないです! 4DX吹替版
ストーリーは攻殻機動隊パラレルワールドっていう感じ。こういう組み立てもありだね、って感じ。でもまがいもの感やパクリやがったな、という感じはありません。タイトルにあるように、攻殻機動隊に対する愛情、リスペクト感に溢れています。
至るところに押井版の様々なシーンを実写でCGをふんだんに使い再現しているのは見事だし(光学迷彩の素子が宴席に殴り込むシーンと、光学迷彩の素子の水盤上での格闘シーンとか、アジアンテイストの雑踏を背景に素子が空を見上げるカットとか)また「クゼ」も登場するし、リボルバー(使う人は違いますが)のような小物、押井版の川井さんのテーマ音楽も登場しこれでもか、とこれまでの設定や世界観を丁寧にコラージュしています。
攻殻機動隊を全く知らない人でも楽しめますし、私のようなそれなりのファンでも十分に楽しめました。
あえて吹替版を選択しましたが、声優さんは声オリジナル版!こういうところにも愛情が感じられます!
北野映画100本分
一作目の劇場版攻殻機動隊とイノセンスとS.A.C. 2nd GIGとか色々混じってた。
外国と日本がごっちゃになってた。
映像が綺麗で犬が可愛かった。
吹替版は、アニメと同じ声優さんで良かったでした。
まあまあ面白かったでした。
吹き替え良いね👍
デッカードが早めに気付いてバッティと分かり合う『ブレードランナー』
決着をつけていいのか
実写によって身体を獲得したからこそ、映像として義体を獲得した身体の躍動感を感じられた。それにより自分という存在はどこまでが自分なのかという身体論が弾力を帯びて感じることができた。これはアニメーションでは実現できなかった事だと思う。
アニメーションの攻殻機動隊では"Ghost"という言葉の真髄、自分の意志はどこに存在するのか、何をもって自分が自分であるかといえるのかという哲学的な問いを深海を潜るように探り、尚且つ決着をつけないような作品であったと思う。
それはそれで素晴らしいが、この作品は実写であるわけで実現できる描写的記号は別にある。真価としてはまた別の作品なのだろうと思った。逆に言えばアニメーションはそこまで深く潜ることを可能にする記号なのだと気付いた。
良かったと思います
IMAX3D(字幕)で観ました。
ストーリーは正直攻殻機動隊のものではなかったです。
ただ絵面はアニメを追えていたと思います。
本来の攻殻機動隊は今起きていること、内面的な電脳の世界をひたすら追いかけることであるのに対して、今作品はスカーレット演じるミラ(後の素子)の過去を追いかける作品であったことに違いがあります。
作品としては僕は良かったと思います。
ただ攻殻機動隊の名を冠するなら電脳にかかる内面的な話に特化して貰いたかった所もあります。
なので評価は4としました。
余談ですが字幕が非常に見やすかったです。
そしてたけしが唯一日本語であったため英会話の中に日本語が混ざってしまい僕の脳が音声を聞くことを拒否してしまってました(笑)
世界の北野武(笑)
凡作だが映像は秀逸
最近3D映画を観るたびに、2Dでよかったと思うことが多々あったので、この映画も2Dの吹替版で観たが、もしかしたら3Dのほうがよかったかもしれない。それに字幕版がよかったかもしれない。
舞台は近未来というよりも遥か未来と思われる設定で、街の様子が賑やかすぎてうるさく感じられる。風俗はニューヨークと東京と京都のミックスみたいで、著しく雑然としている。絶対に住みたくない街のひとつだ。言うなればテクノロジーが高度に発達したスラムのようで、街として既に壊れている感じがある。しかし面白い。
この街にはもはや守るべき秩序も美観も存在しないのではないか。主人公の属する公安は何を守ろうと言うのか。そんなイメージがしてほぼ感情移入は不可能である。
この映画は最初から観客の感情移入など望んでいないようだ。ひたすら作品の世界を描くことだけに専念している。オタク的な世界観でリアリティに乏しいが、映像は秀逸でそれなりに楽しめる。ストーリーだけからすれば、二度目を観る気は起こらないが、映像が凄いので、3Dの字幕版でもう一度観たくなる。
それにしてもアメリカ映画というのは、どうしても作品のモチーフを家族愛とか恋人への思いといったステレオタイプのテーマにしてしまいがちである。本作も例外ではない。
桃井かおりとスカーレット・ヨハンソンの二人の場面は、この組合せ自体が奇想天外で、違和感たっぷりだった。この場面からどことなく感じた現実味の乏しさは、作品そのものの現実味の乏しさに通じるものであった。
褒められた作品ではないが、雑然としたカオスみたいな未来都市の映像は一見に価する。わざわざ時間を作って観に行くほどではなく、ヒマなときに3Dの字幕版で見ることをおすすめする。
普通に面白かった!
もともと攻殻機動隊は
あまり知らなかったのと
期待半分不安半分で見たおかげか
なかなかに面白かった!
にわか程度の知識でも「おっ!」と
なるシーンも多く 攻殻機動隊っぽい世界観やストーリーにも満足
ただアクションがもう一つだったかな
少佐の誕生譚がメインだったのから
続編があるなら大いに期待!
魂と体
事件を追う内に自身の秘密と企業の陰謀を暴く話
またしても、頼んでないのにハリウッドが制作してくれた、日本原作のSF大作。
いい加減、原作やアニメが完成している作品をリメイクなり実写化するのは止めて頂きたいのだが、
ニワカ功殻ファンとして鑑賞してしまった。
結論から言うと、驚く様なシーンや効果もなくただアニメ映画を実写化しただけの、微妙な作品だった。
物語は「ゴースト・イン・ザ・シェル」と「イノセンス」を足して3で割った様な話。
特筆していい所もないし悪い所も無い(ハードルを下げていたからかも)
近未来感とゴミゴミしさ、東洋の魔窟感はなかなか表現できていたと思うし、作品ファンならちょっと嬉しい背景、カットなどが多く存在した。
かなりアニメ映画と同じシーンが使われているので、所々でニヤリとしてしまった。
OPの義体製造過程や芸者ロボの顔が開く所、検視医の目が上にずれる所とか本当に細々とアニメ映画のシーンとかぶせてくる。
キャラクターの設定や原作の根幹は本作でかなり改変されていたので、気になる人は気になると思った。
しかし、このような見えている地雷作品を劇場で見るような人々は覚悟を決めているだろうし、期待してないだろうから、落胆も少ないことだろう。
自分はかなりハードルを下げていたので、落胆よりむしろ感謝だった。
内容はさて置き、日本の作品をこんなに気合いれて作ってくれて的な意味で。
映画が始まってから各社のロゴが出てくるのだが、まさかのドリームワークスで始まったので驚いたし、ちょっとだけ期待値が上がったものの次の上海電影でなんとなく不安になったのは言うまでもない。
特筆して悪い所が無いと記述したが、強いて言えば。
素子役がスカーレット・ヨハンソンなのだが、体系がちょっとふとましく見えた所だろう。
光学迷彩(肌色の全身タイツ)で動き回るのだが、失礼ながらちょっと見苦しい。もっとお腹周りを細くして頂きたかった。
課長役の武はセリフが日本語だったが、ちょっと聞き取りずらいしキャラクターが掴めていない様な演技に思えた。
武が出ているSFだとキアヌ・リーブス主演の「JM」を思い出すが、本作は「JM」からもなにかしら影響を受けているのではないだろうか。
作品自体はあまり面白くないと感じたが、実写化したことで「ゴースト・イン・ザ・シェル」の作品自体に世間が触れる機会が増えた事はありがたいと思った。
劇中セリフより
「狐を狩るのにウサギをよこすな」
実力を読み違えた相手に対して、圧倒した後に言ってみたい。
まあそんな機会なんてめったにないんですけどね・・・
「吹き替え版」で観て、大正解‼︎
オリジナルアニメは見たことない。
が、パトレイバーが大好きなので
押井守つながりで、名前くらいは知っている。
そんな程度の知識の私が見た結果。
うん。そこそこ楽しめた。
正直、期待しすぎてた感は否めないが
その要因は「吹き替え版」を見たからだろう。
とにかく、バトー役の大塚さんには痺れた。
どこかで聞いたことがある声だと思ったら
スティーブンセガールの声だった。
オリジナルのバトーを知らない私でさえも
これ以上ないくらい、しっくり来た。
話題集めのため、タレント声優を起用する
最近の洋画の吹き替えに再度、
一石を投じてほしい。
映像的にはサイバーで
パンクな雰囲気は好きだった。
が、かなりの「中華臭」が(^^;;
欧米の観客にはどう映るんだろうなと
ちょっと心配。
余談中の余談だが
劇中の「HANKA」の看板が
南海部品のロゴの「NANKAI」に見えて
しょうがなかった(^^;;
バイク乗りあるある?だと思うのだが。
評価がくっきり分かれている作品だけに
これを機にちゃんと押井版の
「GIS」を見てみようと思った。
なかなか良く出来てる作品
総合評価としては、なかなか良く出来ている作品だと思う。
原作と同じシーンを、これでもか!というほど使用してたのはたまらなかった。
キャラの立ち位置としては、下記のような解釈として捉えたので、多少違和感は薄らいだ。
クゼ=人形使い+クゼ(2ndGIG)
HANKA=6課+メガテク・ボディ社
桃井かおり=骨董品屋の店主(2ndGIG)
野良犬=バトーが飼っていた犬(イノセンス)
メインテーマが、変更されているのが納得できない。
本作では「消された過去や上書きされた記憶に疑問を持ち、本当の自分を探して、最後に見つけるハッピーエンドストーリー」
原題は、そもそも自分は『人間』なのか。創り出された『モノ』ではないか。自分のゴーストは何なのか。その解となるような人形使いにダイブする事で確かめようとするが、融合して、上部構造に移行した『モノ』になってしまう。
故に、「ゴースト」という定義が希薄になり、『そう囁くのよ。私のゴーストが』というセリフが登場しない。
最後にクゼと融合しなくて良かった。そんな事になったら、ちんけなSFラブストーリーに成り下がってただろうから。
原作を知らない初見の人にはどんなSF映画と感じるのだろうか。哲学的な要素が全く無い作品なので、「これが攻殻か…」と誤解されないか心配だな。
酷評が分からない。
スカヨハかっこよすぎ
中国ゴリ押し映画です。
映画としては面白かった
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