ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章

劇場公開日:

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章

解説

シリーズ累計発行部数1億部を超える荒木飛呂彦の大ヒットコミック「ジョジョの奇妙な冒険」初の実写映画化作。東宝とワーナー・ブラザース映画が初タッグを組み、原作の第4部「ダイヤモンドは砕けない」を、三池崇史監督×山崎賢人主演でスクリーンに描き出す。共演には神木隆之介、小松菜奈、山田孝之、伊勢谷友介ら豪華キャストが集う。美しい海辺の町・杜王町(もりおうちょう)に暮らし、見た目こそ不良だが心根は優しい高校生の東方仗助は、「スタンド」と呼ばれる特殊能力の持ち主。仗助のスタンドは、触れるだけで他人のケガや壊れたものを直すことができるというものだった。一見すると平和に見える杜王町では、このところ不審な変死事件が続発しており、一連の事件が自分とは別のスタンドを使う者たちによる犯行だと知った仗助は、町を守るために立ち上がる。

2017年製作/118分/G/日本
配給:東宝、ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2017年8月4日

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(C)2017 映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」製作委員会 (C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

映画レビュー

0.5「荒木」と「三池」の「奇妙」な「冒険」はそこにあるのか?いち映画ファンのおっさんは本作をこう見た!!

2017年8月13日
PCから投稿

荒木飛呂彦氏の原作である漫画「ジョジョ」を日本の商業映画において、もっとも自由に撮れる三池崇史が撮る、という。以前、「無限の住人」のレビューでも書いたが、三池崇史にとって、漫画原作こそ真骨頂、と思っている俺からすると、「観れる映画以上、名作以下」ぐらいのモノになる、とは思っていた。 本来なら、この組合わせは、何らかの化学反応がおこるものだ。あのつまらない原作「テラフォーマーズ」をあそこまで面白く観れる映画に仕立て上げてしまうのが三池だ。 唯一の不安は「原作ファン」の存在。映画「ジョジョ」への期待、あるいは評価、とはどうも「世界観の再現」らしい。そしてこのファンの数は「テラフォーマーズ」「無限の住人」の比ではない。 映画は誰に向けてに作られるのか?本来はお客さんのためだが、作り手自身のため、というのもあろう。だが、「お金を出した人のため」という側面も当然ある。 これはマズイ。 そこに「荒木」の「三池」の「黄金の心」は宿るのか? 「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第1章」 ・ ・ ・ ここからは、原作ファンも、そして三池ファンも読まないほうがイイ。いち映画ファンとしての戯言だと思ってほしい。 ・ ・ ・ 荒木飛呂彦氏も三池監督もこれまでの作品群で、ファンの顔色を窺ったり、人気取りの行動を行ったことがない、とは決して言わない。 だが、本作は作り手が「模写」や「雰囲気」に力を注力し、ファンの顔色をうかがうような作品に「しようとしている」結果になった。荒木氏と三池氏の組み合わせでこの結果は最悪だ。 だが、この作品を見て「まあまあ」という評価を下す「原作ファン」も「映画ファン」はもっと最悪だ。 今のところ、ここのレビューで好評な部分について、すべて逆の意見を言おう。できるだけ原作との比較でなく、映画単体で話そう。 1)俳優とキャラクターについて 神木隆之介の高校生はもう無理。伊勢谷友介細すぎ。 まあ、「コスプレ」と「スタンドの力」という意味ではこの辺はどうでもよいかもしれない。ただし山田孝之の「アンジェロ」がひどい。もっと変態の役でこそ、「アンジェロ」であり、「山田孝之」では。 2)舞台について オレからすると杜王町は純日本の風景を持つ街だと思っている。だからこそのヤンキーの街であり、日常の中に恐怖が潜み、その日常の生活を守るために、少年たちが悪と戦う。という話だ。 日本ではないどこか、である必要は全くないし、むしろ逆だ。 第一わざわざ海外ロケに行ったところ、大して背景役に立ってない。どうにも「予算確保」にしか見えない。 3)ストーリー 本作、「最初の掴み」が悪すぎる。そして「一見さんお断り」というか、「一見さん来たらラッキー!でも不親切でごめんなさいね」という半分詐欺まがいなつくり。 だが、そもそも原作も本作のあたりは、設定がかなりいい加減だし、盛り上がらない。ラストが変わっててどうのこうの、言うより、全編、ひねりが何もないので、こちらは登場人物の初登場場面でニヤニヤするだけ。 ファンが「ただ後追いするのみ」のストーリーで、最悪。 4)映像と音楽 CGのアラをごまかすためか、全編画面が暗い。この暗さは原作第4部のカラーではない。まあ、それを置いておいても、ヤンキー映画の名手であろう三池がヤンキーのでる映画でここまで映像面でビビっているのは観たことない。 漫画らしい決め画もないし、映画ならでは、な構図もない。 「ジョジョ立ち」しろ、とは言わないがヤンキーとジョジョ立ちって意外に相性あうと思うので、三池らしい「おふざけ」が一切なくなったのは本当に悲しい。 音楽はただただ気持ち悪いだけ。 5)スタンド CGであることははじめからわかるのだから、もっと「カラフル」に「ファンキー」であるべきだ。 多少違和感があっても、というより、「違和感」が本来この作品を楽しむ大きな要因ではなかったのか。 バッドカンパニーのビジュアルを絶賛している人が多いが、あんなの「CG技術」であって、作家性ゼロ。 「いいモノ」をつくる、という視点がここでもブレブレ。 6)最後に 「黄金の心」を持った、「荒木」と「三池」の「奇妙」な「冒険」が見れないようでは、いち映画ファンとしては、本作全く見るべきものがないし、続編は全く見る気が無くなった、というのが結論。

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しんざん

1.5ジョジョだと思ってる奇妙な冒険

2024年9月5日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

タッパのないチャラい仗助 長ランの袖余ってますよ ひょろひょろの承太郎 テンポも間も悪い スタンドのCGだけ一級品でした 全編フルCGでもう一度作って頂きたい

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高い坂

3.5特徴的な世界観を再現した景色やCGが見ごたえがある

2024年3月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

ロケ地は日本の他にスペイン。 バルセロナやシッチェスの歴史的建造物が見ごたえがある。 個性的な恰好の登場人物(豪華俳優陣)たちとVFXも凄い。 ☆リーゼントと独特な制服の長身のジョジョこと東方仗助(山崎賢人)。 ☆普通という設定だが違和感のない程度にオシャレな恰好の康一(神木隆之介)。 ☆監督からあまり細かい指示はなかった(とパンフレットで語る)小松奈々さんが演じる由花子もロングヘアとシンプルながらも少し風変わりな容姿で見栄えする。 ☆髪型も衣装も抜群に素敵で、主役級の雰囲気がある虹村形兆(岡田将生)。 ☆髪も顔も普通じゃない奇抜さで存在感のある形兆の弟、虹村億泰(新田真剣佑)。 ☆仗助の母(観月ありさ)と祖父の良平(國村 隼)は見た目ナチュラルでも十分特徴的。 ☆アンジェロこと片桐安十郎(山田孝之)は悪魔のような顔だけで怖い。 ☆伊勢谷友介さん演じる空条承太郎は、白で統一されたファッションが素敵。 帽子かぶったまま戦うのって三次元にすると変だ。 ☆CGで作ったクレイジー・ダイヤモンド、スタープラチナ、アクア・ネックレス、ザ・ハンド、バッド・カンパニーが迫力がある。 ☆今作のファッションは、全体的に吉川晃司と布袋寅泰のユニット”complex”のようだなと個人的に思った(どっちが誰というほど似てるわけではないが)。 ☆杜王町は警察官の良平が守っている...他の警察官が出てこないし、給料や法律の設定はなさそう。 ☆ヘアスタイルをバカにされることだけは我慢ならないジョジョ...髪型に自信があるなら、けなされても怒らずほっとけばいいのだが、きっとデリケートな性格なのだ。 今作は”第一章”。 続編に期待。

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Don-chan

4.0続編。希望です

2024年3月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

怖い

原作マンガは読んでませんが 刺激的な作りがおもしろかった ジョジョの山﨑賢人も ゴールデンカムイ並みによかった いま、輝かしい 神木くん小松奈菜ちゃん 新田真剣佑さん山田孝之さん そして・・ 岡田将生さんの悪役が板についている (最近ゴールドボーイを観た後なので) VFXも素晴らしいしミニチュアを 使った戦車や兵隊、ヘリコプターなど 楽しめる要素がたくさんあった エンドロールで意味ありげな …予告があったけど 続編も期待したい所…ですが 時間が経っているのでどうかな

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しろくろぱんだ

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