羊の木のレビュー・感想・評価
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偏見
殺人を犯した人は普通の人とは違って変な人
っていうベースで話を作っている様に思えて、
好きになれない。
一見普通に見える人は、普通ではなく、
危なく見える人は、危ないながらも馴染んで
行くという構造も安易過ぎる。
乗れなかった
全くと言って良いほど響かなかった。
6人の殺人犯が同じ市にやって来るなんて、
ワクワクしかない!と思って見たら、最初にやってくる受刑者それぞれのカットがピークで盛り上がらずに終わった。
理由はともあれ、殺人を犯した人間をすぐ友達と言って、その横で寝てしまう主人公、どれだけ鈍感なのよと思ってしまった。
受刑者6人もいたら、変わる者変わらない者、やめようと思ってもまたやってしまう者、それぞれが交わって大事件になる事を楽しみにしてたのに、
信じる、信じない、人は変われる。みたいなところに重きを置いて。とてもこじんまりしてガッカリだった。
松田龍平は本に人をハエの如く殺してそうな雰囲気で凄かったけど、言ってる事は意味が分からなかった。
ラストは何なのだろう?やり直したかったのか?死にたかったのか?勝手にやれよって感じで、全く響かなかった。
主人公の気持ちが一番意味分からない。
やっぱり松田龍平は異様
内容はちょっといい話のヒューマンドラマ&サスペンスって感じ。
個人的には床屋とクリーニング屋がいい話で好き。
松田龍平って基本ポーカーフェイスでなに考えてるかわからないし、雰囲気が異様でこの役にすごく合ってる気がする。
多面的
人は、「良い人」「悪い人」「優しい人」「怖い人」と単純に決めつけた方が楽ですが、一面では分からない多面的な生き物というのが上手く描かれていました。嫌な奴かもと思ったら、情に厚かったり。良い人が、人を殺していたり。そう、人生色んな事が積み重なって結果がある様に、人間も色んな顔を持っているのです。摩訶不思議な神話は、人間の本質を突くお話なのかもしれないですね。
のろろ様の逸話は理解しておきましょう。
仮釈放された6人の元受刑者を受け入れた町の物語。吉田大八監督の独特の作品センスも今回あり。
6人の人物設定が前半から分かり易過ぎて、私はチト面を喰らった。
また、受刑者6人の内、実際に物語に上手く絡んだのは2人。あと4人もう少し絡む事は出来なかったのか?と思う。皆バラバラ、ゴーイングマイウェイ過ぎてる。
出来ないなら受刑者の数減らすとか。
(監督作風らしいと言われれば、それまで。)
ジャンプとののろ様活躍シーンにはビックリw。
元受刑者よりも、元受刑者に対してごく普通に関わろうとする周りの人間に焦点を合わせている様な映画でした。シンプルですけど。
ちょっと変わった感覚の映画でした。
普通
町の活性化のために6人が町に迎えられた。
その6人は、実は刑務所から出てきた人たちだった。
6人は会ってはいけなかったが、祭りの日に会ってしまった。
それから、杉山がほかの人たちに悪さをしようと持ち掛ける。
宮腰の秘密を握った杉山が脅すが、逆に殺されてしまう。
そして、宮腰は友達の月末と一緒に村の伝説を試すことにしたという内容だった。
6人全員が悪さをするかと思いましたが、結局は2人しか悪さをしなかったのが良かったなと思います。
宮腰の最後は、ありえないと思いました。
一括りには出来ない
政府の施策により田舎の漁村に越してきた6人の男女。彼らは全員、殺人罪で刑務所に服役していた人間だった…。
危険な人間や自分の罪に真摯に向き合う人間、殺人犯と言っても一括りにはできない難しさが上手く描かれている。やや人数が多すぎて薄れているエピソードがあるのが残念。
原作はあくまでインスパイア
過疎化に悩んでいるようには見えないが、富山のロケーションはいい感じ。
光の当たり方がキレイ。
優香が一番エロくて際立つ。
関ジャニが邪魔にならないのも良かった。
あの原作を実写化するのは到底無理だろうとロードショーは回避したが、劇場で観て良かったと思える映像。
わざわざバンド演奏させたのは凄い余計(原作にも無いし)だと思ったが、音楽自体のノイジーな感じはピッタリ。
ラストの光差す海も何だかちょっと救われた感じで映画としては良かった。
でもやっぱり漫画原作の凄味が一番。
田中泯と北村一輝は原作似。一番漫画に近いのは水澤さんだけど。あんなちゃんとした人違うけど。富山だけに銀盤一気飲み!
役者は知らんが課長さん良かった。
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