劇場公開日 2017年5月19日

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メッセージのレビュー・感想・評価

全672件中、281~300件目を表示

4.0知的なSF作品

2017年8月15日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

会社帰りに、日本橋のTOHOシネマズで鑑賞(会員登録も実施)。初めての映画館だったけど、結構混んでる。
作品的には、かなり高度で知的なSF作品という感じか。随所に現れる娘との思い出のフラッシュバック。観終われば、なるほどそういうことか合点する。
未知なるものへの恐怖から、先制攻撃への思いに駆られる衝動。分からないでもないが、その短絡的な行為が悲劇的な結末を導くこともあり得るということをよく認識しなければならない。もし、今この状況が起きたとするならば、某国大統領は、対話を試みることなく、迷わず先制攻撃を仕掛けるのではないかと推察する。

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321

4.5言葉も時間も超越して僕らの心に届くもの

2017年8月7日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

難しい

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浮遊きびなご

4.5深い

2017年8月4日
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深い

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キリンさん

3.5壮大

2017年7月25日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

突如世界各地に飛来した謎の宇宙船。
彼らの目的は何か、どういう生命体なのか、コミュニケーションを図ろうと政府の招集を受けた言語学者ルイーズバンクスと物理学者イアンドネリーら2人と宇宙人ヘプタポッドの交流を描いた壮大な作品。

宇宙人のヘプタポッドが本当に得体の知れない生命体で、コミュニケーションツールとして使用する絵なのか、模様なのか、記号なのか全く訳のわからないモノを出現させる不気味な存在。
パターンや共通点などを研究し、解読に挑むルイーズ達。その過程は複雑すぎて自分には1mmも理解できない笑。

解読を進める中で未来を予知する力?のようなものを手にするルイーズ達。
自分の娘と思われる女の子を亡くすフラッシュバックに悩まされながら、見事その力を利用して、ヘプタポッドと人類の戦争を回避。
とこんな風に文面にすると非常に単調な展開に見えてしまうが実際映像で観るとなんというか余白の部分がとても多く、幻想的で抽象的な表現が多くて、とてもじゃないけど自分の文才じゃ表現できない笑。
とにかく観てください笑。

監督はカナダ人のドゥニヴィルヌーヴ。
他の作品は観たことないが名前のきいたことのある作品が結構多く、今度ブレードランナーの新作の監督もやるみたい。
この作品もアカデミーで8部門ノミネートのかなり評価されている。
それなのにばかうけにソックリだと言われ、しまいにはコラボまでしてしまうノリの良さ笑。どんな作品なんですか笑。

宇宙を愛しすぎて曲を作ってしまうほどの宇宙愛好家で有名なACIDMANの大木伸夫氏も絶賛していた。ライブのMCで笑。

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オレ

3.0『あなたの人生の物語』

2017年7月18日
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鑑賞方法:映画館

人類と異星人の対話。人間が異星人の言語を通して過去も現在も未来も同列に把握できるような新たな世界世界認識を獲得する発端。そういう歴史に残るマクロな物語は実はこのお話のサブテーマで、本当は、1人の母親が娘に語って聞かせる何気ないけれど深い愛が感じられる『あなたの人生の物語』。原作のテーマ性を損ねず、だけど映画ならではのエンターテイメント性も十分に発揮できるような構成になっていて、原作を読んでいる人も読んでいない人も満足できるような映画だと思う。

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P.P

1.5なぜ地球外生命体の形はアレなのか?

2017年7月17日
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ナベカズ

4.0ARRIVAL=到着、出生

2017年7月16日
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ふう

4.0とにかく良い時間を過ごせた

2017年7月15日
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最初から最後まで絵画を見るような美しい映像。
突然現れた12の宇宙船の目的は何か?
その目的を会話で探ろうとする。
単純な話なのに面白かった。

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つかちん

4.0未知との遭遇みたいなSF映画

2017年7月15日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

予告映像で「武器を与える」とあったので後半には戦闘が始まってしまうのかと思っていたが…そんなことはなく、予想を裏切る展開が待っていた。ただ、ちょっと全体的に盛り上がりに欠けるかな。それもまた好きではあるのだけれど。

最近だとエイリアンが来たらとりあえず戦ったり大きなトラブルが起きたりするので、高揚感もあるがさわやかな気分で映画館を去ることができた。エイリアンが来ること自体がトラブルであり、それに人類がどう対処するかというのは、規模はまるで異なるが未知との遭遇のようだった。
ひたすらひたすら積み重ねて相手を理解しようとする。その過程がこの映画の肝で、それが地球外生命体とのコンタクトであるべきなのだろう。即座に攻撃を仕掛けてくるインデペンデンス・デイや宇宙戦争でも、一対一のコミュニケーションを描いた宇宙人ポールでもない、また斬新な宇宙SF映画だった。

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サブレ

5.0メッセージ

2017年7月11日
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鑑賞方法:映画館

現代で実際に、ファーストコンタクトが起きたらどうなるだろうと思う作品でした。

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iwan

4.0時間の流れを表現している。

2017年7月11日
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鑑賞方法:映画館

未来から流れてくる時間を地球外生物との交渉という手段を使って上手く表現している。
地球外生物の放つ"文字"の解読の流れはその後に続く未来からのメッセージを読み解くのに必要ではあるが少々長いと感じた。

ここの流れで主人公が未来を読み解けるようになるが、そこで未来も見えてしまうがそれでも結婚する2人。

終わり方は結局地球外生物との交信がどの様に物語に価値を与えたのかは今一腑に落ちなかった。

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Sin

1.0作者の思い込みだけで出来上がっている作品の代表のようなものです 全...

2017年7月10日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

単純

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雛の翁

4.0最後にちょっとゾクゾクした

2017年7月9日
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最初は淡々とした感じなので、少し眠気を感じたが、中盤から物語が動き始め、後半は一気に物語が動いていく。最後は、SF前提ではあるし、少し予想はついたけど、一気に伏線を回収してそういう事だったのかと思えた。物語の重要な鍵を"文字"にしたのも面白い発想だと思った。

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Ton

4.5かなりコアなSF映画

2017年7月7日
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鑑賞方法:映画館

よかった、終わってしまう前に滑り込みで観れた。
おどろおどろしいというかまがまがしいというかそういった音楽ともいいにくい音が背景を流れ続け、異文明との接触は必ずしも楽しいものではなく、少なくとも緊張感の連続であることを、聴覚と視覚の両面から体感する映画。
ストーリーのメインメッセージは協調が大切だということで、それ自体は目新しいわけではない。だがそこに異文明がプレゼントしてくれる能力が絡みあい、観ごたえのあるストーリーになっている。この能力がまた、素晴らしい能力であることは間違いないのだが、それを持つことが幸せかどうかは生き方次第というもので、かなり考えさせる映画になっている。
コアなSF映画だ。
エンタテインメント性はストイックなまでに抑え、これで売れるのかと心配にさえなるが、今日まで上映しているのだから、よかったのだろう。(7週め)

2019/10/17 追記
この映画に関する、琥珀さんとカミツレさんのやりとりを読んで、どうしても原作を読みたくなって、読んできました。以下は、映画でこの作品に導かれ、お二人のレビューで刺激を受け、原作「あなたの人生の物語」を読むことになった私の、至福の体験の記録です。

読んできました。もし映画を観ただけだったら、下記程度の理解で終わったでしょう。

「メインメッセージは『協調が大切』。そこに加えて、異文明がプレゼントしてくれる素晴らしい能力を持つことが幸せかどうかは生き方次第と考えさせる映画になっている」(当時の自分のレビューを要約)

本レビューでのやりとりと原作を読んだおかげで、上記の薄い理解でなく、「もうちょっと深いところで、わかったような気がする」という、映画好きとしては至福の時を、今、迎えています。以下は、読んでない人にはピンとこないであろう不親切な文章になってますが、読んだ際の自分の驚き、喜びをそのまま残しておきたいので、わかりにくくて申し訳ないですが、このまま残します。

「第1本目の線を書き始める前に、全体の文の構成がどうなるかを心得ていなくてはならないことを意味している」
たったこの一文が、重要なことを言っていることに、気付きながら読む、ということの快感。

フェルマーの原理という言葉は知らなかったが、その意味するところを知った上で読み進める際の、先の楽しみ。

なるほど、SFって、結論やネタを知ったからといって、つまらなくなるものではなかったんだ。かえって、ワクワク感が増してるよ!

そして、"覚醒" を、これだけ具体的に描いた作品は、かってあっただろうか。彼等の "文字" を学ぶうちになされていく "覚醒" 。その過程は、それの行き着く先を知った上で読むと、感動的ですらある。何も知らずに読んでいたら、「このあたり、ちょっとかったるいな」と感じながら読んだであろう部分が!

「といっても、結果的に思考過程が速くなったというわけではない。心は、疾駆するのではなく、表義文字群の基層をなす相称性の上に均衡を保って漂っている」
ただ読んでいたら、何難しいこと言っちゃってんの、だ。それが、エンディングに向かうはっきりした道標と理解できる喜び!

カミツレさんが、「2001年宇宙の旅」のスターチャイルドをあげてらした意味が、読んでようやくわかりました。それこそ "覚醒" したかのように、わかりました。

この状況に自分を連れてきてくれたのは、もちろん琥珀さんでありカミツレさんなわけですが、それよりも先に、この「メッセージ」という映画を私が観ていなければ辿り着いていない、と気づいた時の衝撃! 映画を観ることは、こうして、より深い理解や経験への入口にもなりうるんですね。

これで、もう一度「メッセージ」を観る機会があれば、最高の視聴体験になるかなぁ。

なんか、堅苦しい言い回しになっちゃったけれど、自分の中では、とてもスリリングな一週間になりました。

重ねて、感謝します。こんな経験に導いてくれて、ありがとうございました!

さあ、また明日から、新たな経験ができるかも、と楽しみにして、映画観に行こうっと。

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CB

5.0素晴らしい

2017年7月5日
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泣ける

興奮

知的

時間という概念の本当の捉え方なのではないかと感じました。
未来から過去に時間が流れてる、という事を分かりやすく表現。
直感とは未来からのメッセージ。

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robin

5.0ばかうけ、日本にも現る。

2017年7月5日
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泣ける

知的

難しい

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kttm05

4.5新しい、コンタクト。

2017年7月5日
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「コンタクト」って映画があります。この映画と同じく宇宙人と交信を測る映画なのですが「コンタクト」は宇宙人との交信を数学でします。確かに数学は宇宙共通の概念です。しかし、この映画はあくまで”言語”にこだわっている、それがすごいですね。
言語コンタクトの難しさ、して素晴らしさがひしひしと伝わります。

私も少しは英語を勉強しようかな・・・・・。

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ハワイアン映画道の弟子

4.5やっぱりSF映画が大好きだ!

2017年7月3日
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泣ける

知的

原作はテッド・チャンのネビュラ賞受賞作の短編小説でSF界隈では超有名作品。
私も相方に読むよう薦められていたけど今までなんとなく未読でいたところ映画化と聞いて、今さらだけど映画を見てから原作を読もうと思いました(*'-'*)
(経験上、映画→小説だと面白さが2倍になるが、逆だと半分になる)

言語が思考を規定する、という考え方があるけれど(言語相対論とか言語決定論とか言うらしい)この話はその考えをSF的に発展させたストーリー。

かなり観念的な話だと思うのですが、よくこんな風に映画として見て面白い映像作品に作り上げたなぁと。
この監督さん(ドゥニ・ビルヌーブ)はこの後ブレードランナーの続編を撮ってるそうですが、ぜひ他のSF作品も作ってくださいとお願いしたくなります。

この映画で特に素晴らしいのは音楽。
この映画をSF映画として成立させるのに大きな役割を果たしていると感じました。
この作品はアカデミー賞の音響編集賞を受賞しているのですが、それも納得です。

なんだか小難しいことばかり書いてしまったけれど、この映画を見終わったときには涙が止まりませんでした。
SFですがかなり情緒的なお話でもあります。

もう一度映画を見に行って、そのあと原作を読んでみようと思います^^

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七尾

4.0ちわちわ。

2017年7月3日
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興奮

知的

難しい

ここ最近、予告編でのネタバレが激しくてとても困っております。

例によって予告編を観ずに映画館に足を運んだほうが楽しめる作品だと思われます。

作品のあらすじを知っていると面白さが激減するタイプの作品かなぁと。

知性的な作品である点や脚本がそこそこ上手かったりで、万人受けを目指したタイプの作品ではありませんが、観た後のスッキリするカタルシスや得した感を得られるので、わりとオススメです。

5点:お勧めTOP100映画

4点:人によって面白く感じなくても、どこが面白いのか説得出来る映画。

3点:人によって評価が分かれる映画。

2点:面白くないか失望した映画。

1点:いまだ現れず

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yabuki3

5.0映画という媒体をうまく生かした。

2017年7月2日
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映像だから、カットバックで流れる主人公の表情や眼差しで観客に強い印象を与えることができているし、それを演じ切ったエイミー・アダムスの演技は素晴らしい。
ヘプタポッドB(表義文字)の映像表現もなるほどなど思える形だったし、『2001年宇宙の旅』のモノリスが浮かんだような宇宙船の画も音響と相まって現代アートみたい。
重要な事実も意外とサラッと語られて、けれどもそこに被せてくる演出で涙しました。
人生というものを考えさせられる映画でした。

観終わったあと、好きな人に会いたくなります。

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gugi