22年目の告白　私が殺人犯ですのレビュー・感想・評価

藤原竜也の演技はやっぱり映画だととても映える。
話は中盤でびっくりするどんでん返しがあって、終盤で犯人はおまえか！とまたびっくり。何回も予想裏切られてたのしかったー！
犯人に納得できる動機もあって、明るい終わりでは決してないが、スッキリ見れた。

キャスティング良し、ストーリー展開良し、ラストも見ごたえあったし、理由にはちゃんとつじつまの会うものがあったし、良くできた映画だった。ただ、絞殺シーンはトラウマになりそうでしんどい、辛い。

途中で真犯人に気づいてしまう。

気づくまでは凄くハラハラするんだけど、
そこからの展開はthe日本映画という感じ。

説明し過ぎなんだよなー、邦画って
もっと余韻を残すぐらいの方が記憶に残る。
最後の病院のシーンも蛇足。

犯人がわかるまでの展開は星4つ。

2回目見ると突っ込みどころも多いが、エンタメとしては十分楽しめた。邦画は異常殺人とかのサスペンス物に結構良いのが多い気がする。伊藤君ってこんなにガッシリしてたっけ？

史上最高の作品と評価されても、私は疑わない。それほどの傑出作品だ。
予想の予想を次々と裏切る。
それはアガサクリスティーの作品に劣らない。
賛非はあるが、私はそのようにみる。

藤原さんの不気味な笑みのポスターで、すでに腰が引けてました。
絶対怖いよ、これって。

あの人は実は・・・と途中から隠れた事実の謎がハマっていくのがいい。
そして中盤以降は「まじか！」を何回も。
極上のサスペンスに仕上がってますね。やられたわ。

私と同じような理由で観ていなかった方、大丈夫です。
怖そうなところはソフトフォーカス風になってたりしますので。

サスペンスとミステリーのファンだったらこの作品ぴったりだと思います。途中に予想を裏切った展開があって面白かったです。

以前、韓国版を見ていたので、残念な
がらリメイクだよな～！って思って見ました。ただ、各役者さんが上手いので楽しめたのと、元の映画と若干変更していた設定などのお陰で最後まで楽しめました。

「殺人の告白」は観たけど覚えていない。
時効を迎えた連続殺人犯（藤原竜也）がメディアに登場、告白本を出す。
当時、捜査に当たった刑事（伊藤英明）は相棒の先輩刑事を殺されていた。
遂にはニュース番組のゲストとして招かれ、キャスター（仲村トオル）と対決することに。
面白い。

本家を先に見たがもうすっかり忘れてしまったので意外な犯人も楽しめた。
でもまさか日本の小説まで出したとは。
ノイジーなエンディングが段々安っぽくなってくる。
取材協力に渡部陽一さん。
伊藤英明が22年の歳月をしっかり体現。
紅一点といっていい夏帆ちゃんの心神喪失っぷりもいいが、やはり男衆のキャスティングが魅せる。
酒鬼薔薇聖斗の手記の是非、
PTSD、犯罪被害者の扱い、時効制度に死刑制度、刑法39条から現在のSNSの功罪まで社会問題提起をたくさん盛り込んだのは良かったのか悪かったのか。
ラスト1カットひっぱるのまではええとしても、鉄砲玉早乙女君をまた出してくるのは蛇足。

見ながらアレコレ考えますし、こいつ嫌な奴だなぁとから思ってしまいますが、スッパーーんときてなるほどと。面白かったです。

前半、中盤のみせ方が上手い。まるで作品の世界の中にいるみたいに入り込める。後半手前が絶頂。仙崎が犯人だとわかるラストはそこと比べるとだいぶ弱く、テンポも悪い。

騙される映画
竜也の演技が上手い

【22年目の告白 -私が殺人犯です-：おすすめポイント】
１．真実が徐々に明らかになっていく、後半からラストまでの脚本が最強！！！
２．仙堂俊雄役仲村トオルの番組で牧村航役伊藤英明、曾根崎雅人役藤原竜也が揃うシーンがいいなぁ！！
３．山縣明寛役岩松了（四件目の事件の目撃者）と橘大祐役岩城滉一（三件目の事件の目撃者）のキャスティングも良い！！
４．岸美晴（二件目の事件の遺族であり目撃者）役夏帆が好きだなぁ！

【22年目の告白 -私が殺人犯です-：名言名セリフ】
１．曾根崎雅人役藤原竜也の名言名セリフ
　→「初めまして私が殺人犯です」
　→「牧村航刑事じゃないですか」
　→「22年もかかったんです」
２．牧村航役伊藤英明の名言名セリフ
　→「どんなことをしたって見つけ出す そう誓ったんだ」
３．仙堂俊雄役仲村トオルの名言名セリフ
　→「動画投稿サイトにある映像が投稿されました」

本作は音楽が印象的。電子音、ラップ音を入り混ぜたような不気味な曲が途中流れるが（DVDだとメニュー画面でも流れる）、それが恐怖を煽る曲でキモチワルイ。

内容はかなり面白かった。ラストは無理を押し通した感じがあるけど、それでもスジは通っているし、何より最終的な着地は良かったように思う。

これだけゾクゾクするサスペンスを撮れるんだから、やっぱり入江悠監督はスゴイと思う。

絶対にネタバレせずに観た方がいい作品。

藤原竜也の安定感。

全体的な流れとしては、良い意味で展開が早いというかテンポがよかった。スパッといくところはスパッと、焦らすところはしっかり、と構成がしっかりしていたので飽きることなく最後まで観れた。
ストーリーも良く、中盤まで展開が読めないので楽しめた。しかし、犯人が仙堂だと醸し始めたあたりからそれまでの良いテンポが崩れたため惜しいと思った。曽根崎が仙堂の首を絞めるシーンが無駄に長くくどく感じた。
他にも惜しい点が2つ。まず予告や宣伝の時点であまりにも曽根崎が犯人であることをアピールしすぎた点。もうひとつはたくみの整形前と整形後があまりにも別人であること。2人が同一人物であることは、バレないが「もしかして…？」と思わせるくらいには似させた方が同一人物と分かった時にもっと納得できた。2点とも仙堂が犯人という意外な展開に持っていくための戦略というのはわかるが、せっかく面白い話なのでストーリーの流れで視聴者を騙してほしいと思った。

惜しいと思うことは何点かあったものの、作品としてはとても面白く、たいへん楽しめた。観る価値はあると思う。

藤原が伊藤に何やら耳打ちして、伊藤が逆上するシーン
殺されても仕方がないとんでもない事を言って伊藤の感情を逆撫でさせたんだろ
後々何を言ったかのシーンがあるんだろな、とは思っていたけれど
…そう来たか

予告から「面白そうだなぁ」と思ってたけど結局映画館には観に行かず、DVDで観賞。

いやーこれは展開が読めなかった。

出てくる人物に皆意味がある。
改めて最初から観たい。

あ、映画を観る前は人の感想をあまり観ない方がいいですね。
文面から展開が読めちゃうかも。

藤原竜也も伊藤英明もイケメンや。

読めなかった
予想以上でした