忍びの国のレビュー・感想・評価
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伊賀へのディスりっぷりが半端ない
どこまでが史実なのか分からないけれど、伊賀の里人たちに対して過剰に品性下劣な印象しか感じず違和感だけ残った。
変幻自在な忍術の数々を期待していたのに、9割方絶叫しながら正面突破していくだけだったので拍子抜けした。
命の遣り取りをする合戦場面でも終始緊張感がなく、もしかしたら遊び半分で殺し合いをしているのではないかという考えがふと頭をよぎり、逆にある意味恐怖を感じた。
城などのセットがいかにも造り物にしか見えなかった。
主役の無門が深刻な場面でも終始ヘラヘラと脱力した態度で、それが却って常人ではない様が伝わってきた。それがあってこそ、終盤のシリアスな展開がより真剣味を帯びて感じられた。
終盤の大野智と鈴木亮平の決闘シーンだけ突出して迫力があって、この映画を最後まで観て良かったと心底思えた。
大野くんの演技は良かった
何を考えているのか分からないぬるっとした無門という役は、大野くんにピッタリだったように思います。戦国という時代、世が世だけに人を殺すのは仕方ないのかと思います。だけど、平和な世に生きているとやっぱり人の死を悼まない感じには違和感を覚える。
無門の生い立ちが詳しく描かれていなかったり、石原さとみ演じるお国が不自然な正義心をふりまいていたりと全体的に深みがないように感じました。
なかなか良かったぜ
期待して見なかったから意外な拾い物。
まあ、大野君のユルーいキャラまんまの
主人公になりきってましたね。
ストーリーも面白い。
脇を固める演者もいい。
伊勢谷、石原さとみ立川談春、きたろー他なかなか良い配役ですが知念は今一つかなあ。
顔が整いすぎてて、わがままで世間知らずの織田の嫡男には向いてない。
伊賀忍術を活かしたアクションシーンもよし。ラストまで楽しめました。
意外と熱い作品だった。
ただね、何か傑作まではいかないんだよなあ。多分どこかヌルーイ感が漂うからか。
でもエンターテイメントとしては十分な出来でした。
大野智の演技がエレガント!伊賀の国のおもしろくイガイガな物語
4月2日に地上波でしてたのをビデオ録画して観ました!☺️話の筋道が分かりやすく、感動の場面もあり、意外な結末で終わりました!😲Rising Sunの如く楽しく観ることができました!😌
賛否二分の映画かな
前半のかる〜いストーリー展開に
違和感を感じて観る人は多いでしょうね。
時代劇なのに、大野くん1人が現代語。
「なんでやねん!」とツッコまず、
もう暫く観てみましょう。
その後は、レビューに詳しくたくさん
書かれているので、重ねません。
私は何回も観たいと思いませんでしたが、
なるほどそうだよなぁと思えるレビュー
満載で共感しました。
思いがけない面白さ
時代劇というよりは、新感覚娯楽アクション劇な要素も。
それもすべて”忍び”マジック。
「伊賀を守るのは、銭は誰が払うのじゃ?」。
なんてリアルな話。金くれるんだったら、やってもいいけどって(笑)。
主人公・無門も稼がないと、妻お国に追い出されそうな気配。
前半は隣国伊勢の当主・北畠具教(國村隼さんが、めちゃシブイ)と織田信雄の話が時代劇展開。無門に至っては登場場面も少ないし、フラフラしてるしな。どうよ。
後半からが合戦で、見ごたえ出てきました。
無門のシーンは、音楽も合わさって。粋なダンス風な戦いに見えました。
こういうのも、まあありかなと。
あんなに風来坊な無門が、戦いを経て迫力満点になっていく様。
悲しい性の忍びゆえ、いろんな背負ったものが悲しい。
伊賀の上層部にたてつくシーンは、圧巻でした。
主演大野君もよかったですが、適役の伊勢谷友介さん。馬に乗って戦うう様なんかは、似合ってましたね。こっち方面でも行けそうですよ。
サブキャラもいろんな俳優さんが出ていて、豪華でした。
それなりの物語
史実を織り交ぜたドラマであるが、忍者と言う事をコミカルに使い、合戦や築城シーンもふざけた感じに描かれている。
銭に付き従う伊賀の衆と社会の中心に生きるサムライの感覚は随分違う。
伊賀の衆は現代における人間性には欠けているが、金を求めて安易に飛び付く様は現代にも見られる姿で、学問を修めて現代社会に生きている人間でもさして変わらない様を見せている事を感じてしまう。
虎狼の中にあった無門が川の対決を経て、人間を大切にしたい想いに行きつき、「おのれ等は人間ではない」と吐き捨てるシーンはメッセージ性を感じる。
対比に侍の社会が現代の会社組織における吸収合併の様が描かれているが、織田家の圧倒的な力の前に蹂躙された伊賀の姿は金のある奴が有利にモノを進める現代と変わらないので、人間とは欲の深いのが当たり前に見える。
しかし、アイドルと言うにはとうが立った大野くんだが、彼らしい部分も出しつつ作品としてうまく作られたのではないか?
無門は忍びか人か…?
大野君を主役に据えた時点で、監督は原作を読んでない人も含めて、誰もが観て楽しめるエンターテイメント性のある映画にしたかったのだと思います🎬
本来なら、織田と伊賀の争う戦国時代の設定であり、もっともっと緊迫感のあるストーリーとして仕上げたいかな…というのは個人的な意見ですが、それでは若い人は観ないのかも。今日も若い人が多く観に来ていて、満員でした😳❓
でも、大野君は監督が狙っている弱さと無慈悲さを持ち合わせた忍び役を、巧く演じていたと思います。そして、伊勢谷さんやマキタスポーツさんがしっかり支えていたかな。
無門は愛を知らずに忍びとして育ち、お国との出会いより人としての拠り所を見いだす姿をもっと前面に出しながら、戦国絵巻の大河ドラマで観たい感じがします。
忍者の真の姿
DVDで鑑賞。
原作は未読。
主人公の無門は伊賀最強の凄腕忍者である。なのに完全に奥さんの尻に敷かれているところが面白い。まぁ、あれだけ美人だとしょうがない気もする。普段は飄飄としていても戦いになると縦横無尽の活躍で敵を圧倒。そのギャップが良かった。
小が大に立ち向かう様は痛快無比。あらゆる知略と戦法を駆使し、無謀とも言える戦に臨むが、そこは一筋縄でいかない忍びたち、欲の塊故に危機を迎えるところにハラハラした。
団結の理由が彼ららしさ全開で、ゲスいヤツらだなと思いながらも微笑ましく、愛おしさを感じる。ここまで正直に欲を出されると、かわいく思えて来てしまうのなんでだろう。
忍者の真の姿とはなんとも人でなしで情が無い。身内だろうがなんだろうが、欲望のためなら平気で騙し利用する。忍者の性質は連綿と受け継がれると云う大膳の言葉にゾッとした。
[以降の鑑賞記録]
2024/09/08:Netflix
※修正(2024/09/08)
堅苦しくなく観やすいけど、重く非情さもある
大野智の抜け感がそのまんまっぽくて笑えました。途中のまさかのカメラ目線も(笑)
中だるみありましたが、最後まで観て良かったです。
真剣な顔つきになったとき…良いです。
そして泣かされるとは思いませんでした。
あ…内容の感想書いてない…薄めに。。
・・信勝の苦しさが伝わってきました。
忍び素晴らしいですが、この作品の伊賀の人達は好きじゃなかったです。
ジャニーズ2人とは
大野くんは期待通りでよかった。脇をかためる俳優さんも実力揃いでよかった。
ただ、準主役的な相手役に平ジャン知念君はがっかり。
同じ映画にジャニーズ二人はがっかり以外の何物でもない。
対立する役なのでどちらかが画面に出ることになる。
それならいっそ、わき役も全てジャニーズにしてギャグ映画にするか、大野君だけ出演して他は俳優さんに任せてアクション映画にしてほしかった。
PVに釣られることなかれ
映画館の予告PVが迫力あってキャラ設定も面白そうだったからレンタルしたら、戦闘シーンのCGが安っぽいし、無門は尻にひかれてるしコメディ要素が悪目立ちして世界観に合わない時代錯誤を感じた。つまり何が言いたいかって、おくには何がしたかったんだ?(原作未読)
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