バーニング・オーシャン

劇場公開日:

バーニング・オーシャン

解説

2010年にメキシコ湾沖で発生し、日本でも大きく報道された海底油田爆発事故を映画化。2010年4月20日、メキシコ湾沖約80kmに位置する石油掘削施設「ディープウォーター・ホライゾン」で、海底油田から逆流した天然ガスへの引火による大爆発が起こった。海上一面が火の海と化す最悪な状況の中、施設内に閉じ込められた作業員たちは被害の拡大を食い止めるべく奔走し、決死の脱出を図る。「ローン・サバイバー」「バトルシップ」のピーター・バーグ監督が、人為的ミスの連鎖や親会社と下請け会社の確執といった小さな原因の積み重ねが未曾有の大事故へと繋がっていく様子を緊張感たっぷりに描き出す。主演のマーク・ウォールバーグをはじめ、カート・ラッセル、ジョン・マルコビッチら実力派キャストが集結。

2016年製作/107分/G/アメリカ
原題または英題:Deepwater Horizon
配給:KADOKAWA
劇場公開日:2017年4月21日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第89回 アカデミー賞(2017年)

ノミネート

視覚効果賞  
音響編集賞  
詳細情報を表示

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画評論

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9

(C)2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.

映画レビュー

3.0リスクなしに受けられる恩恵に感謝

2025年1月7日
PCから投稿

ヒューマンエラーにより生じた
ほころびが大事故に至ってしまう。

工期を短くし、経費を削減することに
躍起になり、安全を疎かにしてしまう。
その結果、より多くの損害をこうむってしまう
本末転倒なかたちになってしまう。
なんでもかんでもチェックリストを作る
日本の方が安全なのかもしれない。

この事故を見て、お金だけ払ってリスクなく
安心安全、安定的にエネルギーを
享受できている日本は幸せです。
なまじ日本でも近海で資源が豊富にあることが
わかって、掘削しようとしているが
安全管理、維持管理、コスト、リスク、リターンに
見合っているのか検討していただきたい。

あれだけの大事故で犠牲者が10人程度なのが
奇跡としか言いようがない。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
to

4.0ヒヤリ・ハットのエスカレート

2024年12月6日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ノンフィクションだから余計に、ちょっとした気のゆるみというか、小さなミスなのか怠慢か、そういう怖ろしさを思い知る。都合の悪そうなことは自分の胸の内に収め報告せず、結果事態を悪化させる。自分で解決するのが能力、という時代遅れの企業カルチャーは大企業の方が多いかな。現場の意見をきちんと聞いて対処するとか、子会社の立場を考えるとか。
自分の勤める会社ではこうはなりたくないもんだ。そんな自身の振り返りと気持ちの整理も。
映画は、主人公の地味ながらスーパーマン的活躍がすごい。マーク・ウォールバーグはこういう現場の最前線で任務を全うする役がほんとに似合う。対極にいるマルコビッチの本社社員とか、危機的状況でも自ら判断をせずルールを守る操縦士長とか、典型的すぎる人間たちも脚色なしなのかなあ。派手な事故シーンも強烈だけど、そんな登場人物たちが印象に残る。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
Bluetom2020

3.0実際に起きた事故の映画

2024年10月18日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

起きた事故は本当なんだけど中身は創作すぎて薄っぺらく感じた
脱出がメインの作りになっていたのでどうしても脚色が強く感じてしまう

発生原因とその後の件をもっと厚くやっていれば映画としても事故としても後世に語れるものになっていたと思うが
感動的娯楽で済ませてしまっている感が強かった

コメントする (0件)
共感した! 0件)
高い坂

4.0あまりの惨状の再現に爆発の瞬間は息が止まる そして一番ゾッとするの...

2024年7月18日
iPhoneアプリから投稿

あまりの惨状の再現に爆発の瞬間は息が止まる
そして一番ゾッとするのはこの事故があった2010年
私は既に大学生だったけど、この映画を見るまでその出来事を思い出しもしなかったこと

利益主義が招くヒューマンエラー
こんな大事故があっても、利益や他責思考で
大小問わずヒューマンエラーを起こし続ける人間の存在価値とは
考えるな

コメントする (0件)
共感した! 0件)
こな