バーニング・オーシャン

劇場公開日:

バーニング・オーシャン

解説

2010年にメキシコ湾沖で発生し、日本でも大きく報道された海底油田爆発事故を映画化。2010年4月20日、メキシコ湾沖約80kmに位置する石油掘削施設「ディープウォーター・ホライゾン」で、海底油田から逆流した天然ガスへの引火による大爆発が起こった。海上一面が火の海と化す最悪な状況の中、施設内に閉じ込められた作業員たちは被害の拡大を食い止めるべく奔走し、決死の脱出を図る。「ローン・サバイバー」「バトルシップ」のピーター・バーグ監督が、人為的ミスの連鎖や親会社と下請け会社の確執といった小さな原因の積み重ねが未曾有の大事故へと繋がっていく様子を緊張感たっぷりに描き出す。主演のマーク・ウォールバーグをはじめ、カート・ラッセル、ジョン・マルコビッチら実力派キャストが集結。

2016年製作/107分/G/アメリカ
原題または英題:Deepwater Horizon
配給:KADOKAWA
劇場公開日:2017年4月21日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第89回 アカデミー賞(2017年)

ノミネート

視覚効果賞  
音響編集賞  
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映画評論

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映画レビュー

4.0ヒヤリ・ハットのエスカレート

2024年12月6日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ノンフィクションだから余計に、ちょっとした気のゆるみというか、小さなミスなのか怠慢か、そういう怖ろしさを思い知る。都合の悪そうなことは自分の胸の内に収め報告せず、結果事態を悪化させる。自分で解決するのが能力、という時代遅れの企業カルチャーは大企業の方が多いかな。現場の意見をきちんと聞いて対処するとか、子会社の立場を考えるとか。
自分の勤める会社ではこうはなりたくないもんだ。そんな自身の振り返りと気持ちの整理も。
映画は、主人公の地味ながらスーパーマン的活躍がすごい。マーク・ウォールバーグはこういう現場の最前線で任務を全うする役がほんとに似合う。対極にいるマルコビッチの本社社員とか、危機的状況でも自ら判断をせずルールを守る操縦士長とか、典型的すぎる人間たちも脚色なしなのかなあ。派手な事故シーンも強烈だけど、そんな登場人物たちが印象に残る。

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Bluetom2020

3.0実際に起きた事故の映画

2024年10月18日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

起きた事故は本当なんだけど中身は創作すぎて薄っぺらく感じた
脱出がメインの作りになっていたのでどうしても脚色が強く感じてしまう

発生原因とその後の件をもっと厚くやっていれば映画としても事故としても後世に語れるものになっていたと思うが
感動的娯楽で済ませてしまっている感が強かった

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高い坂

4.0あまりの惨状の再現に爆発の瞬間は息が止まる そして一番ゾッとするの...

2024年7月18日
iPhoneアプリから投稿

あまりの惨状の再現に爆発の瞬間は息が止まる
そして一番ゾッとするのはこの事故があった2010年
私は既に大学生だったけど、この映画を見るまでその出来事を思い出しもしなかったこと

利益主義が招くヒューマンエラー
こんな大事故があっても、利益や他責思考で
大小問わずヒューマンエラーを起こし続ける人間の存在価値とは
考えるな

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こな

2.5BPはあのイギリスの会社?

2024年7月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

でも現地で掘削しているのは、海洋掘削会社で別会社だよね。
この場合、現地の設備は掘削会社のものではないのかな?親会社のもの?ちがうだろ。
老朽化も掘削会社の守備範囲ではないのかな?そんな風には描かれていないけど。
コンクリート検査は、また別会社がやってきたのに、親会社が勝手に返していいのか?

別観点では、掘削会社の作業員の行動の遅さ。主任がいない時に作業指示を出している人の
退避指示の遅さ、パイプ切断指示を出した後の行動力のなさ。けがをした人が出たとしても、
ボタンを一つ押すだけの行動がなぜできない。
その結果の大惨事。

主任も間が悪さスゴすぎ。
BPの偉い人がどうなったかを知りたかった。

午後ロード録画視聴にて

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myzkk