新宿スワンII
劇場公開日 2017年1月21日
解説
「ヤングマガジン」連載の和久井健による人気コミックを、「ヒミズ」「地獄でなぜ悪い」の園子温監督のメガホン、綾野剛の主演で実写映画化した「新宿スワン」の続編。前作から引き続き出演の伊勢谷友介、新キャストの浅野忠信、広瀬アリス、椎名桔平らの共演により、新宿歌舞伎町のスカウトマンたちの新たなる野望と戦いが描かれる。スカウト会社「新宿バースト」のエース格へと成長した白鳥龍彦は、幹部の関玄介とともに横浜へと送り込まれる。社長・山城は「バースト」の横浜進出を目論んでいたが、タキと呼ばれる男が牛耳る横浜は、逆に新宿を飲み込もうと徹底抗戦の構えで対抗。新宿と横浜は全面戦争へと突入していく。プロデューサーは「クローズ」シリーズの山本又一朗。「るろうに剣心」シリーズの谷垣健治がアクション監督として参加。
2017年製作/133分/G/日本
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
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2017年1月29日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会
作家性があって、尖った表現の問題作でメジャーになった監督が、商業映画に軸足を移すと次第に角が取れて、そこそこの刺激、ほどほどの熱量の娯楽作を量産するようになる。そんな寂しさを昨今の三池監督には感じていたのだが、園監督の本作にも同様の懸念が。
綾野剛は変顔を連発した前作に比べ、スカウト会社で出世した今作の立ち位置に合わせ表情や演技に貫禄を増した。敵対する組織のボスキャラ的な浅野忠信も、冷酷なのに親しげな一面も見せる、「沈黙」の通訳に通じるキャラで貢献している。
しかし、俳優たちの健闘を見れば見るほど、園監督なら映画ファンの予想を良い意味で裏切るような、さらに過激な表現もあり得たのではないかと思ってしまうのだ。コミックの映画化だといろいろと制約があるのは理解できるが、「ヒミズ」のような大傑作もあったわけだし。
世界レベルの鬼才である園監督、どうか丸くなりませんように。
2021年1月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
アクションシーンが前編よりグレードアップ、屋内外ガチャガチャで香港ノワールの世界だった。谷垣健治さんがアクション監督だからかな?
前回もそうだったけれど、ヤクザのトップがあんまり大物に見えないのが残念だった。お話としては、ヤクザはあまり出さないで、スカウトマンの世界に集中して欲しかった気がする。
コンテストは最低だったと思います。歌もダンスも。ああいうレベルでいいんですか!なんかとっても気持ち悪かったです。審査される側のステージ上の女性も、審査員の男性も女性も有り得ない!大人と思えない!原作が漫画だからなんでしょうか?原作読んでないのでごめんなさい。
関さん役、良かった。綾野剛は、ヘン顔、怒り顔、心配顔、ケンカ顔、眉間にシワ顔、笑顔(最高)が身体と同期している。「顔芸の役者」でなくて気持ちがいい。願わくば、ジャン=ポール・ベルモンドを目指して下さい⭐️ 40代が勝負だと思いますが、アジア人は顔が平坦で若く見えるので50代もOKだと思います!
2020年10月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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考えずに見れたがラストの広瀬アリスの踊りが酷い。
2020年9月22日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
Ⅰがそれなりに良かったので続編も観てみたが時間の無駄だった。登場人物が馬鹿ばかりで逆にリアリティーが無い。ストーリーも陳腐で正直途中からは見るに耐えなかった。
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