ハドソン川の奇跡のレビュー・感想・評価
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パイロットという仕事
言葉を重ねるわけではないのに、機長の重責が痛いほど伝わってきた。 能力と経験と、冷静で迅速な判断が必要となる仕事であり、失敗の許されない仕事。高いレベルを求められ、それに応えようとし続けてきたからこそ、自分の人生の全てと思えるのだろうか。 この出来事は、人の善意と、生きるうえで大切なことを気付かせる。それを忘れないようにしたい。
アメリカの真実
死亡者ゼロの奇跡の不時着! この映画には、お金が全てのアメリカ社会が浮き彫りに! 保険会社の損失回避の為なら何をしても良いのか? この事件では、保険会社側か敗北したが、色々な訴訟で敗北して居る真実の人が多い、訴訟社会の寂しさが・・・!
安定のトム・ハンクス
英雄か?犯罪者か? これほど大げさでなくとも、似たようなことは誰にでも起こり得る。 咄嗟の判断でそのTPOに応じてベストを尽くしても、 マイナス面をあげつらう輩はどこにでもいる。 また、表面だけをなぞって、大騒ぎするマスコミは国を問わないらしい。 一方、パフォーマンス重視で中身のない英雄もどきが幅を利かせているのも事実。 トム演じる機長がどうだったのか?真実はわからない。 だが、映画としてのオチはこれでいいのかなと感じた。 個人的には、窮地に立つ夫のことより、自身の安寧ばかりを危惧する妻が印象に残った。
巨匠、さすがです!
あと数日で終わってしまうので滑り込み鑑賞。間に合って良かった! 余計なものを削ぎ落としたシンプルかつコンパクトな作品だけにCイーストウッドの手腕が光る。機長の苦悩も乗客のパニックもミニマムで淡々としているのに引き込まれ手に汗握りぐっとくる。完成度かなり高く匠の技を見た。
奇跡的な救出劇のその後
記憶に残るハドソン川の救出劇にパイロット達にかけられた疑い、事故処理委員会でのシュミレーションのみで断罪されようとする英雄が犯罪者になりうるとは知らなかった。監督とトム・ハンクスのタッグは素晴らしかった。最後に人間の才知が長年の仕事の積み重ねが全員を救った。感動的でした。その後NHKの番組で他の人達の協力も一人も残さず救った事を知り、とても素晴らしかった。
ニュースで知ってるなら
ニュース等で大雑把な部分だけ知っていて、結果どうなったのか分からないって人は結構多いと思います。 自分もその1人で、観る前に大体こんな結末かなって予想していたんですが、、、 映画の出来自体は、緊張感のある着陸シーン、機長たちが苦悩する姿、たまに挟まれるユーモア、どれも人間味溢れる演技で退屈することなく観れました。 特に副機長のアーロン・エッカートは個人的にハマり役だったと思います(特にラストシーンの言葉は上映中でもウケてました
手練れの作品
題材の選び方も、描き方もさすがイーストウッドという感じで、ドラマとして大変面白く描かれています。大げさな演出は一切なく、むしろ淡々と物語は進んで行きます。突然の事態に下した機長のプロとしての判断が、思わぬ批判を受けてしまいます。 果たして正しい判断だったかどうか、いやらしいくらいねちっこく調べられます。こうしたストレスと戦う機長の家族や仲間とのやり取りが、ドラマの見どころと思いました。 しかし本当に奇跡的な着水だったんだと改めて感じましたね〜。一歩間違えれば、大惨事になった可能性もあったんですね。見たあと元気になれる映画です。
トムハンクスの困り顔
が良かったです。さすがはイーストウッド。 家族のシーンはじぃんと来るものがありますし、皆さん書いておられるよう、聴講会は良かった…。 見て良かったと、何の違和感もなく純粋に思える映画でした!
良い作品でした
エンジントラブルから着水に至るまでのシーンを冒頭で一気に見せるのではなく、物語のあいだ、あいだに見せる手法が作品全体を分かりやすくしているのと、観ている側を飽きさせない演出がさすがと思わせる作品でした。
映画化できたことが奇跡かも
トムハンクス主演クリントイーストウッド監督とくればどうしても期待してしまうが、扱った題材がハドソン川の奇跡なのでこれを映画化しようと思ったのが間違いだったのかもしれない。実話を基にしたフィクションなので話を膨らませるにしても限界がある。このテーマで一本の映画を製作するのはスタッフもかなり苦労したのではないかと思う。100分弱の映画だったがとても長く感じた。同じようなシーンが何度も流れ、結果もだいたいわかっているので、最後どうなるかだいたい予測もできた。飛行機が好きなのでそれなりに楽しめたが、飛行機やこの出来事に興味がない人にはこの映画はおすすめできない。
ベタなアメリカ映画だけど感涙
ベタベタなアメリカのヒーローとして讃える映画です。 これが墜落して死傷者が出ていたら全くもってできることのない"ごく普通の航空事故として終わっていたでしょう。 155名を乗せたなんの変哲もない、異常がない飛行機が離陸1分半であれよあれよと墜落の危機へ。 208秒の判断で奇跡の着水を果たすも、14歳から始めた42年のキャリアに疑念の
感動しました!
終始眠れず、基本的にずっと興奮状態。 昨年末に過ごしたあのニューヨーク、ハドソン川で、 いつもの景色があれ程違ったものに見えたことは過去にないほど。 なぜなら私が月に数回は国際線を利用し、機内などよくあるいつもの光景に映り、他人事も思えなかったためだと思われる。 機長と副機長、管制官もあんなに冷静だったのかと自分だったら出来るのかともうブラボーとしか言いようがないです。 奥さんと子供も心配したでしょうが、 いろんな意味で本当に良かったです!
生きることで伝わること
一人の死傷者も出さず155人全員が生還する、 その価値を改めて感じさせるものだ。 最良の選択を、人はその瞬間できるのか、 生還がなければ何も残らない、評価は後から好きに できる。でも、その現場の緊張感は、再現できない。 生きる事、生きるためにできる事、 の素晴らしさが伝わる。 この事実に関わったすべての人に 感動をありがとう、と言いたい。
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