ルームのレビュー・感想・評価
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涙腺大崩壊!
号泣!本年度圧倒的No.1!
ともかく主演の母子の演技が素晴らしい。特に息子役の子の表現力たるや、もはや反則。嗚咽!
脱出劇としての前半だけで一本の映画として成り立つどころか、大量の液体を目から流出するほどの満足度。
しかしこれに終わらず「その後」を余すことなく描くのいい。
適応できず苦しむ母親とは対照的に、新しい世界をどんどん吸収する子供の逞しさたるや。この子に限らず、小さい子みんなに共通することなのだろう。敬服する。
また、小さい子独自の感受性も、時折子供の主観目線をいれることで、よく表現されていて、これがまた涙腺を崩壊させるのだ。
母親役も難しい役を好演。監禁中の不健康具合も肌荒れ等でリアルに描写。
おばあさん役もその夫役も素晴らしい。子供との心の交流が徐々に進んでいく過程がまた泣ける。
ラストシーンがオープンニングとリンクして、もうダムが完全決壊。
母子で助けあってこれからも強く生きて欲しい!
言葉が…
観てきました。
言葉が詰まりました。
最初は部屋の中しか知らなかったジャックにとって世界は広すぎた。その中で徐々に世界になれていく。
最後に部屋を見に行ったジャックにとって今までいたところがどんなに狭いところだったのかがわかる。
全体を通して考えてしまうような場面があった。
親や子供の気持ちとか。
ジェイコブ君の演技には賞がでてもおかしくないとおもった。
是非見てほしい作品だと思う。
ヤバい
43本目。
言葉に詰まると言うか、複雑な気持ちです。
息が詰まりそうになると言うか、本当複雑。
日本じゃ作れない作品。
あそこで普通終わると思うけど、その後も描くのが、やっぱリアルだし。
特に子役がね。
何か散文的だけど、頭の中で整理出来ないから、仕様がない。
でもこれも映画の素晴らしい所何だと思う。
心の中の"へや"
あの"へや"から解放されても心の中の"へや"からはなかなか解放されない。先日起きた、女子中学生が2年間誘拐監禁されていた事件を思い出し、なんだか心が痛かった。
ジャック役の男の子が端正な顔立ちでとても可愛かったし、演技もすばらしかった。
狭くなった訳ではない
閉じ込められた部屋から出てもマスコミや世間から逃れる為に家に引きこもり、もがいて、足掻いて、おののいて、崩れる母親と少しずつ順応して行く子。
頼むから放っといてあげようよ…
部屋での日常と脱出をみせる前半と日常を取り戻すまでをみせる後半のバランスが良く、みせすぎで弛んだり飽きたりということもなく、作中に引きこまれてあっという間に時間が過ぎた。
平穏な親子のやり取りに涙がこぼれた。
感動しました
閉じ込められた「部屋」で暮らし、部屋を出てからの母と子のお話。
単純に言うとね。
でも、過程は単純ではない。
正直、自分だったらあり得ない、でも、起こるかもしれない話。
自分でも驚く位、自然と涙が流れた。
子役の、あまりにも自然な演技。素晴らしい!
もう一度観たいと思う作品です。
部屋と世界
見る前から素晴らしい予感しかしてなかったこの映画
見てみるとあまりの素晴らしさに度肝を抜かれた
ラストでジェイソン君が言ってたみたいに、実は世界と部屋は扉が開いてるか閉められているかの違いしかない けどそれがたまらなく苦しくて美しい事だということをこれ以上なく観客に 体感 させてくれる素晴らしい映画だった
特に映画の最初と最後で全く違って見える部屋の大きさには只々驚いた 恐らく撮り方が上手くてそう見えるんだと思うけど、二人の人生が本当の意味で部屋から出た瞬間の感動と相まってもうちょっとわけがわからないくらい感動してしまった
あとは何と言ってもジェイソン君の素晴らしさ!子供が輝いてる映画はやっぱり素晴らしい 映画は終始彼の視点から見える世界に寄り添って進んでいくんだけど、世界を知っていくジェイソン君から不意に放たれる台詞の一つ一つ突き刺さって来る 特に、自分を責める母親に言うさりげないけどズシーンと来る言葉が良すぎて死ぬほど泣いた
もう当分この映画ぐらい素晴らしい映画は見れないかもしれないと思ってしまうぐらいにしばらくは余韻が続きそうな一本だった
子供って凄い
子供って凄いな…
子供の何気ない一言で救われる。愛と絆。
ジャック役のジェイコブ君が凄いです!瞳に吸い込まれるよう…
また、愛を綴った作品かと思いきや、それだけじゃない所が凄い。
劇場出た後、思わず空を見上げました。
泣いたけど
母と子の絆に感動しましたが、ラストがすこーし弱かった気がしないでもない。
トラウマを克服していく過程がちょっとスムーズ過ぎる気がしないでもない。
父親の件や、おじいちゃんの問題や、犬のくだりがちょっと未解決な気がしないでもない。
子役すげぇ~のきたぁ~~!
最近のハリウッド、実話多すぎねぇってボヤいておりましたが「ザ・ウォーク」「マネーショート」は実話に脚色付けましたかんが強かったですが、この作品は純粋とした実話映画と感じました(この作品はアメリカ作品ではなくアイルランド・カナダ合作作品なので失礼なことを言ってはいけませんね(泣))
7年間監禁されていた女性とそこで生まれ育って外の世界をまだ知らない息子の脱出と社会適応への苦悩実話物語。
セットや演出表現がリアルすぎて怖いし、精神的に追い込まれていく女性の苦悩の演技表現がすごすぎて引きこまれていくけど、実話作品だからそれを考えると怖い体験をしたんだなって観終わった後あらためてゾクッときました。
もっと注目してほしいのは、そのルームで生まれ育ったジャック役のジェイコブ君!!
久々のこの子役すげぇ~~って思っちゃいます!!
「めざましテレビ」で出演者2人のインタビューを拝見しましたが、記者会見の時のジェイコブ君の対応がすごいすごい大人って感じがしましたね~~。今後注目の役者さんですな。
ちょっと話はそれましたが、この作品でのジェイコブ君の演技は驚きます。女性とのやりとりは全編通してリアルだし凄すぎてすぐにファンになると思います。
中身はじっくり言えないので、ぜひ本編をご覧あれ。
最近日本でも誘拐されて2年後の無事保護された学生のニュースもありました。監禁される経緯を息子に話すシーンがでるのですが、他人に親切にするのが安易にできなくなってしまったのが悲しいことでもあり、なんとかならないかなっと改めて実感してしまいます。
てなわけで、実話映画としては素晴らしいで勉強させられた作品だし久々の子役すげぇ~のきたぁ~~ってことで5点とします。
ぜひ、劇場でご覧あれ。
ジェイコブ君、俺なら助演男優賞あげるかも(笑)
本当の自由とは
唸った。 とにかく唸る。
脚本に、母親役のブリー・ラーソンに、 そしてジャックを演じたジェイコブに。
生まれたときから狭い納屋の世界しか知らないジャック。 そこから脱出したとき、誰もがほっとして、これで問題は解決したと思う。 でもそうじゃない、空さえ見たことのなかったジャックにのしかかってきた「世界」は、私たちの想像を越えてはるかに広大で、目まぐるしかった。
本当に辛いのは、解放後なのだと思い知らされる。「HAPPYなはずなのに」失った時間が徐々にジョイにのしかかり蝕んでいく。 普通に振舞って子供らしくして欲しいのに、ジャックは部屋にいたときと同じように、ずっと私のそばにいる――。
世界は広い、もっともっと好奇心をもって欲しい、やっと出れたのだから、私を束縛しないで欲しい! ジョイのもがき苦しむ姿に、監禁されていた年月の重さを知る。
でもちゃんと子供はわかってるんだよ ね。少しずつ、彼のペースで心の扉を開いていく。 急がないで、ママもゆっくり歩いて?というように、至極マイペースに。 その証拠に、部屋を見て彼は「縮んだの?」という。
世界の広さに、徐々に馴染んできた証拠に。
そしてさよならを言う。 彼にとっては、大好きな母親と一緒で、 もしかしたら幸せだったのかもしれない場所に。
幸せ、不幸という概念もなく過ごしていた時間に。
ジャックが部屋に行きたいと言ったときはぎょっとしたけど、子供の方が幸せの本質をちゃんとわかっているのかもしれないと思った。
彼に背中を押されるように、過去に決別し、やっと心の自由への一歩を踏み出すジョイの姿に、熱いものが込み上げました。
心に残るシーンだらけ(T ^ T)
あまりにも心に残るシーンが多すぎて。(T ^ T)
きっと、一つ一つの出来事を丁寧に描いているから、胸を打つのでしょうね。
まるでジャックの目を通して一緒に“世界”を見ているような…感覚が研ぎ澄まされるような追体験が出来るところも魅力。
そう考えると、レニー・アブラハムソン監督は、主人公の目線へ観客を誘導するのが本当に巧みですよね。『フランク』では、まんまとしてやられましたし(^^;;
序盤にUPを多用して密室での濃い関係を描いているぶん、後半の引きのショットも素晴らしい。
(ジョイが自分の部屋を見るシーンや、ジャックがグランマに「大好き」と言うシーンなど)
ブリー・ラーソン。
やっぱり大人と少女の顔を併せ持つ女優さんなんだと、改めて感じました。
『ドン・ジョン』では、少女の中の大人を。『ショート・ターム』では大人の中の少女を見せてくれましたが、今回の『ルーム』では母親の顔と思春期の少女の顔を見せてくれました。
獣のような目も好き。思い出すと胸が熱くなります。
そして、なんと言ってもジェイコブ君が上手い!可愛い!
トラックの荷台のシーンは予告編でも流れていましたが、劇中で見ると本当に素晴らしい。
彼の一挙手一投足から目が離せませんでした。
この先も楽しみです。
上映後しばらく立てない。
今までにないくらいの大きな期待感の中で観た。
なんて素晴らしい映画なんだろう。困難を超える母と息子のものすごく大きな愛の力、これに涙が止まらない。上映後はあまりに胸がいっぱいになってしばらく席を立てなかった。
息子ジャックに聞こえないように声を殺して涙を流すママ、「部屋の外には世界が広がってるの」と初めてジャックに世界のことを教えるママ、声に出さずに「Good bye」と別れを告げるママ。一人の人間として、観ていて胸が苦しくなり、溢れんばかりの涙が出た。
そして時折驚くほど大人っぽい表情を見せるジャックに心震えた。
ママ役のブリー・ラーソンはこの役でアカデミー賞など33の主演女優賞を受賞。彼女がこの映画で受賞したことはとても意義のあることだったと思う。誘拐され、監禁された女性の強く生きる姿を、全世界に知らしめたという点においても。
また、ジャックのばあば役を演じたジョアン・アレンの演技も注目すべき点。じいじ役のウィリアム・H・メイシーも、いるだけで映画の質をひとつ上にしている。
まさに世界がぐんんぐん限りなく広がっていくように希望を持たせるラストは脳裏に焼きつく。
忘れられない感動の一本になった。
子役が素晴らしい
よみうりホールで『ルーム』の試写会を2016/03/31に鑑賞。
前評判は聞いていたけど、子役が素晴らしい。母親に癇癪を起こしたり、知らない大人に恐怖したり、初めて外の世界を見た時の反応、そして外の世界に馴染めずに狭い部屋に戻りたがるなど、生まれてからずっと狭い部屋しか知らずに育った子供の繊細な心の変動を見事に表現していた。ちゃんと演技の意味を理解して演じていたのなら末恐ろしいw
アカデミー賞の主演女優賞を獲得したブリー・ラーソンを完全に食ってたと個人的には思った。
こういう拉致事件によって失われた家族の時間は、それぞれ家族の立場によっていろんな傷つき方をするのだな、そしてそれをお互いなかなか理解し合えないのだなと。特にジョイのお父さんの反応は残念でした。
明るい希望が持てる
監禁状態からの脱出...
というヘビーなあらすじだが、全体を通して、暗く、重苦しい感じは無く子役のジェイコブ君の演技が素晴らしかった。
母子を取り巻く環境の変化は凄まじく、中々適応できずにいたジャックが祖母に自身の想いを伝えた場面は流石に泣ける。
また、ママ役のブリーラーソンも環境の変化に戸惑っていた。
苦しむ様は眉一つ、口角一つをとっても言葉に表す以上に多くの感情を観客側にじっくりと伝わってきた。
感動‼
アカデミー賞主演女優賞受賞、前からずっと注目していた作品で、試写会が当たり観てきました。
案の定、涙、涙でした。期待を裏切らない作品です。
実際にあり得る内容でしたし、なんといっても、息子にやられます。可愛くて声もキュートで演技も凄いです。
ブリー・ラ-ソンの体当たりの演技も素晴らしいですが、息子役のジェイコブにノックアウトされちゃいます。
これからどんな役者になるか楽しみなところ。
おすすめ映画です。
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