ルームのレビュー・感想・評価
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涙腺がユルい私がなぜか泣けず…
※まだこれから観る方は読まないでください…
ブリー・ラーソンとジェイコブ君があんなにすばらしい演技を
魅せてくれたというのに、ハンドタオルを片手に臨んだのに、
なぜか泣けなかったんです。グッと来る場面があったには
あったんですが…
で、ずっと考えてたんです…その理由を。
で、出した答えが…
7年前に行方不明となった娘を
捜して、泣いて、願って、祈って、待っていた両親の想い、
その表現が私の想像するそれとギャップがありすぎた…
のかもしれません。
再会はもっと感情がむき出しになるだろうし、
そんなもんじゃないのでは?と感じた。
あくまで主演と息子の目線で進むのは当然なのですが、
無事救出のニュース、しかも5歳になる息子(孫)がいる…
相当衝撃的である。簡単には消化できない。
しかもその間に離婚し、違う男と暮らしている母。
まともに孫の目を見られない実父…
できればそう言う雑音的なエピソードは盛ってほしくなかった。
あと、レオに不信感を持って観てしまったことを
反省しています。だって行動も怪しいしちょっと怖さを感じたので。
それとリレーのメンバー(友達)は、見舞いに来ないのか?
来られないのか?とかも考えちゃったりして…
結局、興醒めした訳でもなく、引いて観てしまった訳でもなく
十分最後まで引き込まれて、エンディングも納得だったんですけど…
だからガッカリでもなく、あれ?あれあれ?って感じでした。
まぁでもウダウダ綴りはしましたが、
平凡でも日常を過ごせるという幸せを改めて感じ、
時間以上の大きなものを奪った罪を憎み、
大切なもの見つめ、愛し、守ること。
これだけは感じることができたので、良かった思う。
強いのは母だけではない
19歳の頃から実に7年間「部屋」に監禁されていた母のジョイとその息子、5歳のジャックの「部屋」からの脱出とその後を描いた作品。
オールドニックという人物に監禁され、望んでいない妊娠ながらも授かったジャックという宝を必死に守ろうとするジョイ。
母とずっと一緒にいることのできる「部屋」が「世界」ではないことを唐突に告げられ、受け入れられずに反発するも、母の願いを叶えるために怯えながら脱出計画に臨むジャック。
見事脱出に成功した2人に待っていた本当の「世界」とは?
冒頭の幸せそうな2人の様子とは裏腹にどこか絶望的な雰囲気に息が詰まる作品。
「部屋」を出るまでの過程を感動的に描いた作品と思っていたが、違った。脱出したあとめでたしめでたしで終わらせずに、2人の心情の変化を周囲の人間とともに描いた点が非常に素晴らしかった。
「世界」だと思っていた「部屋」から半ば強制的に追い出されたような形で新しい「世界」に触れたジャック。この時のジャックの視点がピントが合わなかったり、光が目に強すぎたりと初めての「世界」であることを強調していた点と散歩していたおじさんの優しさと女性警官の勘の良さが非常に良かったこちらがお礼を言いたい笑。
母とオールドニック以外の初めての人間に驚き、急に現れた祖父と祖母にすら挨拶もできない怯えよう。
そのジャックが少しずつ心を開いていく様子に感動する。
血の繋がりのないレオにも懐くようになったり、近所の人と話すことができるようになったりと自然の変化に見えるが、ジャックにとっては大きな変化。
バァバ大好きと言ったシーンで自然と涙がこぼれた。初めてですこんなの笑。
ジャックが新しい「世界」に適応して行く一方で、「世界」に戻ってきたジョイは徐々に7年の月日の経過を感じ始め、後悔と怒りでやりきれない気持ちに困惑する。
世論の勝手な想像を払拭するためにテレビに出演したり、気持ちを落ち着かせるために薬剤に頼り、昏睡状態に陥ったりと不安定なジョイを支える祖母たち家族やジャックの存在。
守ると心に誓っていたジャックに実は支えられていたんだと気付き、ジャックと向かい合うジョイの姿も涙ぐましかった。
最後に再び「部屋」を訪れるシーン。たとえ5年間監禁されていた空間であっても、ジャックにとっては「世界」であり、その「世界」に別れを告げたあのシーンで2人が前に進もうとしていることを示していると感じる綺麗な終わり方だった。
ジャック演じるジェイコブトレンブレイ本当に素晴らしかった女の子に見間違うほどの容姿だけでなく、「世界」を見たことのない少年という難しい役柄をこんなにも表現できるかと驚かされた。
主演のブリーラーソンだけでなく、彼もオスカー受賞してもいいと思える演技力だった。
順調に成長していってくれることを期待しています!
ママン〜!
ジャックの純粋さとママ(ジョイ)との絆と愛に感動。
全くあらすじを知らずに見ました。
最初はなんのこっちゃで髪の毛長くて邪魔やなとか思ってた自分を殴りたい。
警察官のおばさんが凄すぎた。
運転手の警察官はうるさい。
思ってたよりはやくジャックの脱出が成功したから
また二回目監禁されるんかと思ってひやひやしたけど
また違った形でひやひやさせられた。
ママンしっかりしてええ(泣)
ジャックの方がしまい込んでしまうかと思ったけど
ママンのがひどかった……。
個人的に予想外。
ジャックが“へや”に帰りたいって言って
ママも不安ながら一緒に行った場面。
過去と向き合えるようになり、精神的に開放されていったのが伝わってきた。
この映画の中で一番好きなシーンでした。
ジャックの勇敢さとママンの愛にカンパイ。
背景にあるもの
ツラい作品の鑑賞が何故か続くが今作は救いがあってホントによかった、という個人的な感想はともかくとして、とにかく泣ける作品だった。
フィクションだと分かってはいてもジョイとジャック親子の状況を察すると冒頭の5秒くらいで泣けてくる。あの冒頭のシークエンスは秀逸で、原作がそうであったように幼児の視点で「部屋」が語られていって作品の前提を知らなければ愛らしくもあるシーンだ。しかし知っていればその子供によって無垢に語られる「部屋」の異常さが際立ってくるのだ。あれだけで特異な状況やそれまでの経緯、子供の性質まで表現できていたのでとても上手い演出だと思う。息子にジャックと名付けたジョイの想いとかも考えるとね‥
圧巻なのはブリー・ラーソンの演技でジョイという女性の性質を破綻まで含めて演じきったプランの確かさが感じられた。そういう彼女がいたからジャックだけでなくオールド・ニックまでもが真実味をもって存在していたのだと思う。
ちなみに時期設定としては誘拐された当時のままであったと思われるジョイの部屋に「Ok Computer」のポスターがあったので劇中は2005年くらいだろうか。そして彼女の実家はすごくお洒落だったがどういう設定だったかは原作を読むしかないか。
脚本は原作者の草案を監督と二人三脚で練り上げていったということだが、前半と後半で文字通り世界が変わるわけだが、そこをうまく繋げて円環のように仕上げたのは素晴らしい。ただしジャック達に見えている世界はより広くまた厳しくもあるだろうが二人なら大丈夫だろう、そう思わせてくれたことが良かった。
現実の二人については、ブリー・ラーソンは今後が気になる女優になった。そしてジェイコブくんはいわゆる上手い子役像そのものなので将来が心配な気がするけど余計なお世話。
監禁された状態で、 どうする事が、子供にとってベストなのか?
当該作品は、
アイルランド出身の作家エマ・ドナヒューのベストセラー小説「部屋」を
映画化した作品です。
7年間監禁された女性と、そこで生まれ育った5歳の息子が、
長らく断絶されていた外界へと脱出し、
社会へ適応していく過程で生じる葛藤や苦悩を描いたドラマです。
2月29日の第88回アカデミー賞で作品賞ほか4部門にノミネートされ、
息子とともに生きようとする母を熱演した「ショート・ターム」のブリー・ラーソンが、
主演女優賞を初ノミネートで受賞しました。
しかし、作品を観ると、むしろ息子役の男の子に何か賞をあげたい気持ちになりました。
先週末興行成績は、初登場8位でした。
当該作品では、主人公の女性が誘拐・監禁それた上に、
妊娠・出産をし、息子は、5年間監禁部屋しか知らない為に、
話が複雑化します。
最近、日本でも、中1から中3までの2年間監禁された
「女子中学生拉致・監禁事件」が、
先日起こってしまいました。
当該作品は、
誘拐・監禁が悲惨である事を訴えると同時に、
解放された後の方も、厳しく辛いという事も映し出しています。
結婚して、子供が授かると、特に、母親は強くなります。
しかし、今回の場合は、監禁された状態で、
どうする事が、子供にとってベストなのか?
を問いかけます。
大変難しい問題で、安易に回答できません。
また、
当該作品を通じて、日本での事件でも、
我々ひとりひとりが、解放された中3の彼女の為に、
誘拐された両親の為に、
何が出来るのか?どうすべきなのか?
を、考える良い機会になるかも知れません。。。
重い作品ですが、お薦めです!
「ドラえもん」などは、公開館数が363ケ所なのに、
アカデミー賞作品賞ノミネートされた8作品中の1作品なのに、
73ケ所でしか公開されていないのは、どうして?!
Michi
[PS]
我が家のフェレット・Georgieも、リビングしか知りません。
"ROOM"です。。。
実は凝った映画なのでは
面白かった。非日常性における親子愛、というのもひとつのテーマだと思うけど、本質としては別なことを感じた。
と思う。閉鎖された空間で、母以外に他人が存在しない「部屋」から「無限に広がる世界」へと日常が変化することが、子供にはどう見え、聞こえるか、が巧みに表現されている。
さらには五感だけでなく、演出によって「子供なりの理解力の限界」をもあらわしていて、それを考えると、脱出劇のあっけなさや、大人の会話が示唆にとどめているもの、あるいは話途中で終わっていたりする事柄のような、普通に見てたら中途半端に見える展開にも納得がいく。部屋における監禁は、子供なりの大きさや広さの感覚と、その後の柔軟性を主観的に見せる、という対比を作り出すための設定に過ぎないとさえ思えてくる。
とはいえ、終盤だけがいわば「ばあば(Grandma)の視点」にやや寄っていて、そうすることで子供の成長を実感できるというこの映画におけるカタルシスを得たり、“あの一言”で感動したりすることができるので必要と思うけれど、子供視点を完全に貫いたら別の面白さがあったかも。
ラストシーンでは母親がかすかに発する「さよなら」の声はたぶん子供には聞こえてなく、そこが唯一の母親の視点であると思うのだが。
近所の不審な家とか倉庫とか気になるやん
先日の日本でも同じような事件報道あったばかりですし、この主演女優はオスカー取りましたし・・・
2時間がとても長く感じて、心に突き刺さるタイムリーな作品です。
監禁され母となった女性は、当初の絶望感から服従を演じる事で我が子の成長を待つ・・・そして機が熟した所から物語は始まります。
その母子の会話やルームに漂う臭いまでが、画面から伝わる演技に脱帽ですが、救われた後の葛藤描写に見応えありです。
しかしあの女性警官の機転と判断が凄すぎる^^;
CGを駆使した超大作からこういう作品まで、制作できるハリウッドの凄さを痛感する。
昼間じゃなく夜、一人鑑賞がいいと思います〜☆4.4
日本でリメイクするならって考えると・・・
尾野真千子さんと芦田愛菜ちゃんが、マザーやった時ならって感じかな!?
オープニングの演出、カメラワークは素晴らしい。
オープニングの演出、カメラワークは素晴らしい。ああ、予告編とか前情報遮断して見たかったなあ。予告編がいかんです。
脱出後の描き方は良かったと思う。ただ自由になれた幸せだけで、「もつ」のは数日。あれだけ熱望した自宅での暮らし。なのに幸せから離れてしまう。
「部屋」に戻ってみたいという5歳が悲しい。
面白かった。完成度が高い映画なので、尚更気になってしまったことが3つ。
脱出の仕方が少々雑だった。あのシチュエーションで奴はなんで確認しなかったんだろうなあ。
そこの理由をもう少し時間使ってほしかった。
押しかけたマスコミにもう少しえげつなさがあった方が良かったかな。
彼女のハイスクール時代の友人たちに登場してほしかったな。最初の数日の感激と幸せ。そのあとの詮索と興味本位とそういうのがあると、より良かったと思う。
それらを経て、自己肯定へ。
難しい作品
子役男の子の演技に魅了されがちですが、これ身近に監禁されたらどう対応するか突きつけられた重い作品でした。
被害者の家族は実は彼女のことを諦めていたのでは?
離婚しようが勝手だけど、見つかってから家族 親が現れたので、例えば懸賞金を出して最愛の一人娘を必死に探す..探し続けるそんな場面が一つもない。
実は彼女を心配してる人なんて一人もいないのでは?とも見えてしまう友人すら現れない。
もし誰からも心配されてないなら被害者の女性が大変みじめに映ります。
それに加害者なんて監禁に対して反省してないと思います。
これが現実 身内で監禁誘拐が起きた場合に自分は被害者を探し続けることができるか本当に駄目なら挫折してしまうのか非常にわかりません わからなくなってきました。
なのでこの作品感動よりは何も解決してないそして、被害者の家族の考え気持ちがわかりませんでした。
サスペンス→ヒューマンドラマ
予告ではいかにも監禁された場所から脱出してはじめての世界で子どもが母親を救うみたいな感じかと表されていたが全く違った。この作品は何回か大きな展開を踏む。脱出→保護→社会との関わり→母親と子どもの関係など。なので言ってしまうと結構あっさり脱出に成功するためツッコミどころが多くなる。しかしこの映画の見どころは脱出したあとの母親と子どもとの関係がメインとなる。サスペンス要素とドラマ要素の2つ楽しめて色んなメッセージ性が含まれていて演技もビックリするくらい素晴らしくてアカデミー賞取るのは納得のいく作品だった。
ストーリーも面白いけれど…。
アカデミー主演女優賞。
たしかに作品見ると納得。
部屋の中、脱出してからの苦悩、鬼気迫る姿があります。生まれて5年目に初めて外の世界に出て行く子役も充分な名演。
前半のサスペンスタッチと後半の人間関係の描写にメリハリがあって面白かった。
深く心に刻まれる作品。
まずストーリーですが
日本版の予告編は見ないことをお薦めします
見るなら、言葉が分からなくても海外版を見るべきです
この話は監禁されていたこと、そこから脱出することというものを描いた作品ではなく
監禁というものに対して、その被害者である女性と子供、そして社会、異なる捉え方をそれぞれの目線で浮き彫りにする作品です
オチがあるような作品ではありませんが
俳優(特に子役)の圧巻の演技、展開、台詞の1つ1つが心に刻まれるような時間を創り出しており、バットエンド、ハッピーエンドということを越えた感動を与えてくれました
時事と切り離せ
序盤、母子の何気ない、日常のやり取りが始まる。子供は一つ一つのモノに名前を付けている。子供の5歳の誕生日で、ケーキにろうそくはない。何気ない会話だが、その空間はなぜかやたら薄暗く、カメラの、それぞれの被写体に対しての距離感がやたら息苦しい。
それは大変な効果をもたらしており、オレはこれらの絵だけで吐きそうになった。
仕方ないことだが、本作の序盤は、映画紹介として普通にネタバレされているが、この設定を知らなければ、このカメラに席から転げ落ちるほどびっくり感心したことだろう。
「ルーム」
時事的に、この設定をうっかりいつもの調子で語るには、問題あるので、ここでは最近のニュースのことは頭から外す。
いや、外したほうがいいかもしれない。
ただの母子成長映画として観ると、本作の、紹介文にあるように、「はじめまして【世界】」は、いい宣伝文句で、子供の「成長は親子だけではありえない」という一面と、「世界に出た時の厳しさ」を母親の、「脱出その後」を通して「世界」の役割をちょっと(かなり?)感傷的に描いている。
母親は、生まれてくる子供を守るため、育てるも、それは「自分のため」でもあるわけで、「実は【子供依存】の生活」から「世界」でもう一度自分を取り戻す。
主演のラーソン、こう言っては問題あるが、この映画ならではの、「顔」に見えることが本当に素晴らしい。納得の主演女優賞。
子供は、母親と離れ、祖母と、おじさんと、犬と友達とそして、アイドルのブロマイド?で世界の中で成長する。圧迫感を強調したクローズアップのカメラは世界に順応するにつれ、無くなっていく。
また本作の見所、というか、いつだろ、いつだろ、と目が離せないことに子供の髪がある。
ここでの髪を切る、と言う行為は、「世界の子供になること」「髪を切りたい」という自分の主張と祖母との関係が見えてきて、感動的。母にとっては、それは「髪自体にパワーが宿る」のではなく、「切られたこと」にその背景を感じとることができる「パワー」が宿ったことを意味する。
髪が長いことで、女の子にも見えてたジャックが、子供から「息子」に変わった瞬間、というにはまだまだ幼いが、その後の母親との会話やラストシーンにて、「男の子の成長」を感じさせるものにはなっている。
ここで再び母子の物語に回帰する。母は子供の成長をもって、失われた「世界」に再び生きることが出来る。
「母としての」成長。いや「失われた時間」を超えた、一人の人間としての成長。
追記
アマノジャクなおっさんとしては、ラストシーンは、もうそこまで必要ないかな。
(ここでは関係ないが、小二郎さんのアマノジャク評のバランス感覚は絶品だ)
追記2
最近、「ババドック」という母子の、シングルマザー応援映画を観たばかりで、そこでの子役のウザ超絶演技を魅せられていた。またその年頃の子供っていろんな意味で
「可能性」すげえな。
こどもに救われたが。
「ルーム」は3つのストリーに分かれている。
①ルームからの脱出劇
②解放後の現実のきびしさ
③母親を救い出すジャックの行動
①は、鬱屈したルームの中に母親とこどもの日常が描かれる。
そして、大きな転換、脱出劇。
それが成功した時の開放感と深い愛情劇。涙がこぼれ落ちた。
②はマスコミに追い込まれる母親の精神状態と、その状況にも愛情を求めるジャックのすれ違いが哀しい。
女性キャスターはいう「生物学的には犯人のこどもですよね』
母親はいう「彼はわたしだけのこどもです」
そんな状態の母親が病んで病院に入ったときも、その現実がわかっていたのか、わかっていないのか、ひたすら待ち続けるジャックの姿が愛おしい。
③は母親を救うため、そして、自分自身を納得させるために「ルーム」に戻り、思い出の品々と別れをいう。
なんて出来たこどもなんだろうと思う。
これはあくまで映画である。感動的につくられた映画である。
それにしても、その子役であるジェイコブの演技はすごい。
ディカプリオの主演男優賞に文句はないが、ジェイコブにももうひとつの演技賞をプレゼントしても惜しくないと思った。
だから、主演女優賞の影が薄くなったと思ったのは僕だけではないだろう。
もう一度見たい
観終わった後も衝撃が残りました。
まず、キャストの演技やリアルさに本当に圧倒されました。
何度も引き込まれ、胸が苦しくなったり、戸惑いつつも驚嘆したり、、感情が忙しかったです。
キャラクター的には、ジャックの純真無垢な子供らしさが愛おしくて、柔軟な強さには素直に敬意を抱きました。ジェイコブくんの演技力ほんとにすごい。泣く演技が初めてだったとは思えないです。
また、後半部分からの、監禁から解放されたことによって、 「母」以外にも「被害者」や「娘」としての立場を7年の空白の時間と共に背負うことになったジェイの葛藤が、痛いほど突き刺さりました。
1回ではまだ見きった感が無いので、また見に行きたいです。
アカデミー主演女優賞作品ながら、子役の男の子の演技も天才的。本当に...
アカデミー主演女優賞作品ながら、子役の男の子の演技も天才的。本当に母も子もどちらも主役で、それぞれの目線で感情移入できる映画。
朝霧の監禁事件の報道の直後だけに、重さと怖さも強く心に残るが、母子と家族の愛情が救いというか希望を感じさせてくれる作品。
全385件中、321~340件目を表示