ルームのレビュー・感想・評価
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凄い!
酷。
涙腺大崩壊!
号泣!本年度圧倒的No.1!
ともかく主演の母子の演技が素晴らしい。特に息子役の子の表現力たるや、もはや反則。嗚咽!
脱出劇としての前半だけで一本の映画として成り立つどころか、大量の液体を目から流出するほどの満足度。
しかしこれに終わらず「その後」を余すことなく描くのいい。
適応できず苦しむ母親とは対照的に、新しい世界をどんどん吸収する子供の逞しさたるや。この子に限らず、小さい子みんなに共通することなのだろう。敬服する。
また、小さい子独自の感受性も、時折子供の主観目線をいれることで、よく表現されていて、これがまた涙腺を崩壊させるのだ。
母親役も難しい役を好演。監禁中の不健康具合も肌荒れ等でリアルに描写。
おばあさん役もその夫役も素晴らしい。子供との心の交流が徐々に進んでいく過程がまた泣ける。
ラストシーンがオープンニングとリンクして、もうダムが完全決壊。
母子で助けあってこれからも強く生きて欲しい!
言葉が…
観てきました。
言葉が詰まりました。
最初は部屋の中しか知らなかったジャックにとって世界は広すぎた。その中で徐々に世界になれていく。
最後に部屋を見に行ったジャックにとって今までいたところがどんなに狭いところだったのかがわかる。
全体を通して考えてしまうような場面があった。
親や子供の気持ちとか。
ジェイコブ君の演技には賞がでてもおかしくないとおもった。
是非見てほしい作品だと思う。
ヤバい
心の中の"へや"
狭くなった訳ではない
感動しました
部屋と世界
見る前から素晴らしい予感しかしてなかったこの映画
見てみるとあまりの素晴らしさに度肝を抜かれた
ラストでジェイソン君が言ってたみたいに、実は世界と部屋は扉が開いてるか閉められているかの違いしかない けどそれがたまらなく苦しくて美しい事だということをこれ以上なく観客に 体感 させてくれる素晴らしい映画だった
特に映画の最初と最後で全く違って見える部屋の大きさには只々驚いた 恐らく撮り方が上手くてそう見えるんだと思うけど、二人の人生が本当の意味で部屋から出た瞬間の感動と相まってもうちょっとわけがわからないくらい感動してしまった
あとは何と言ってもジェイソン君の素晴らしさ!子供が輝いてる映画はやっぱり素晴らしい 映画は終始彼の視点から見える世界に寄り添って進んでいくんだけど、世界を知っていくジェイソン君から不意に放たれる台詞の一つ一つ突き刺さって来る 特に、自分を責める母親に言うさりげないけどズシーンと来る言葉が良すぎて死ぬほど泣いた
もう当分この映画ぐらい素晴らしい映画は見れないかもしれないと思ってしまうぐらいにしばらくは余韻が続きそうな一本だった
子供って凄い
泣いたけど
母と子の絆に感動しましたが、ラストがすこーし弱かった気がしないでもない。
トラウマを克服していく過程がちょっとスムーズ過ぎる気がしないでもない。
父親の件や、おじいちゃんの問題や、犬のくだりがちょっと未解決な気がしないでもない。
子役すげぇ~のきたぁ~~!
最近のハリウッド、実話多すぎねぇってボヤいておりましたが「ザ・ウォーク」「マネーショート」は実話に脚色付けましたかんが強かったですが、この作品は純粋とした実話映画と感じました(この作品はアメリカ作品ではなくアイルランド・カナダ合作作品なので失礼なことを言ってはいけませんね(泣))
7年間監禁されていた女性とそこで生まれ育って外の世界をまだ知らない息子の脱出と社会適応への苦悩実話物語。
セットや演出表現がリアルすぎて怖いし、精神的に追い込まれていく女性の苦悩の演技表現がすごすぎて引きこまれていくけど、実話作品だからそれを考えると怖い体験をしたんだなって観終わった後あらためてゾクッときました。
もっと注目してほしいのは、そのルームで生まれ育ったジャック役のジェイコブ君!!
久々のこの子役すげぇ~~って思っちゃいます!!
「めざましテレビ」で出演者2人のインタビューを拝見しましたが、記者会見の時のジェイコブ君の対応がすごいすごい大人って感じがしましたね~~。今後注目の役者さんですな。
ちょっと話はそれましたが、この作品でのジェイコブ君の演技は驚きます。女性とのやりとりは全編通してリアルだし凄すぎてすぐにファンになると思います。
中身はじっくり言えないので、ぜひ本編をご覧あれ。
最近日本でも誘拐されて2年後の無事保護された学生のニュースもありました。監禁される経緯を息子に話すシーンがでるのですが、他人に親切にするのが安易にできなくなってしまったのが悲しいことでもあり、なんとかならないかなっと改めて実感してしまいます。
てなわけで、実話映画としては素晴らしいで勉強させられた作品だし久々の子役すげぇ~のきたぁ~~ってことで5点とします。
ぜひ、劇場でご覧あれ。
ジェイコブ君、俺なら助演男優賞あげるかも(笑)
本当の自由とは
唸った。 とにかく唸る。
脚本に、母親役のブリー・ラーソンに、 そしてジャックを演じたジェイコブに。
生まれたときから狭い納屋の世界しか知らないジャック。 そこから脱出したとき、誰もがほっとして、これで問題は解決したと思う。 でもそうじゃない、空さえ見たことのなかったジャックにのしかかってきた「世界」は、私たちの想像を越えてはるかに広大で、目まぐるしかった。
本当に辛いのは、解放後なのだと思い知らされる。「HAPPYなはずなのに」失った時間が徐々にジョイにのしかかり蝕んでいく。 普通に振舞って子供らしくして欲しいのに、ジャックは部屋にいたときと同じように、ずっと私のそばにいる――。
世界は広い、もっともっと好奇心をもって欲しい、やっと出れたのだから、私を束縛しないで欲しい! ジョイのもがき苦しむ姿に、監禁されていた年月の重さを知る。
でもちゃんと子供はわかってるんだよ ね。少しずつ、彼のペースで心の扉を開いていく。 急がないで、ママもゆっくり歩いて?というように、至極マイペースに。 その証拠に、部屋を見て彼は「縮んだの?」という。
世界の広さに、徐々に馴染んできた証拠に。
そしてさよならを言う。 彼にとっては、大好きな母親と一緒で、 もしかしたら幸せだったのかもしれない場所に。
幸せ、不幸という概念もなく過ごしていた時間に。
ジャックが部屋に行きたいと言ったときはぎょっとしたけど、子供の方が幸せの本質をちゃんとわかっているのかもしれないと思った。
彼に背中を押されるように、過去に決別し、やっと心の自由への一歩を踏み出すジョイの姿に、熱いものが込み上げました。
心に残るシーンだらけ(T ^ T)
あまりにも心に残るシーンが多すぎて。(T ^ T)
きっと、一つ一つの出来事を丁寧に描いているから、胸を打つのでしょうね。
まるでジャックの目を通して一緒に“世界”を見ているような…感覚が研ぎ澄まされるような追体験が出来るところも魅力。
そう考えると、レニー・アブラハムソン監督は、主人公の目線へ観客を誘導するのが本当に巧みですよね。『フランク』では、まんまとしてやられましたし(^^;;
序盤にUPを多用して密室での濃い関係を描いているぶん、後半の引きのショットも素晴らしい。
(ジョイが自分の部屋を見るシーンや、ジャックがグランマに「大好き」と言うシーンなど)
ブリー・ラーソン。
やっぱり大人と少女の顔を併せ持つ女優さんなんだと、改めて感じました。
『ドン・ジョン』では、少女の中の大人を。『ショート・ターム』では大人の中の少女を見せてくれましたが、今回の『ルーム』では母親の顔と思春期の少女の顔を見せてくれました。
獣のような目も好き。思い出すと胸が熱くなります。
そして、なんと言ってもジェイコブ君が上手い!可愛い!
トラックの荷台のシーンは予告編でも流れていましたが、劇中で見ると本当に素晴らしい。
彼の一挙手一投足から目が離せませんでした。
この先も楽しみです。
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