ミュージアムのレビュー・感想・評価
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漫画っぽい
漫画みたいだなーと思ってたら、ホントに原作が漫画だった。それに、映画の構成が「るろうに剣心」に似てるなあー(エンディングのONE OK ROCKの所為)と思ってたら、同じ大友監督作品だった。
漫画原作で監督大友は、縫い合わせが良いのか、それしか出来ないのか。ともあれ、映画「るろ剣」が好みな人には受けはいいと思う。
漫画っぽいと思ったのは、序盤の死体の見せ方で、遠目から残酷描写を写すけど細かくは判らない。死体の顔とか写すとかなり戦慄が走るが、顔が写されたのは凍らせた時のみで、それがとても作り物感満載な死体だったので少し笑える。怖くない。
しかし、その流れがあったから、ラスト前のあの2人の死体?のインパクトが増したのかもしれない。ネタバレが少し早かったのは残念。妻夫木と尾野真千子のやり取りは不要に感じた。
残念序でに、妻夫木はかなりぶっ飛んだ猟奇的愉快犯なのに、あまり顔のアップが無い。コレクションに頬ずりする所とか、「作品が完成する!」と咆哮している所とか、もっとアップがあればヒールとしての迫力が増したと思う。
ともあれ、ラストのビデオカメラ越しの息子とか、田畑智子の「あたし、彼氏居ません!」とか、映画らしい良い所も多く、年齢指定作品にしてもいいくらい残酷描写満載ですが、そこが大丈夫なら十分に楽しめる作品。
意外なのは、これがWOWOWの記念作品だという事。
WOWOW作品は割と頭脳サスペンスが多く、この作品もその要素はあるが、寧ろアクションの方が多い。
アクションで思い出したが、パトカーにトラックで激突するシーンは何か意味あったのか?要らないと思う。
よくできたサスペンス
グロい怖い胸糞悪い
中々良かった
妻夫木聡演じる悪役が、中々怖かった。
ただ、彼の創作活動に漂うのは、悦ではなく悲しみにも感じた。
自分を見つけて欲しい、大事にしてほしい・・・
そういう欲求を根元にあって、そこに自己愛を後でくっつけたと思う。
逆に
小栗旬が演じる主役は、愛をどう大切にしてよいかわからない。
だからこそ仕事の中に生きがいを探すから
家族との溝がぽっかり空く。
そういう点では、悪役の根底に家族の愛を欲していて
その中で、主人公に、家族への愛に目覚めてほしい
という
願望も、悪役にはあったのかもしれない。
しかしながら
それを目の前で見ていくと、求めていた筈が、嫉妬にも変わりかねない
この精神性の危うさが、とても面白かったです
リアリテイ推しでなんとか消化
コピーにドキッとした。
危機迫る演技力が見事。
雨の日にだけ殺人を行う連続殺人鬼に追い詰められていく刑事。次々に起こる殺人はついに自分の妻と息子に迫っていた…。
恐い、恐い、そして痛い、辛い。あの殺人鬼の残虐な殺人の数々が生々しく、リアル。これはR指定じゃないのか?大丈夫なのかと思うほど直接的な、過激な描写。
妻夫木まじ恐い。つか妻夫木の原型を留めていない。顔も体も声も、恐ろしく醜く、恐怖そのもの。
そして小栗旬の危機迫る演技力、みるものを離さない空気感が尋常じゃないほど力強く、かっこよく、魅入ってしまう。
進むにつれ荒々しくなる表情、態度、息遣い。あの扉を開けた瞬間の絶望の断末魔。怒りが殺意に変わった瞬間の狂った表情。寒気がするほど圧巻。
グロさはきついが、それを上回る小栗旬の演技力の高さが半端ない。
あとハンバーガーがトラウマになります。
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