デスノート Light up the NEW worldのレビュー・感想・評価
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デスノート続編として楽しめました
中々の出来だったと思いました。
それぞれに役者は、好演してます。
前作からの出演もある方もおり、懐かしくもありました。
ミサミサは、特に。(笑)
展開が最後まで変わり中々見応えありました。
デスノートを使って死亡される為に人がコントロールされることを考えると竜崎の最後の日の対応が、もしかして、デスノートを使ってコントロールされた⁉︎
そう考えるのは、深読みしすぎですかね。(^_^;)
これはヤバい
映画を見終わった時に、私は「これはヤバい」と思った 今までで私は映画を見てつまらないと思ったことがほぼないが、これは本当につまらなかった 前作、つまり藤原竜也VS松山ケンイチの物語から10年という設定でデスノートのルールなどは9割程さらっと通りすぎる 前作ではルールの検証のために試行錯誤するときのライトの頭のキレ方やLの対応にいちいち圧倒されて「スゲー!」の連続だった 今作で登場人物の頭の良さに圧倒される部分は 一つとして ない いや、あるのかもしれないがデスノートの世界を経験済みなのですごいとも思わない 頭脳戦のスリルや圧倒があるわけではない では何があるのか、友情? 確かに友情の描写はある キラ対策室のメンバーの女が「本当の名前で呼び合いたい」って言ったときにヘドが出ました(実話)(悪い周りのお客様ごめんなさい) 名前を呼び合わないのはキラへの対策に過ぎないわけで、そこに感情が入ってくるのはどうも…ミソジニー出ない私も(関係ない)不快感を抱きました 物語後半になると、銃撃戦が始まってしまいます 前作はどこに行ったのかと。デスノートがRPG7のような兵器の一つか何かと勘違いしたようなアクションシーン みんながバキュンバキュンしている間、ずっと私は( ゚д゚)ポカーンでした ( ゚д゚)ポカーンです ( ゚д゚)ポカーンって言っちゃいました 周りのお客様ごめんなさい そして今回、死神のスタンスにも気に入りませんでした 冒頭の死神大王の後継者の話 まあ…死神大王は絶対そんなことしないだろうと思いましたがそこは許容しましょう アバー?だったかな メスの死神と竜崎の絡みが酷い あのメスなよ死神は竜崎と仲が良いとそれだけ 特別に感情移入するようなところはないはず 「初めてできた人間の友達」みたいな感じで接していますが、そんな死神と人間の友情を描いてどうするんですか、薄っぺらい リュークにも問題アリです 人間の行動に興味があって興味本意で接して、いません 完全に人間に肩入れしています もうこれわけわかんねえな Lのデスノートに対する哲学の話です Lはデスノートを使いませんでした それはデスノートでの殺人は犯罪であり悪だからです 最後にデスノートを使ったのは自分を殺すためです つまり殺人ではない 今作のLは何を勘違いしたのでしょうか、デスノートを使わないのがLの哲学で自分も絶対に使わない… 違うでしょうよ、それは ハードルを上げすぎていたというのも全部取っ払ってフラットな目線で見たとしても酷い 藤原竜也の最後の「計画通り」→何が?????? 小一時間問い詰めたい これが面白いと言う人と話してみたい 今までのデスノートの世界観にとらわれない全く新しいストーリーを組み立てていくならまだしも、中途半端に前作をなぞらえて前作の良いところを全て捨てて不純物のみを濃縮還元した作品という表現に至らざるを得ません 頭脳戦なし、感動なし、友情なし 本当に、何も、無い。そんな映画でした
いいね!期待通りおもしろい!
前作がおもしろくて、今作はどんなもんかなと思ってみてみたら、期待通りおもしろい! 3人の若手俳優がイイ感じにキャラ作ってて、以前の雰囲気も壊さず、また話しもおもしろくて、いい作品でした。
ハードルの上げすぎに注意
前作の仕掛けばかりを使っているので、驚きがなくノートが6冊もあるのに2時間程度で収めようとするから、詰め込みすぎで話が雑に進んでいく。 前作へのオマージュとして期待しすぎないように観ましょう
全体的な感想としてはなかなか面白かった。 過去作の映画だけみてその...
全体的な感想としてはなかなか面白かった。
過去作の映画だけみてそのまま今作を観ても別に構わないと思うが、せっかくなら現在huluで配信中のnew generationを観てからの方が映画に入りやすい感はある。
特に紫苑のストーリーに関しては映画内では言葉で語られるのみなので、new generationで描かれるものを観た方がより彼の背景が入ってくるだろう。
竜崎は実際の意味でLの遺伝子を継ぐものだったようだが、父親に比べて感情表現が豊か過ぎて母側遺伝子の強さを疑うほど。
中盤観客からは竜崎は非常に無能であるように見せて後半で実は...という形で描かれるが、感情表現が豊か過ぎるが故の狼狽っぷりに過去のLファンからは余り良く見えないキャラクターだろうと思う。
三島は東出くんの感じからなのか、どうしてもさほど有能には見えてこない。好きな俳優ではあるのだが。
だからこそ竜崎の暗号を見抜いたシーンでは、三島の有能さよりも竜崎の無能さを強く感じてしまう観客は多いように感じただろう。しかしそれもまた最後につなげるための仕掛けなのだが、結局のところこの作品中に有能な天才は存在していないような印象を受けた。
10年が経ちあの松田さんは有能な刑事になっているかと思ったが、やはり松田は松田。「俺、Lじゃないし」という言葉で、あぁやっぱりこいつはダメだと思ったのは同僚刑事だけではないだろう。
文句ばかりつけてるような話になってしまったが、観終わった後の印象は悪くなく、色々な部分で観客に突っ込みどころを与えてくれ、後に楽しく話ができる話題をたくさん提供してくれたという意味でとても良い映画だった。
是非友人達と一緒に観に行き、その後あれやこれやと語らってもらいたいものだ。
DEATH NOTE見る前はオリジナルストーリーで原作の10年後っ...
DEATH NOTE見る前はオリジナルストーリーで原作の10年後っていう設定に早くみたい気持ちでいっぱい 始めは洋画かって思った、そして、川栄李奈や船越英一郎の使い捨て感、まあ、予告のときからそうなるかもって雰囲気はあった。 特に戸田恵梨香がそうなったときは感動した。けど、最後の結末はちょっとびみょー原作で夜神月がやったこととほとんど同じ(+_;) 最後かなーって思うとこが3回くらいあった、まさか身代わりになるとは
自分がバカなんじゃないかと不安になる映画
観てきましたよ!デスノート新作映画!
あの世界観を引き継いで、その後のデスノートを取り巻く新たなシナリオ!
天才同士の頭脳戦、駆け引きに手に汗握り楽しませてもらったわたくしとしましては期待絶頂!鼻血出そう!
しかも今回はデスノートが6冊もあるっていうじゃないですか!争奪戦!ミサも出てくる!
そんなの絶対おもしろいに決まってるじゃないですか!公開まだなの?はよ!はよ!あ、今日だわよし観に行くぞー!うわークソ映画だったクソすぎるおまえどんな風に作ったらそんなクソ映画にできるんだよ!逆にそのコツを教えて欲しいわ!
ということでどのようにクソな映画なのか、たっぷりと解説していきたいと思うわたくしなのであります!
序盤はなかなかおもしろいです。もしもアホがデスノートを持ったら?シリーズ!
あーアホやこいつ絶対アホや!でも怖いわぁ最初にデスノート拾ったのが月でよかったわー。まあ案の定噛ませ犬として早々にご臨終されます。
そして登場、雰囲気だけデキる男っぽく装うチンピラ、竜崎。Lの後継者らしいのですが、まあ後継者だから有能とは限らないですね、仕方ない。
こういうサラリーマンいますね、すごい自信のオーラに溢れていてその雰囲気だけで仕事乗り切っちゃうタイプ。新規開拓営業には向いていると思います。
全体的にはテンポもよく、場面ごとの雰囲気の出し方やカメラワークやアクションも見応えがあって面白い映画っぽい雰囲気はめっちゃするんですよね。
まさにその、雰囲気だけで勝負!というこの映画の全体感を象徴するキャラ、それが竜崎です。
まあデスノートの最大の魅力たる頭脳戦がまったくないのは、今回はLや月のような天才が不在、凡人たちによるドタバタ劇ということで個人的には納得できます。
リアリティを考えれば、そんな天才がゴロゴロいるほうがおかしいともいえますしね。
しかし展開が変わるたびに、なぜそうなった?なぜそういう行動に出た?というのが理解できない点が多すぎるのです。
劇中にひとつやふたつ、そういうところがあれば「あれはこういうことなんだよきっと!」という解釈論で盛り上がることもできるのですが、いかんせん肝心なターニングポイントがすべからく意味不明のまま流れが変わっていきます。
三島がなぜ自らキラになろうとしたのか、説明はあったと思うのですがうまく納得できません。
紫苑もキラに助けられた過去があるから云々、でも違ったから殺してやる!って、え・・・なんで?
そもそもミサを連れて行くってどんな事情があってのことだっけ?あれ?
竜崎って結局、誰にどんな理由でデスノートに名前書かれてたんだっけ?なんか説明あった?
キラの活躍をたいそう気に入った死神の偉いひとが、キラの後継者を探しだしたら自分の跡継ぎさせたる!ということで死神たちはっちゃきになってデスノートをばら撒くんだけど、いやまてよそれならリュークが跡継ぎ決定だろ!リュークがトップに成り上がってお前らも同じことやってこいならわかるけどさ。
成功パターンを真似て同じこと出来たら跡継ぎってなんだそれ?
最初に成し遂げた奴の功績計り知れないだろ、二番煎じを出世させるって意味わからん。アップルよりサムスンのほうが偉いのか?
リュークまた現場の前線に立っちゃってるじゃねえかよ。リュークおまえそれでいいわけ?
それともヒット作の続編作ってそこそこに売れたら俺のほうが偉いんだぜっていう監督の主張なわけ?
あるいはわたくしがバカだから理解できなかったのかもしれない?という可能性も否めないので、とてもとても不安な気持ちにさせてくれます。
ただ、おいらバカじゃないもん!という意地で言わせて頂ければ、説明があったとしてもうまく納得しきれないというのは、そもそも筋書きありきでご都合主義な行動を強いられたことが原因で、納得できないまま置いてけぼりにされてるということなんじゃないかと思います。
もうひとつ弁解させていただくと、最近話題になったシンゴジラについては、「セリフが早口すぎて一度観ただけでは理解しきれない」という人が多かったようですが、わたくしは一度めからちゃんと大筋は自然に理解でき、とても楽しむことができました。
今回のデスノートは、ひとことで言うなら観客を裸の王様に見立てた子供だましのようなものでしょうか?
人気作の続編ですし面白い映画っぽい雰囲気に流されて、なんとなく満足感を得られて面白かったという人も一定数いると思われますが、お前は本当に納得できたのか、本当に面白いと思えたのかと小一時間ほど問い詰めたい。
そんな映画でした。
よくあるクオリティ
①話の展開、設定、演出 ・ルールを意識した台詞 原作を読んだ時から、前作を観てから、結構間が経ってる人にも、ノートのルールについて、記憶を喚起させるような配慮があってよかった。 ・原作ファンも楽しめる点 全体的に、登場人物が今までの設定を踏まえた行動をしていて、原作ファンとしては好印象な部分もあり。特に、新しい死神の登場のさせ方は上手いと思った。 ・頭脳戦の要素 ハッキングが万能すぎる。デスノートの最大の魅力であるはずの、キラとLの駆引き、頭脳戦の要素が薄い。 ・ノートの使い方 ノートの使い方にオリジナリティがない。せっかく6冊もあるのだから、もう一捻りほしかった。例えば、ノートの予想外の新たな使い方、原作では描かれなかったルールに触れる等々。取ったり取られたりの「ノートの争奪戦」という緊迫感がない。 ・最後の展開 オチは嫌いじゃない。意外と言えば意外で、月並みといえば月並み。 とはいえ、もっと面白くできたのではないか感が残る。追加シナリオを作るには充分な設定・材料が揃っていると思うので、更なるクオリティの続編を期待したい。 ②配役 演技自体に文句はないのだが、Lの後継者はあんなにフランクな感じで良いのだろうか。明らかに異質な雰囲気を出すキャラ作りor俳優(思いつかないけれど(笑))の方が良いのでは。 ③映像 新しい死神のデザインや動きに不気味さが出ていて格好良かった。 ④音楽 意外に壮大だけど映像に合っていた。
微妙
前回のように頭脳戦を繰り広げるという描写はあんまりなく、もう少し頭脳戦を中心に話を進めて欲しかったなあと思いました。
物語の最後の事実はびっくりして、おもしろい!っと思ったんですが、そこで終わらず、続編を作る気があるのか無理やり伸ばした感じがしたので、最後ぐだった感じがしました。
本当のキラがわかったところで終わっていれば面白かったーで終わっていたと思う。
期待が大きかった分、落胆も大きかった。
結局原作が一番いいという結論に至りました。
役者さんの演技はどれも素晴らしかったです!
正統派の続編。特に音楽が素晴らしい。
デスノートのコミックが実写映画化されたのは 2006 年であるので,丁度 10 年前である。元々死神が持っていたノートが人間界に落ちて来たもので,自分の顔を知った者によって自分の本名をそのノートに書かれると死んでしまうというものである。極めて単純なルールであるが,付加的な条件もあって,死因が書かれてなければ心臓麻痺で 40 秒後に死ぬが,死因や日時等を細かく指定することも可能であり,死ぬ直前の最後の行動なども指定が可能であり,一度書かれたものはノートを破いたり燃やしたりしても取り消すことが不可能で,二度以上書かれた場合は先に書かれたもののみが有効で,ノートのページを切り取った紙に書いても有効で,ノートに触れた者にはノートに憑いた死神の姿が見え,ノートの所有権を放棄すればそれを使っていた間の記憶が消失するが,再度ノートに触れれば失われた記憶が蘇るなど,実に良くできていた。また,自分の余命の半分を代償にして死神と契約すると,全ての人物の本名と余命が見えるようになる「死神の目」を手に入れることができるといった設定もあって,それらのルールが物語を見事に構成していた。 最初の映画化では,主人公が夜神月(やがみ・らいと)という青年で,拾ったデスノートで犯罪者を大量に粛正したために神のように崇められたが,その正体を突き止めて逮捕しようとする警察や,その協力者として活動する探偵のLなどとの駆け引きが,あたかも将棋や囲碁の名人戦を見ているかのような緻密な頭脳戦として描かれ,非常に見応えのある作品となっていた。また,Lを主人公にしたスピンオフ作品も作られ,それもまた実に面白い作品となっていた。今作は,これまでの全ての実写化作品の流れを汲んでおり,ルール等も全て遵守されているほか,前作までに生き残った人物もそのまま登場するので,完全な続編である。本作で特に重要な人物は,夜神月の信奉者で,これまで二度も死神と目の契約を行った弥海砂(あまね・みさ)である。 10 年前にアイドルという設定だった弥海砂は,どんなに若かったとしても 15 歳は過ぎていたはずで,10 年経った時点では 25 歳以上になっていることになるが,二度も死神の目の契約をしたということは自分の余命の 3/4 を失っているので,本来 100 歳まで生きるはずだったとしてもギリギリの設定である。でもまあ,あり得ない話ではない。彼女の本作での振舞いもまた,見事な駒の一つになっていたことに衝撃を覚えた。 本作は,新たな原作なしに製作が行われたものであるらしいが,とにかく脚本が本当に見事であった。これまでの一連の作品を全て見ているのが前提であるが,10 年前にやり尽くした感のある話で,ここまで面白い話が作れるのかと目が点になった。夜神月やLとして前作までの人物がそのまま回想シーンに登場するのも素晴らしく,本流を継承する続編であることを物語っていた。本作で付け加わった新たなルールは,人間界に登場できるデスノートは6冊までで,7冊目以降は効力が発揮できないというものである。新たな死神が6体も登場するのかと期待したが,第1作から出ずっぱりのリュークを含めても3体しか出て来なかったのはやや肩すかしであったものの,その造形は実に見事なものであった。 これまでのルールを駆使した物語は非常に見応えがあって,観客にはサプライズの連続であり,すっかり騙されてしまうところなど,やられた感が半端なかった。強いて難点をいえば,6冊のノートという設定はあまり活かされておらず,3冊もあれば十分であったような気がした。また,夜神月やLの生物学的な遺伝子を継ぐ後継者という設定があるのだが,いつの間にそんな存在を作ったのかという唐突感があり,特に必要な設定でもなかったような気がした。更に,死神の目を持つ者を騙すことなどができるのかという疑問が非常に腑に落ちなかった。また,シリーズ上の主要な人物を不用意に殺してしまっていたのではないかという点が残念であった。 役者はいずれも好演していたが,一部にあまりに芝居がかったものを感じてしまったのが惜しまれた。また,戸田恵梨香の加齢が想像以上に痛々しかった。音楽担当のやまだ豊という名前は初耳であったが,実に素晴らしい曲を書く人であった。この映画の音楽は,昨日見た「インフェルノ」のハンス・ジマーを完全に凌駕していたと思う。これからの作品にも是非注目したい作曲家である。日本映画のエンドタイトルで歌謡曲が流れるのは,その曲を流すのを代償にして制作費を出資してもらっているためであるが,それにしても,今回の安室奈美恵の歌は映画の内容と全く無関係で邪魔なだけだった。監督は「アイ・アム・ア・ヒーロー」と同じ監督だそうで,手腕の確かさが感じられた。 この映画は,ネタバレすると著しく面白さを欠いてしまうと思われるので,あまり情報流出がないうちに鑑賞したのは大正解だったと思う。これから見ようと思う方は,極力ネタバレ情報に触れないように配慮することをお薦めしたい。 (映像5+脚本5+役者4+音楽5+演出5)×4= 96 点
続編に向けた作品。展開が途中で読めてしまう。後半になり話の展開がす...
続編に向けた作品。展開が途中で読めてしまう。後半になり話の展開がすごく駆け足になり、主要人物がほとんど死んでしまう。次回作はあまり期待できない作人になりそう。デスノートのルールや設定自体に無理はなく、話の展開的にはあり。
キャラと設定がぶれぶれ
観客を驚かせるトリックや展開を重視した結果,キャラや設定がぶれぶれで違和感ばかりでした。
疑問に思った点を以下にあげます。
・人間が死んで,死神大王が喜ぶから,人間界に6冊のノートが降り立った。…という設定ですが,人間同士で殺し合っても,死神の寿命は延びないはずです。むしろ殺す人間が減って,死神界としては困るはず。6冊のノートが人間界に降り立つ理由付けとして,このような設定になったと考えられます。
・竜崎は世界的名探偵Lの後継者ですが,天才的な描写が一切ありません。むしろ顔を不用意に晒す,死神に感情移入するなど,本当にLの後継者なのか疑います。
・上にも書きましたが,キラ事件を追う以上,顔と名前をバラすのが危険というのは周知の事実のはずです。なのに登場人物はあっさり顔を晒し,結果どんどん殺されていきます。
・紫苑はキラの意思を継ぐ,つまり犯罪者をなくし,平和な世界を作ることを目指すはずなのに,犯罪者でない松田をあっさり殺します。観客を驚かせようとした結果,無駄に殺された松田が今回の1番の被害者な気がします。
・紫苑が竜崎にノートを渡せと取引したとき,ノートが本物か確かめるために,ノートの切れ端を触り合います。しかし切れ端は本物でも,持っていくノートが本物かどうかは分かりません。むしろ竜崎は本物を持っていく必要がありません。そして紫苑が一方的にノートを持ってこいと言う話なので,紫苑は切れ端を触らせる必要もありません。訳の分からない取引です。映画版はノートで人をかなり自由に操れる設定なので,本人が行く必要もありませんし。
・三島が竜崎をノートに書いたとき,死亡時刻をかなり後に設定したのもイマイチ理解できませんでした。(これは私の理解不足な可能性があります。)
・捜査員の七瀬が,急に性格が変わったように銃を向けてくる。しかも死神が助けてくれる。この場面は展開が急すぎて観客が置いてかれます。
・自分に酔っていた夜神月が,自分がいなくなった後のことを考えて後継者を残すことは考えにくい。スタッフロール後の「計画通り」も意味が分からない。
…などなど,多すぎて書き切れません。
トリックも,原作で使われていたものばかりで真新しさもありませんでした。
・デスノートに対抗できるのは,三島がキラの情報をまとめた普通の大学ノート。
・いくらデスノートでも,銃には勝てない。
…この2点は面白いと思いました。
続編を作れそうな終わり方でしたが,今回で登場人物の大半が死んでしまったので,どうなるんでしょう。スピンオフ,Lチェンのラストでニアと名付けられた男の子はなかったことになったのでしょうか。
批判の多いレビューですみません。
原作が1番面白いですが,前作,前後編は良く出来てると思います。
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