劇場公開日 2016年10月29日

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「これはヤバい」デスノート Light up the NEW world rakandakoさんの映画レビュー(感想・評価)

0.5これはヤバい

2016年10月30日
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鑑賞方法:映画館

単純

寝られる

映画を見終わった時に、私は「これはヤバい」と思った
今までで私は映画を見てつまらないと思ったことがほぼないが、これは本当につまらなかった
前作、つまり藤原竜也VS松山ケンイチの物語から10年という設定でデスノートのルールなどは9割程さらっと通りすぎる
前作ではルールの検証のために試行錯誤するときのライトの頭のキレ方やLの対応にいちいち圧倒されて「スゲー!」の連続だった
今作で登場人物の頭の良さに圧倒される部分は 一つとして ない
いや、あるのかもしれないがデスノートの世界を経験済みなのですごいとも思わない

頭脳戦のスリルや圧倒があるわけではない

では何があるのか、友情?
確かに友情の描写はある キラ対策室のメンバーの女が「本当の名前で呼び合いたい」って言ったときにヘドが出ました(実話)(悪い周りのお客様ごめんなさい)
名前を呼び合わないのはキラへの対策に過ぎないわけで、そこに感情が入ってくるのはどうも…ミソジニー出ない私も(関係ない)不快感を抱きました

物語後半になると、銃撃戦が始まってしまいます
前作はどこに行ったのかと。デスノートがRPG7のような兵器の一つか何かと勘違いしたようなアクションシーン
みんながバキュンバキュンしている間、ずっと私は( ゚д゚)ポカーンでした ( ゚д゚)ポカーンです
( ゚д゚)ポカーンって言っちゃいました 周りのお客様ごめんなさい

そして今回、死神のスタンスにも気に入りませんでした

冒頭の死神大王の後継者の話 まあ…死神大王は絶対そんなことしないだろうと思いましたがそこは許容しましょう
アバー?だったかな メスの死神と竜崎の絡みが酷い
あのメスなよ死神は竜崎と仲が良いとそれだけ
特別に感情移入するようなところはないはず
「初めてできた人間の友達」みたいな感じで接していますが、そんな死神と人間の友情を描いてどうするんですか、薄っぺらい
リュークにも問題アリです
人間の行動に興味があって興味本意で接して、いません
完全に人間に肩入れしています もうこれわけわかんねえな

Lのデスノートに対する哲学の話です
Lはデスノートを使いませんでした それはデスノートでの殺人は犯罪であり悪だからです
最後にデスノートを使ったのは自分を殺すためです つまり殺人ではない
今作のLは何を勘違いしたのでしょうか、デスノートを使わないのがLの哲学で自分も絶対に使わない…
違うでしょうよ、それは

ハードルを上げすぎていたというのも全部取っ払ってフラットな目線で見たとしても酷い

藤原竜也の最後の「計画通り」→何が??????
小一時間問い詰めたい

これが面白いと言う人と話してみたい

今までのデスノートの世界観にとらわれない全く新しいストーリーを組み立てていくならまだしも、中途半端に前作をなぞらえて前作の良いところを全て捨てて不純物のみを濃縮還元した作品という表現に至らざるを得ません

頭脳戦なし、感動なし、友情なし
本当に、何も、無い。そんな映画でした

rakandako
rakandakoさんのコメント
2016年10月31日

書いてる内容が間違えてる見たいですね、すみません
自分の勘違いでした

rakandako
Nさんのコメント
2016年10月30日

Lはデスノートのが本当に殺人ノートなのかを確かめるために死刑囚に対して使おうとしなかったっけ?? ←間違ってたらごめんよ

N