リリーのすべて

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劇場公開日:

リリーのすべて

解説

「英国王のスピーチ」でアカデミー賞を受賞したトム・フーパー監督と、「博士と彼女のセオリー」でアカデミー賞の主演男優賞を手にしたエディ・レッドメインが、「レ・ミゼラブル」に続いてタッグを組み、世界で初めて性別適合手術を受けたリリー・エルベの実話を描いた伝記ドラマ。1926年、デンマーク。風景画家のアイナー・ベルナーは、肖像画家の妻ゲルダに頼まれて女性モデルの代役を務めたことをきっかけに、自身の内側に潜む女性の存在を意識する。それ以来「リリー」という名の女性として過ごす時間が増えていくアイナーは、心と身体が一致しない現実に葛藤する。ゲルダも当初はそんな夫の様子に戸惑うが、次第にリリーに対する理解を深めていく。第88回アカデミー賞で主演男優賞、助演女優賞など4部門でノミネートを受け、ゲルダを演じたアリシア・ビカンダーが助演女優賞を受賞した。

2015年製作/120分/R15+/イギリス
原題または英題:The Danish Girl
配給:東宝東和
劇場公開日:2016年3月18日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第88回 アカデミー賞(2016年)

受賞

助演女優賞 アリシア・ビカンダー

ノミネート

主演男優賞 エディ・レッドメイン
衣装デザイン賞 パコ・デルガド
美術賞  

第73回 ゴールデングローブ賞(2016年)

ノミネート

最優秀主演男優賞(ドラマ) エディ・レッドメイン
最優秀主演女優賞(ドラマ) アリシア・ビカンダー
最優秀作曲賞 アレクサンドル・デプラ
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(C)2015 Universal Studios. All Rights Reserved.

映画レビュー

頭の中が混乱

2024年10月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

原題を訳すと「デンマークの女」だけど、「リリーのすべて」という邦題に混乱する。正直、途中で気分が悪くなる映画だった。少し吐き気も。日本人の国民性と欧米人の違い、生物的違いを思い知らされた。LGBTQ法を決めた国会に違和感を感じるのに似てる。映画のファッショナブルでエレガントな雰囲気には好感が持てるが、リリーの最後が残念。もっと前向きに活躍して終わってほしかった。トランスジェンダーって本人にしか理解できないから、この映画のストーリーのシチュエーションが理解無理。

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kio

5.0全身に響いた作品。

2024年9月21日
PCから投稿
鑑賞方法:その他

泣ける

悲しい

中盤から涙が止まらない。
夫婦の悲しい愛のカタチなのかな。
リリーを思と今でも涙が流れる。
心が震える。
リリーの最後は、でも これで良かったのだろうな・・・。
忘れられない一作。

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sachi*

3.0女の強さ、、

2024年8月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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まかの

4.0妻のゲルダの理解と献身的な姿に感動した

2024年7月13日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

楽しい

幸せ

まず撮影が芸術的だと思う。
エディレッドメイン演じるリリーの仕草や、リリーの心の動きを捉えさせるような背景やカメラワーク、BGMがとても劇的になっていて、芸術的な作品になっていると感じた。

その上で、この映画・・・1926年頃の実話というのもすごい。あの時代に、手術をして男性が女性になっていくことは、今ほど多くの人が認めていなかったと推測すると、そうとうリリは辛かったと思う。その本人の辛さや心の動きも丁寧に描かれていた。LGBTQなんていいう概念は当時にはなかったように思えるから、彼女(彼)の生き方は、今のLGBTQの方々にもとても勇気を与えていると強く感じた。

それと同時にアリシアビガンダー演じるゲルダが、始めは全然受け入れられないんだが、徐々に夫の気持ちを認めていき、理解していく過程もとても丁寧に描かれていた。理解していく姿、最後の方になっていくと見える献身的な姿にとても感動した。

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Nagoya_yabu