カリートの道

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

1975年、ニューヨーク。麻薬ビジネスで名を馳せた暗黒街の大物カリートが刑務所から出所。彼は犯罪から足を洗うことを決意し、クラブの経営者に収まる。かつての恋人ゲイルとよりを戻すこともできたが、捜査当局からは執拗にマークされ、さらにブロンクスの新興マフィア、ベニーとのいざこざも絶えない。そんな折、カリートはマフィアに脅迫されていた弁護士デイブを助けるが、それがきっかけで命を狙われるハメに……。パチーノとデ・パルマ監督が「スカーフェイス」以来、久々に手を組んだアクション・ドラマ。

1993年製作/145分/アメリカ
原題または英題:Carlito's Way
劇場公開日:1994年4月23日

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映画レビュー

4.0【”楽園への船出を求めて・・。”5年振りに出所した麻薬王の男が見た、仁義もなき変わり果てた世界の中で、必死に愛する女と”新たなる楽園”を目指す時代の潮流に乗ることを拒否した男の姿が心に沁みる逸品。】

2024年10月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

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NOBU

3.0役者の無駄遣い

2024年9月5日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

チンピラの半生映画

全体的に地味で渋みはあるのだが、起こることの割に時間が長い
チンピラの割に頭がキレて行動力全開なのに急に2択を間違え続ける

パチーノのボス顔のせいでチンピラ感がないのがすごく違和感
パチーノの存在感と演技力の割に起きることとやることがチグハグで今ひとつ入り込めなかった

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高い坂

5.0善悪合わせ持った人物描写が秀逸

2024年8月16日
PCから投稿

 今作を観るのは2回目。前回観たときも面白いという印象が残っていた。改めて観ると、人物描写やスリリングなストーリーが秀逸で、やはり名作といっていい映画だ。

 特に主人公カリートの人物描写が秀逸。マフィアの世界から足を洗いたいが、様々なしがらみから事は簡単に運ばない。彼自身も元々アウトローなので真人間な訳が無く、問題が起きると暴力で解決しようとする昔の癖が出てしまう。しかし友人の弁護士デヴィッドに対して借りを返そうとするなど、人としての筋を通そうとする人間として魅力的な部分も持っている。そんな善悪合わせ持った複雑な人間像が上手く描けている。

 デヴィッドの人物描写も秀逸。頭の切れる弁護士だが、どう考えても殺すと問題が厄介になる人間を、自分の感情を優先させて殺してしまったり、犯罪の実行前に麻薬をやってハイになったりする。そうやって一線を越えてしまう人間的な弱さが表現されていた。

 エンディングの夕焼けに染まったビーチのシーンは、カリートが見たくても見れなかった光景で、切なさを感じられたのも良かった。

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根岸 圭一

4.5カリブの海で踊る女性の演出が素晴らしい

2024年8月9日
PCから投稿

泣ける

楽しい

オープニングとエンディングがリンクしてる
階段でのチェイスにハラハラする
音楽も素晴らしい

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えいがまん