湯を沸かすほどの熱い愛のレビュー・感想・評価
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久しぶりにこんなに泣いた
久しぶりに翌日目が腫れそうなくらい泣いた。
誰と腹違いなわけでも親が再婚してるわけでもないから状況は全く違うが、「親の死に目にあう時、自分はどんな感情になるだろう、何をしてあげられるだろう」と考えさせられた。
杉咲花は純粋で芯のある素朴な役が似合うし、オダギリジョーはどこまでもクズ男の役が似合う。髪型とか髭のせいかもしれないが。
実際に身の回りにいたら腹が立ちそうだが、きっと映画の中だからあのヘラヘラしてて冴えない男な感じも許せちゃうんだよな〜
双葉が「いつか役に立つ日が来るから」って安澄に手話を勉強するように言ってたことを知るあのシーンが一番好きかもしれない。
「ああ、母ってこういうことなんだな」という感心のような感動のような感情。
ちょっと「え?」となったのは、最後の双葉を焼く火で沸かした銭湯に入るシーン。軽めのホラーみたいで怖かった。
邦画で一番号泣
理性で観てはいけない
あっつあつの真っ赤っか
浅田家!を本日見るということで、慌てて中野量太監督作品「湯を沸かすほどの熱い愛」を鑑賞。
前情報は一切無しです。
いい映画です。いい映画なんです。
イキイキしている演者たち。オダギリジョーってこんなに面白かったっけ。
いつも明るく強い双葉(宮沢りえ)は、銭湯を一時休館して娘(杉咲花)を育てていた。ある日、職場で倒れてしまった双葉は病院で突如余命宣告をされてしまう。
演者がホントにいい。
宮沢りえの葛藤、杉野遥亮の優しさ、オダギリジョーの頼りなさ、どれもこれもホントにいい。
しゃぶしゃぶが食べたくなり、スーパーでしゃぶしゃぶ肉を買いました。明日しよっかな。しゃーぶしゃぶ
ぐっと心に染みる音楽と映像。
物語により深みを作り出してくれ、観客を感動の渦に巻き込む。この監督が作る世界がどうやら好きみたいだ
持ち前の明るさと強さで登場人物が抱える思いをすんなりと解決させる。お母さんだと鬱陶しいかもしれないが、友人や知人にこんな人が欲しいな。
レビューで書いている方も多いが、登場人物が抱える思いのひとつ、娘のいじめへの解決方法が全く理解できなかった。それで成功する方が珍しいよ。理想論過ぎますって、現実的じゃなさすぎますって。それもあって全然泣けませんでした
あと、笑わせれはくれるがオダギリジョーは結局何をした人なの?何をしてくれたの?イラッとする部分もあって、最後まで納得いかず。最後まで納得いかなかったのはストーリーもですけどね
監督が伝えたいことや、想いは感じられたがそれを上手く描けてないのが残念。いい映画なんだけどな〜...
現実をもうちょい見なさい、頭冷やしなさい。いや、頭温めなさい
主演・助演女優の功績大
良いところも悪いところも…
余命宣告された母親が娘たちに託しておきたいメッセージを伝えたり、自分の母に対する思いにケリをつけたりする下りはめちゃくちゃ良かった。泣きそうやった。宮沢りえも杉咲花もすごく上手やったし…
ただいくつかよくわからない点があって、まず酒巻君江さんがちょくちょく来るようになったのは何?元サヤに戻って残された家族をよろしくね、ってことなの?
あとタクミくんに喝を入れる下りは必要やったんかな…
1番よくわからなかったのは、イジメに立ち向かう手段がクラス全員の前で下着姿になること?????
リリィシュシュのすべて でクラスメイトにレイプされた女子中学生が翌日坊主頭で登校してくる場面を思い出した。かなり胸糞悪い。被害者が自分のさらに惨めな姿を加害者の前にさらけ出すことが、何故いじめの対抗手段になるの!?
ともあれ全体的にはすごく良かった。
素晴らしい
愛と優しさの連鎖
恥も外聞もないお涙頂戴映画
宮沢りえが圧倒的に上手でした。死にたくないようのセリフや死に際の恍惚の表情は鬼気迫るものがありました。セリフなく出番少なめですが、篠原ゆき子も印象的でした。だらしないのに憎めない男、オダギリジョーの独壇場だと思います。杉咲花には天賦のものを感じました。みな力演でした。
安澄が教室でみんなの前で下着姿になりますが、有り得ないゆえ過剰を感じました。
9歳の鮎子が泣きながら「できればでよいのですがこの家に居たいです」と殊勝な発言をします。9歳にそんなことを言わせる親の顔が見たいと思いました。
双葉の死を看取るのは安澄で、一浩はなぜか一度も見舞いません。
追い詰められるのは常に子供で、個人的にはむしろそちらに同情を感じました。が、主人公双葉の露命という痛ましさが、その瑕疵を隠していました。隠す──というか、死ぬほうが偉いという筋書き上の驕りが見えました。
安澄はいじめられっ子、探偵さんは妻を亡くして子連れ、拓海くんは継親から逃げ出したヒッチハイカー、酒巻さんは唖者。
右も左も不遇の免罪符しょっている人物だらけ。これらが、なぜそうなっているのか──と言えば、同情票を買うためです。他の理由が思いつきません。いわばオリバーツイストが「俺って孤児だからかわいそうなんだよね」と言っているような──呆気にとられるほど単純なエクスキューズを堂々と打ち出している映画でした。
それでも、双葉の露命がそのカーストの最上段にあり、小さい悲劇はみな「死ぬのに比べたらたいしたことないよね」と、こうべを垂れているわけです。そういう映画だと解釈しています。
これだけの悲劇と不幸をあつめられ、役者が力演で応えていると、酷評したら冷血だと思われてしまいかねない──という防護壁も固めていますが、恥も外聞もないお涙頂戴映画だと思います。にもかかわらず国内の映画賞を総なめしました。
結局、感動した/泣いたの評価で占められ、賞も獲得している以上、需要と供給が満たされているのが明白ゆえ、そんな大多数が支持する映画へ、歯ぎしりみたいなマイナーオピニオンを携えて突っ込んでいくのは、みっともないわけですが、日本人がこれでいいなら、日本にはもうドラマタイズもキャラクタライズも何にも要りません。
エジプト行きたい──からの人間ピラミッドが、正視できない恥ずかしさで、あのおぞましい組み体操を見て映画への支持率を知るとき、日本て国はフランダースの犬の最終回と根性論で天下取れるんだな──と思いました。
いや、ちょっと…分かり合えない
タイトルの意味
タイトルなし(ネタバレ)
虐められて制服を隠された娘が「学校行きたくない」と泣いたところ母親に「私の娘なんだから強いはずだ」と鼓舞されたのでクラスの面前で代わりに着ていたジャージを脱いで下着姿になり、母親はそれについて「下着に色気がない」「彼氏ができてそういうことになったらあれでしょ」といった口出しをする。漏らした小学生女児のパンツを脱がしてアパートのドアに掛ける。
そういった描写が意味不明だし脚本も意味不明だしそのシーンの物語上の必要性も意味不明だし泣けもしないし本当に意味不明。しかもキャラの親に捨てられた率が高すぎて胸焼けしてくる。単純に気持ち悪い。
そもそも、根本的に愛というものを履き違えているのでは?あの母のしていることは愛ではなく自分の正義の押し付け。本当に強い人は自分の強さを押し付けるなんてしないはず。「母も実は弱かったんだ、葛藤しながら生きていたんだ」って描写もないし観客は「あれが強さなんだな」と捉えてしまう。毒親や虐めといった要素も泣かせるための道具としか思ってないのかな、と感じて腹が立った。
オチは秀逸だったがオチ目的で撮ったのかなあとも思うし薄いし粗が目立つ。俳優陣の演技力ありきで成り立っているようなものではないか。
単純に私と監督の価値観が合わなかった。
強さと優しさ
熱い愛でした。
宮沢りえ演じる双葉の強さに、心が打たれました。
我が娘がいじめに遭ったら、同じ事が出来るのか?いや、していいのか?自分の娘の性格、強さを信じれたからでしょうかね。
双葉亡き後、ダメパパが家族を纏められるのか!?映画のその後が心配になりますね笑
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