湯を沸かすほどの熱い愛のレビュー・感想・評価
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何人の母が子を捨てたかクイズ
泣かせ噺の詰合せ。
巧い系の杉咲花のクチ震わせ泣き芸の過多。
闘病と泣きが無ければと思うが、それでは原形を留めぬ。
何人の母が子を捨てたかクイズ的構成。
この手のオダジョに食傷気味。
沸かない生煮えしゃぶしゃぶだけが印象的。
つまらぬ。
冷静すぎる大物かあちゃん
余命3ヶ月の家族物
お涙頂戴の暗い映画を予想してましたが、見事に予想を裏切る、暗さのかけらもない、ほのぼのとしたシュールな家族の映画でした
もし自分の余命があと半年無い事を知ったらどうするか?
慌てふためき、泣きわめき、落ち込み、周りに迷惑かけまくるだろう
そして落ち着いたら、間違いなく残ったお金で自分の生きたい所へ行き食べたい物を食べる
自分に問うてみたところで、出てくるのは自分の事ばかり
正直主人公のような、こんな大きな器は持ち合わせていない
残される家族の為に何かする心の余裕がある、こんな主人公のような死に際は格好良いよね
そんな自分を顧みることのできるとっても良い映画です
死ぬ間際こそ、こんな立派な自分でいたいですね
絶対無理だけど
色々無理矢理設定詰め込んだ感はあるけど、家で観るには悪くはないね
2021自宅鑑賞2
演じる役者によって完成度が上がっている
題名は有名で、一度は見ておきたい作品だと思っていた。
男女間のものだと思い込んでいた「熱い愛」が、母性の方の、何もかも包み込む愛だったのは良かった。
イジメや少女に対する描写に、かなり辛辣な意見があるのを
他の方のレビューで知ったが、見ていてそこまでの嫌悪感は持たなかった。
だが、いじめられている娘に、何がなんでも負けるなと
言い続けるのは無理があるしその解決方法は、もう夢物語レベル。
母親を待つ娘がおしっこ漏らしちゃう件は、そんなもので性的なものを連想する人がいるのかと、逆に驚いた。
我が家のbabyたちはつい最近まで日常茶飯事にやってた事でパンツ脱がせて上着でくるんで抱っこっていうのがそんなに昔の出来事ではなかったせいで、座って待ってた子が立ったきっかけで漏らしちゃうって言うのは時間の経過を表す上では効果あるとさえ思った。
んだけど、濡れたパンツは持って帰らないと、どんな変態に盗まれるか、それは心配にはなる。
癌患者を最近看取った身からすると
後半の病気の描写は、意外とリアルではあった。
もちろん全部ではないけれど、癌は部位によって症状も異なり一概に全部が同じではないので。
杉咲花さんは、 中華調味料のCMでメジャーになり、今では朝の連ドラの主役 おちょやん。
彼女と、宮沢りえさん、二人を軸に
情け無い父親と 不甲斐ない青年 そして興信所の親子。
まー オダギリジョーさんは 事実婚含め3人の女性と結婚しちゃうモテモテぶりなんだけど、
だらしなくて 小汚い風貌なのに 女性を惹きつけるという役柄はよく似合っていた。
松坂桃李さんの演技は、映画による振り幅が凄くて、本当の役者さんだよなあと感心する。
鶴瓶さんの息子さんは、なんとなく冴えない感じが悪くなかった。
役者に救われた映画であるのは間違いない。
久しぶりにこんなに泣いた
久しぶりに翌日目が腫れそうなくらい泣いた。
誰と腹違いなわけでも親が再婚してるわけでもないから状況は全く違うが、「親の死に目にあう時、自分はどんな感情になるだろう、何をしてあげられるだろう」と考えさせられた。
杉咲花は純粋で芯のある素朴な役が似合うし、オダギリジョーはどこまでもクズ男の役が似合う。髪型とか髭のせいかもしれないが。
実際に身の回りにいたら腹が立ちそうだが、きっと映画の中だからあのヘラヘラしてて冴えない男な感じも許せちゃうんだよな〜
双葉が「いつか役に立つ日が来るから」って安澄に手話を勉強するように言ってたことを知るあのシーンが一番好きかもしれない。
「ああ、母ってこういうことなんだな」という感心のような感動のような感情。
ちょっと「え?」となったのは、最後の双葉を焼く火で沸かした銭湯に入るシーン。軽めのホラーみたいで怖かった。
邦画で一番号泣
理性で観てはいけない
あっつあつの真っ赤っか
浅田家!を本日見るということで、慌てて中野量太監督作品「湯を沸かすほどの熱い愛」を鑑賞。
前情報は一切無しです。
いい映画です。いい映画なんです。
イキイキしている演者たち。オダギリジョーってこんなに面白かったっけ。
いつも明るく強い双葉(宮沢りえ)は、銭湯を一時休館して娘(杉咲花)を育てていた。ある日、職場で倒れてしまった双葉は病院で突如余命宣告をされてしまう。
演者がホントにいい。
宮沢りえの葛藤、杉野遥亮の優しさ、オダギリジョーの頼りなさ、どれもこれもホントにいい。
しゃぶしゃぶが食べたくなり、スーパーでしゃぶしゃぶ肉を買いました。明日しよっかな。しゃーぶしゃぶ
ぐっと心に染みる音楽と映像。
物語により深みを作り出してくれ、観客を感動の渦に巻き込む。この監督が作る世界がどうやら好きみたいだ
持ち前の明るさと強さで登場人物が抱える思いをすんなりと解決させる。お母さんだと鬱陶しいかもしれないが、友人や知人にこんな人が欲しいな。
レビューで書いている方も多いが、登場人物が抱える思いのひとつ、娘のいじめへの解決方法が全く理解できなかった。それで成功する方が珍しいよ。理想論過ぎますって、現実的じゃなさすぎますって。それもあって全然泣けませんでした
あと、笑わせれはくれるがオダギリジョーは結局何をした人なの?何をしてくれたの?イラッとする部分もあって、最後まで納得いかず。最後まで納得いかなかったのはストーリーもですけどね
監督が伝えたいことや、想いは感じられたがそれを上手く描けてないのが残念。いい映画なんだけどな〜...
現実をもうちょい見なさい、頭冷やしなさい。いや、頭温めなさい
主演・助演女優の功績大
良いところも悪いところも…
余命宣告された母親が娘たちに託しておきたいメッセージを伝えたり、自分の母に対する思いにケリをつけたりする下りはめちゃくちゃ良かった。泣きそうやった。宮沢りえも杉咲花もすごく上手やったし…
ただいくつかよくわからない点があって、まず酒巻君江さんがちょくちょく来るようになったのは何?元サヤに戻って残された家族をよろしくね、ってことなの?
あとタクミくんに喝を入れる下りは必要やったんかな…
1番よくわからなかったのは、イジメに立ち向かう手段がクラス全員の前で下着姿になること?????
リリィシュシュのすべて でクラスメイトにレイプされた女子中学生が翌日坊主頭で登校してくる場面を思い出した。かなり胸糞悪い。被害者が自分のさらに惨めな姿を加害者の前にさらけ出すことが、何故いじめの対抗手段になるの!?
ともあれ全体的にはすごく良かった。
素晴らしい
愛と優しさの連鎖
恥も外聞もないお涙頂戴映画
宮沢りえが圧倒的に上手でした。死にたくないようのセリフや死に際の恍惚の表情は鬼気迫るものがありました。セリフなく出番少なめですが、篠原ゆき子も印象的でした。だらしないのに憎めない男、オダギリジョーの独壇場だと思います。杉咲花には天賦のものを感じました。みな力演でした。
安澄が教室でみんなの前で下着姿になりますが、有り得ないゆえ過剰を感じました。
9歳の鮎子が泣きながら「できればでよいのですがこの家に居たいです」と殊勝な発言をします。9歳にそんなことを言わせる親の顔が見たいと思いました。
双葉の死を看取るのは安澄で、一浩はなぜか一度も見舞いません。
追い詰められるのは常に子供で、個人的にはむしろそちらに同情を感じました。が、主人公双葉の露命という痛ましさが、その瑕疵を隠していました。隠す──というか、死ぬほうが偉いという筋書き上の驕りが見えました。
安澄はいじめられっ子、探偵さんは妻を亡くして子連れ、拓海くんは継親から逃げ出したヒッチハイカー、酒巻さんは唖者。
右も左も不遇の免罪符しょっている人物だらけ。これらが、なぜそうなっているのか──と言えば、同情票を買うためです。他の理由が思いつきません。いわばオリバーツイストが「俺って孤児だからかわいそうなんだよね」と言っているような──呆気にとられるほど単純なエクスキューズを堂々と打ち出している映画でした。
それでも、双葉の露命がそのカーストの最上段にあり、小さい悲劇はみな「死ぬのに比べたらたいしたことないよね」と、こうべを垂れているわけです。そういう映画だと解釈しています。
これだけの悲劇と不幸をあつめられ、役者が力演で応えていると、酷評したら冷血だと思われてしまいかねない──という防護壁も固めていますが、恥も外聞もないお涙頂戴映画だと思います。にもかかわらず国内の映画賞を総なめしました。
結局、感動した/泣いたの評価で占められ、賞も獲得している以上、需要と供給が満たされているのが明白ゆえ、そんな大多数が支持する映画へ、歯ぎしりみたいなマイナーオピニオンを携えて突っ込んでいくのは、みっともないわけですが、日本人がこれでいいなら、日本にはもうドラマタイズもキャラクタライズも何にも要りません。
エジプト行きたい──からの人間ピラミッドが、正視できない恥ずかしさで、あのおぞましい組み体操を見て映画への支持率を知るとき、日本て国はフランダースの犬の最終回と根性論で天下取れるんだな──と思いました。
いや、ちょっと…分かり合えない
タイトルの意味
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