湯を沸かすほどの熱い愛のレビュー・感想・評価
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展開の振り幅の大きさにどきどき
残された命を使って、母が周りのみんなのためにすることの展開の大きさがドキドキするほどすごかった。人って覚悟するとここまでできるのかなあと思いながら、この作品を見た。自分も同じことができるかなと。所々監督の個人的な趣味が出てたり、最後の展開に驚いたけど、これから母親になる人には特に見て欲しい映画。
自分を捨てた親に会いたいですか?
主人公の双葉(宮沢りえ)は一人で娘の安澄を育てている
夫は蒸発し、家業の銭湯も休業している
ある日、パート先で倒れ
ステージ4の癌であることが分かる
残された時間は2~3か月
それまでにやらなければならないことは・・・・
という物語
ここまでの設定は良いのだが
この後の話が全く共感できない
私は10歳の時に母と別れて育った
映画の双葉とほぼ同じ状況だが
自分を捨てた母親に会いたいと思ったことは無い
でも、映画やドラマの登場人物は
自分を捨てた親に「会いたい」と願う
何を根拠に脚本を書いてるのか質問したいくらいだ
普通に両親に育てられた人たちは
離れ離れになった親子の再開は100%ハッピーだと思ってるのだろうか?
そんなのは戦争の混乱期の話だろ
この作品の母親は、自分の価値観を娘に押し付けすぎ
安澄を生んだ母親が別にいるとしても
会うか会わないかは本院が決める事
自分は母に会いたいのに、
なぜ子供たちを母親から引き離したのか
家族を捨てて女のところへ行った父親を連れ戻すことが
娘のためになると思えない
日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞と最優秀助演女優賞は理解できるが
世間の評価が高かった分、期待外れだった
湯を沸かすほどかは微妙
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宮沢がガン宣告され、別居中の夫とよりを戻し銭湯経営する。
娘はいじめられてたが、無理やり学校に行かせ、強く生きることを教える。
高校生の娘は夫の連れ子で、本人に初めてそれを明かし、本当の親に会わせる。
そんな中、死亡。葬式で人々に偲ばれる。
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ただ時系列的に淡々と話が進んでいく感じ。
実の娘ではないにしては強い愛情があるとは思ったけど、
でも普通の親ならそう動くんじゃないの?って思った。
死んだ後に実は何かを残してて、それを知った遺族が感動・・・・
的な何かもなく、ホンマに淡々と時間が進む感じやったかな。
嫌がる娘を無理やり学校に行かせたり、無理やり実の母に会わせたり、
実の母には問答無用の不意打ちビンタ食らわせたり、宮沢が怖い。
正直、こんな母親は嫌だ。でも教育としてはそれが正しいのかも知れない。
涙々で言葉にできないほどの熱い愛
ずいぶん前に職場の若手に勧められ観よう観ようと思いつつ、個人的には邦画に疎いせいもあり後回しになっていたが、機会が重なりとうとう鑑賞。
若干映画作品らしさは薄いように感じたものの、これは想像以上に良い。ハンカチ必須の名作だ。観終えるまでに何度泣いただろうか。
特に女優陣の演技は号泣レベルで、母の熱い愛は当然のこと、姉妹?の健気さも半端ない。この女優陣の一挙手一投足全てが泣ける。鮎子のケジメのセリフなんかは、もう思わず泣き崩れるかと思うほど深く突き刺さる。もちろん、ダメ夫の叫びも良かったけれども、本作はやっぱり女優陣様様だと思う。
また、本作は演技力だけが見どころではなく、ストーリーもよくできている。何気ない日常の中に敷かれた数々の伏線を、感動のうちに見事に回収している。これは神業レベルと言っていいでしょ。
そして賛否両論あるラストシーンへ。何の下調べもなしに鑑賞していただけに、えぇぇっマジで…て、びっくりし思考停止してしまったのが正直なところ。この点が手放しに満点の5つ星をつけられなかった要因かな。
私はファンタジー派ということで、ラストシーンに関してはぼやかして感想を締めくくることにしよう。
いずれにしても、邦画のマイベストになりうる作品であることに違いない。
泣けるけれど、やり過ぎ感
実話に基づいていないオリジナル作品。「万引き家族」と似ているなあって思った。妻の双葉と夫の一浩は、本当の夫婦関係だけれど、夫が失踪していた設定。娘の安澄は夫の元妻の連れ子、夫が失踪中に面倒見ていた鮎子は、夫と血がつながっているかもわからない。つまり、母と娘二人は血が繋がっていない。双葉自体が、実の母に捨てられた育ちだったが故に、家族と子どもたちには愛情を注いでいるということか。双葉の愛の原動力は、愛に飢えていたからなのだろう。ヒッチハイクの松坂桃李含め、訳アリを克服することで、血が繋がっていない者同士でも、家族のような濃い関係になれるっていうのがテーマか。逆に家族という関係に甘えてはいけないよってメッセージ性を感じる。
家族を新たに迎えるシーンでは、しゃぶしゃぶを皆で囲むのは、幸野家の儀式に見えた。新婚旅行でエジプト旅行をする約束は、みんなで組体操のピラミッドを作ること、銭湯を改修するという約束は銭湯の風呂場を葬儀場にして花で飾ることで回収されている。
宮沢りえと杉咲花は熱演。子役鮎子の伊東蒼が子どもらしく表情豊かになっていく様、オダギリジョーのタメ夫ぶりも良かった。
安澄の実の母に会いに行くところでの手話を習わせていた理由がわかるシーンが、一番の泣かせどころであった。
娘の安澄のいじめの解決する際の下着になるシーン、鮎子の誕生日に母が迎えに来るかと思い、待ちぼうけを食って、双葉らと抱き合って失禁するシーンなど、自分の裸を晒すっていうのは、かなり攻めた脚本だった。(クラスメイトの前で下着になるって、さすがにない)ヒッチハイクの松坂が、ラブホテルに連れていかれたシーンも然り。裸の付き合いをするための儀式という狙いなのだろうが、他の方法はないのか。また、最後の葬儀は、家族だけという設定にし、霊柩車で遺体を運んだふりをし、実際は銭湯の風呂焚き場で火葬して、皆で一緒に風呂に入るっていうのは、さすがにどうかと。双葉自体の愛の熱さと題名を回収するためとは思うが、やりすぎの感があって、本当に?と思ってしまった。
骨子となるストーリーと俳優陣の熱演で、感動できる作品に仕上がっているが、攻めた脚本の部分部分が過激すぎて、(狙いはわかるが)しっくりしない感じが残った。
テレビの録画で‼️❓感動の再会鑑賞‼️❓
当時、感動して泣いた記憶。
今観ると、あざとくて、非現実的なエピソードの数々。
松坂桃李のエピソードは余計とゆうか、ある意味アウト。
でも、名優の名演技を観ていると、なぜか、また感動。
いや、ただなんで、感動させていただいて、ありがとうございました😊
とても良い朝でした。
少し、🤏元気になりました、よろしくお願いします🤲
涙腺崩壊、号泣でした!
自分が後2〜3ケ月しか生きられないとしても最後まで家族の心配をする何て?エジプトの振り効いてましたね。夜の組体操ピラミッドにはイヤーガマン出来なかったです。涙腺崩壊、号泣でした!( T_T)
見ると人生って思う
この作品で母は強しって思った。
いつか役に立つからと手話を覚えさせていた娘。
何のことかも分からずに実の母親と合わせる。
支離滅裂のような感じも一見したら感じるけど、全てが繋がっていた。
家族の絆をテーマに描かれた作品でとても良かった。
自分が死ぬと分かってからそれまでの人生で残してきたものを洗いざらいにしていく。
その中で多くの人達がそれに巻き込まれながらもどこか幸せそうな気持ちが伝わってきた。
誰かの為に何かをするって事は、自分がその人がそれ以上に多くのもの貰っていた事なのかかなと思いました。
最初から最後までとても見応えのある作品で良かったです!
覚悟の終活
宮沢りえ扮する幸野双葉には杉咲花扮する高校生の娘の安澄がいた。安澄はいじめられていた。オダギリジョー扮する父親は蒸発していた。そんな時双葉は倒れた。
見始めたら前に観た事があるのを思い出した。娘がいじめられていたのを知っても明るく笑顔で向き合う強い母。なのに末期癌とは。余命2~3ヶ月のショックは激しいだろうね。それでも夫を探し出し意思を伝えて家庭に戻らせ銭湯を再開させた。覚悟の終活かな。安澄も制服取り返して頑張ったね。泣けるよ。
共感出来ない部分多し。
苛めに立ち向かう必要はないと思います。制服を隠す様な酷い事をする学校に無理して通う意味があるとは思えません。どうしても耐えられなければ、逃げるは恥ではないはずです!ここまで共感出来ない部分があからさまだと、見終わった後の後味も悪いんですよね!見応えはそれなりにあっただけに残念でした(/。\)
胸にくる。
ずっと気になっていたので鑑賞
感想書くのが日が空いてるので残っているものだけ。
自分がガンで身内を亡くしてるせいか、ラストの弱り方がめちゃくちゃ胸にくる。
どうにもならない現実の不条理さもあって、母とは会えず。
でも、自分が残せるものを精一杯残したんだなーって。
ラストの火葬はびっくりした。
とりあえず、母が偉大すぎた。
あと、やっぱり松坂桃李が上手いねぇ。
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