悪党に粛清を
劇場公開日:2015年6月27日
解説
デンマークを代表する国際的俳優マッツ・ミケルセンの主演で、妻子を殺された男の復讐劇を描いたウエスタン。1870年代、敗戦で荒れたデンマークから新天地アメリカへと旅立った元兵士のジョンは、7年後、事業も軌道に乗ったことから妻子を呼び寄せ再会を喜ぶ。しかし、喜びもつかの間、目の前で妻子を殺されてしまい、ジョンは怒りのあまり犯人を撃ち殺す。殺した相手が一帯を仕切る悪名高いデラルー大佐の弟だったことから、デラルーの怒りを買ったジョンは、否応なしに戦いに巻き込まれていく。出演は「007 カジノ・ロワイヤル」でもミケルセンと共演したエバ・グリーンほか。監督は「キング・イズ・アライヴ」のクリスチャン・レブリング、脚本に「ある愛の風景」「未来を生きる君たちへ」のアナス・トーマス・イェンセン。
2014年製作/93分/R15+/デンマーク・イギリス・南アフリカ合作
原題:The Salvation
配給:クロックワークス、東北新社
スタッフ・キャスト
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2021年11月12日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
2020年9月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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単純明快な妻子を殺された男の復讐西部劇。地味な銃撃シーンでラストはエヴァ・グリーンが強すぎる。終始無口が残念
2019年11月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
まずは開始から10数分で復讐を果たしたジョンことマッツ・ミケルセン。この時点では感情移入する暇もなく、新たに復讐の連鎖が始まりを告げていたのだ。しかし、この暗さは何だ?マカロニウエスタンも本場の西部劇からすると暗いジャンルになるのに、さらに上を行く暗さ。デンマークウェスタンというより南アフリカウエスタンと言っていいのかもしれませんが、可能にしたのは高感度なデジタルカメラのおかげなんだろう。
途中からは西部の町。悪党のデラルーが用心棒として仕切っていて、誰も歯向かうことができないでいた。神父兼保安官も言いなりだし、葬儀屋兼町長も言いなりどころか、油田を中心にした土地をせっせと買い叩いてデラルーに貢ぐアリサマ。みんな終わってんな・・・といった、ウェスタン・ノワールのごとく退廃した映像でガンガン攻めてくるのです。
ヨーロッパの中でもドイツ国境に接し、何度も領土が変遷した中で、1864年に第2次シュレースヴィヒ戦争が起こり、プロイセンとオーストリアに屈したというデンマークの歴史。この荒廃した土地から逃げるように新世界にやってきたのに、ここでも小さなコミュニティには王とでも言うべき悪党が独裁者のごとく仕切っていて、誰も歯向かえない。ジョンにとっては兄貴も殺されたため、復讐のターゲットとなったのだが、ドイツとの戦争も経験してるだけに緻密な計算で単独で戦うことになった。雑貨屋の息子もばあちゃんを犠牲に差し出された恨みで、彼に加担するのだが・・・
ちょっとでも権力を握ると利権を得られる小悪党。保安官も町長もクズだった。だけど、これだけ人が殺されるんじゃ葬儀屋が儲かりそうだなぁ・・・
2019年9月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
マッツ・ミケルセンの主演で、出演は「007 カジノ・ロワイヤル」でもミケルセンと共演したエバ・グリーン。