皆殺しのバラッド メキシコ麻薬戦争の光と闇

劇場公開日:

皆殺しのバラッド メキシコ麻薬戦争の光と闇

解説

ロバート・キャパ賞を受賞したイスラエル出身の報道カメラマン、シャウル・シュワルツ監督が、メキシコ麻薬戦争に迫ったドキュメンタリー。石油の輸出総額が300億円に上るメキシコは、世界10大産油国の1つに数えられるが、麻薬産業でも石油と同規模の輸出額があると推測されている。政府は2006年から麻薬組織撲滅の「麻薬戦争」を遂行するも現状を変えるには至らず、6年間で12万人もの死者を出す。その一方で、麻薬密輸ギャングをアウトローのヒーローとして受け止める人々も現れ、「ナルコ・コリード」という音楽ジャンルでは、麻薬カルテルを英雄として称えている。麻薬ギャングの讃歌を歌い人気を集めるナルコ・コリード歌手や、麻薬から街を守ろうと奮闘する警察官らの姿を通し、メキシコ麻薬戦争の光と影を浮き彫りにする。

2013年製作/103分/アメリカ・メキシコ合作
原題:Narco Cultura
配給:ダゲレオ出版
劇場公開日:2015年4月11日

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(C)Narco Cultura. LLC

映画レビュー

3.5メキシコはつらい

2023年6月9日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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吉泉知彦

3.5知れば知る程社会として破綻してないか?

2018年6月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

難しい

まるで景色が異なるテキサス州との国境フアレス。
死体がバンバン出てくる、頭を撃たれた子供、16体にバラバラにされタンクに詰められる、またそれらの情報が30分毎に次々と更新されるサイトも存在する。
形だけの捜査で深追いはしない結果97%は未解決という驚愕の警察。
メキシコの現状を取材して生の言葉を歌にして大人気の歌手(ナルココリード)。
地元の子供には何にもしてくれない警察より憧れられてる麻薬ギャング。
街並みのように建ち並ぶ新興墓地。
TBSクレイジージャーニーのメキシコ編もあわせて見ると現状での街の勢力図や闇の深さがより立体的になった。
関係のない市民が巻き込まれて死んでしまう戦場になってしまってるのは本当に悲惨。

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mimiccu

4.0腐敗の象徴

2016年3月14日
iPhoneアプリから投稿

恐ろしく残酷な現実を突きつけられる。
ナルココリードは腐敗の象徴と、本編でジャーナリストが言っていたが、まさに的確な表現だった。これはパンクロックやヒップホップとは全く根底が違う。

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アリンコ

4.0現実なんやな

2015年9月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

これは現実なんやな。
同時代なのに。

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shigeshigeshigeo
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