セッションのレビュー・感想・評価
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ジャズドラムを通した超攻撃型人間模様
ドラム演奏、ジャズセッションを通して人の気持ちや感情を言葉なんかよりも数段上の領域で表現している。教師役のフレッチャーだけでなく主人公のドラマーも問題を抱えているからこそ、この最後のセッションが成立したのだろう。主人公が気の強く、精神的にも発達した人間であったら逆に挫折していたのだろう。
鳥肌
20150923 衝撃!
キャッチコピーの「衝撃のラスト9分」は決して釣りだけではありませんでした。本当に息を呑む展開。いや、本当にいい意味で裏切られた作品でした。音楽に疎い私でも魅せられましたが、ドラマーやジャズが好きな人にはもっと魅力的に映るかも。
音楽に興味ないけど面白かった
圧倒的スピード
これをスクリーンで観れたことが幸せ
圧倒。
迫りくるようなカメラアングル。
引きと寄せ。視点変更。
映り込むものの全てが計算されているよう。
そして
確実にとらえていく対象たち。
滴る汗、飛び散る血潮、こだまする罵声。
音の一つ一つの粒もそこいらじゅうに飛び交っていた。
なんどもなんども鳥肌がたった。
ただ、ただかっこいい。
かっこいい以外の言葉を知らない自分が恨めしい。
練習の準備をするシーンまでかっこいい。
日常の描写も少なく
余計なシーンなどなにもない。言葉で語りすぎない。
映像と音さえあればいい。音は映画の顔だ。
これぞ名映画。
この作品が映画という方法でなくてなんで表現できよう。
終わりにさしかかるにつれ、撮ってる人たちのヴォルテージが上がっていくのがこっちにも伝わってきた。
あがる!心踊る!
This is session!!!!と言わんばかり!
映画館で拍手しそうになったのは初めてだ。
ここまでつらつらと書いてきたがこの映画を表すにはこの一言で十分だろう。
「シンバルを投げなければ、鳥は飛び立たない」
・・・fin
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