劇場霊

劇場公開日:

劇場霊

解説

「女優霊」で監督デビューし、「リング」「クロユリ団地」など様々な恐怖映画を生み出してきた中田秀夫監督が、閉ざされた劇場を舞台に描くホラー。「AKB48」グループの全メンバーを対象にしたオーディションで主人公に抜てきされた島崎遥香が、映画単独初主演を飾る。共演に足立梨花、高田里穂、町田啓太(劇団EXILE)。女貴族の生涯を描いた舞台に出演することになった若手女優の水樹沙羅。配役をめぐって女優同士の争いが繰り広げられる中、小道具として使われる球体関節人形が持ち込まれたことをきっかけに、女性スタッフの変死など劇場内に異変が起こり始める。主演女優の篠原葵も転落事故で意識不明の重体に陥ってしまい、沙羅は代役として主演を務めることになるが、ある日の稽古中、舞台上で人形が動き出すのを目撃する。ただならぬ気配を感じた沙羅は、美術スタッフの和泉とともに人形を制作した作家を訪ねるのだが……。

2015年製作/99分/G/日本
配給:松竹
劇場公開日:2015年11月21日

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(C)2015「劇場霊」製作委員会

映画レビュー

1.5ホラーとしても成長譚としても微妙

2023年2月22日
iPhoneアプリから投稿

ホラー映画の体裁で語られる舞台女優の成長譚、と言えば聞こえはいいが、ホラーとしても成長譚としてもあんまり出来はよくない。そもそも「動かない」ということによって不気味さ、おぞましさが担保されていた人形が、結局最後には身も蓋もなく動き回ってしまうというのは風流に欠ける。ホラー要素を差し引いた後に残る成長譚もそれ単体では何の魅力も面白味もなく、素朴な勧善懲悪の論理に従って登場人物たちが死者と生者に振り分けられていくだけ。また自分の自我と役者としての自我の混線というテーマなら澤井信一郎『Wの悲劇』の方がよっぽど面白い。

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因果

3.0役者が頑張っていたので・・・

2022年6月22日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

役者陣は頑張っていたと思う。
それだけかなぁ・・・

『劇場霊』なんてタイトルだけど、劇場に住み着いていないような・・・

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案山子男

1.5台詞忘れた諏訪太郎

2022年3月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 人の台詞まで覚えている沙羅(島崎)は主役の篠原葵(高田)が墜落事故で入院したためにまもなく主役の座を射止めた。しかし、沙羅もまた人形の恐怖を味わって稽古を台無しにしたため降板。そして香織(足立)が主役のエリザベートを・・・

 そこまでは人形のおかげで怖さを感じられたのに、そこからはまるでお化け屋敷アトラクションとなってしまう。和のテイストは充血した目だけで十分。首が回ったり、裏返しになって這いつくばったりと、貞子のイメージが強くなる。結局は秋元企画でアイドルを売り出すための映画だったか。中田監督もしがらみがあって大変ですね。

 人形制作の吉田良さんが一番えらい!こんな人形が家の中に置いてあったら、それだけで小便ちびっちゃいそうです。

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kossy

1.0もう少しやる気を出して欲しい系のアイドルホラー

2021年6月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

萌える

大前提として、モノはアイドルホラーです。
アイドルホラーでは、評価してはいけない点として3点あり、俗に三種の神器と呼ばれています。
・演出の酷さ
・脚本の酷さ
・演技の酷さ

なぜならば対象顧客は上記を判断できる層ではないからです。
主演のアイドルが、映画に出ている。これだけでアイドルホラーは満点なのです。

たまに、アイドルホラーでも三種の神器を無視して、一般作と渡り合えるモノがあります。
残念ながら本作はそうではないので、映画評価サイトという性質上、星は確定で1になります。
4とか5は、出ているアイドルのファンがこの作品のレビューだけをしているアカウントが大半ですね。
統計から外してもらいたいものです。

唯一この映画で文句を言いたいのは、そのゴミクズのような反吐が出る広告宣伝手法です。
ホラー好きも観ざるを得ない「女優霊との関連を匂わせる題、キャッチ」は、明らかにアイドルホラーの元々の顧客層以外を確信的に騙すためにやっているでしょう。
本当に汚い。
棲み分けをするべきであるのに、商業的成功を狙ってゲロしゃぶのような広告をするのは万死に値すると思います。

そんな性根の腐った秋元康とその仲間達には、もう映画界と関わってほしくないと思います。

作品内容自体は星1ですが、上記の点で本当にため息が出ます。

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たますだれ