くちびるに歌をのレビュー・感想・評価
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心があったかくなりました。 ガッキーも生徒役の人も演技上手くて良か...
薫風
小学5年生の国語の教科書に「薫風」という言葉が出てくる。その名の通り、「風が薫る」という意味である。
この映画を見たとき、感じた感覚がまさに「薫風」だった。五島列島の美しい風景と「今」をひたむきに生きている中学生たちの姿が相まって、近年感じたことのない「爽やかさ」「清々しさ」を得ることができた。若さの煌めきは目映い。
ナズナもサトルも、自分の運命に寄り添い、今を生きている。サトルの「ぼくは、兄のために生まれてきた」という言葉。これほどまでに自分のことを受け止めている。
改めてアンジェラ・アキの「手紙」を通したメッセージの意味を考えさせられる。詩に表された言葉がなんと重く豊かなことだろうか。
世の中、どろどろとしたしがらみは避けては通れないが、この映画でぜひ薫風を感じてほしいと願う。
涙腺完全崩壊。 誰もが青春の刻に想いを馳せます。 サトルの作文、重...
気持ちのよい涙が流れます
感動!!
大好きな1本になりました‼
監督のフィルモグラフィー&新垣結衣さん主演てことを考えたら、正直なんとなく気乗りしない作品だったのは確か……。
すみませんでした‼
本作、サイコーでした‼
大好きな一本になりました‼
ベタで直球、絵に書いたような大団円と、青春映画の王道のような作品だが、本作はそれが最高に合っているのだ。
観るまでは『北のカナリヤ』や『二十四の瞳』っぽいのかなと思っていたら全然違っていました。
それぞれかかえる家族の問題は『ギルバート・グレイプ』や『レインマン』に近いかな……。
上記の作品などを語る時にいつも当たり障りの無い言葉を選び、最大限に気を使ってしまう。
当たり前と言えばそうだけど、それで良いのかなとも思う。
きっと周囲の人たちは疎ましく感じてしまうこともあるのが現実のはずだ。
そういうことに蓋をして見せる映画やレビューはある意味美化されているのではないだろうか?
しかし上記の作品たちはその綺麗事ではない部分までしっかり描いている良い作品である。
本作も同様、そういうところまで掘り下げたところは立派で好感が持てる。
とは言うものの、そこを前面に出している作品というわけでもない。
それもこの世界の一部だし、各々が抱える切実な問題、特に思春期の子供たちがぶつかるリアルな問題、それらすべてがこの広い世界の中の一部なのだ。みんな悩んでいるんだよ。大人だって同じだ。ただ大人はガードや対処を知っているってだけ。子供たちはそれがない分真っ直ぐ受け止めてしまう。それが胸を締め付けられる。それぞれの痛みが伝わってくる。
その真っ直ぐさと、ド直球さがピッタリ本作の作りに合っている。
私同様、監督のフィルモグラフィーとガッキーのパブリック・イメージで敬遠されている人もいるかもしれませんが、騙されて一度観ることをオススメしたい作品です。
傑作だと思います。
反則!
最高!
何度みてもあきない!これぞ青春!
泣ける!『くちびるに歌を』という作品で、15歳の自分達の心情や、悩みが、深く、濃く描かれていて、そしてすごく感動する見応えのある作品だった!しかも原作を越えるできだった!15歳という色々な悩みのある春機発動期。そして人間関係や恋、そして部活動に打ち込む想いというものを快く表現していて、とても素晴らしく、青春、そして終盤の合唱の『手紙』や『マイバラード』は感動です。涙なしには観られません。そして、新垣結衣演じる柏木ユリの、顧問として生徒を見守っていくのを通して、元ピアニスト柏木ユリがどう過去の苦難を乗り越えていくのかというのがすごく伝わってきて、とても観応えのある作品であった。そして、合唱部の生徒達も、最近力をつけている実力派の若手俳優勢で、堂々と演じられているのが、「中学生!」という感じがあり、とてもしっくりくる作品だった。
また、柏木先生の成長を軸に描きながらも、生徒たちの成長、青春を描いており、生徒たち各々にも様々な背景があり、それらを抱えながら一つになり合唱に取り組み成長していく姿が、王道な青春映画でありながらも、「くちびるに歌を」という唯一無二な素晴らしい作品を作り上げていると感じる。
《Pick Up People》
「関谷チナツ」
原作には登場しない人物。スタッフやキャストの中で色々想像してできた人物なのだが、上手く物語に溶け込み、映画としての『くちびるに歌を』ができあがっていた。そして演じる"葵わかな"の演技力も凄まじく、とても魅了されるものだった。
2/15(日) 汐留SFビルにて
試写会 くちびる合唱部登壇
皆で『手紙』を合唱♪
2/28(土) TOHOシネマズ流山おおたかの森にて 2回観賞。
3/1(日) 有楽町マリオン時計台前にて
くちびる合唱部、『手紙』合唱。
全員での合唱はこれが最後で皆涙。
葵わかな、恒松祐里、下田翔太と握手。
3/25(水) MOVIE三郷にて
3/28(土) シネマイクスピアリにて
気持ちのいい映画でした。
合唱のシーンでの子役たちの合唱が上手だったこともあり、
話のなかに暗い内容もあるのですが、
全体的に気持ちのいい映画でした。
子役の中で、障害のある兄を持つ少年の演技が光っていたように思います。
あと、役柄的に仕方がなかったかもしれませんが、
もう少し新垣結衣の笑顔があるシーンがあったらよかったように思います。
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