変態小説家

解説

「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」「宇宙人ポール」のサイモン・ペッグが、妄想にとり憑かれた小説家を怪演したイギリス製コメディ。犯罪小説家のジャックは次回作の執筆のため、ビクトリア時代の連続殺人鬼について調べはじめる。しかし調査を進めるうち、いつしか自分が殺人鬼に狙われているという誇大妄想を抱くように。恐怖のあまり部屋から出ることもままならず、長いつきあいの代理人にまで愛想を尽かされてしまうジャック。ところが、なぜかハリウッドの大物が彼の作品に興味を示し……。英ロックバンド「クーラ・シェイカー」の中心人物であるクリスピアン・ミルズが、自ら手がけた脚本をもとに監督デビューを果たした。

2012年製作/100分/イギリス
原題または英題:A Fantastic Fear of Everything

スタッフ・キャスト

監督
共同監督
クリス・ホープウェル
製作
ジェラルディン・パッテン
製作総指揮
ジョニー・ヒューイングズ
サイモン・ペッグ
ニック・スミス
スティーブ・ノリス
ジャスビンダー・シン・マン
パット・サベージ
ミック・サウスワース
脚本
クリスピアン・ミルズ
撮影
サイモン・ショードワール
美術
クリス・ホープウェル
衣装
ルイーズ・フォーリー
編集
ダン・ロバーツ
音楽
マイケル・プライス
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映画レビュー

3.0終わりよければ割とよし

2023年5月28日
スマートフォンから投稿

ショーン・オブ・ザ・デッドとか宇宙人ポールのようなコメディを想像して観始めると大分違う。前半訳わからないし退屈で観るのをやめようか悩んでた。カウンセラー(?)が出てきたあたりから話が前に進み始めてこの先どうなる?という興味が湧いて最後まで観られた感じ。前半の妄想場面が無駄に多すぎたんじゃないかなあ。
途中で唐突にコインランドリーが怖いと言い出して何だそりゃ?と話の展開に疑問を持ち始めたけれど、このコインランドリーと目玉のトラウマが結構な本題でこれがとても切なかった。
途中無駄にややこしくなる展開もありちょっとイラっともしたけれど、個人的には終わりに向かうに連れ面白くなったと感じたので最後まで観て良かったと思う。

やっぱりファイナルカウントダウンは名曲だな。気持ちが盛り上がる!

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Tamizo

3.5サイモンペッグと洋楽好きに

2021年6月18日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

プライム・ビデオ鑑賞
コインランドリーで繋ぐ物語。
タイトルは元よりキービジュが気になって鑑賞、サイモンペッグが良い顔してます。
オープニングのアニメーションや音響とタイトルと、エンターテイメント感がすごい。
変態というか妄想が酷く、失調症?苦情レベルのアパート暮らしで始まります。
頭の中の想像を映像化したみたいで、随所にセンスを感じる構成になっていました。
そのテンポが良くて演出がすっごい面白い、転換も昔のホラー映画みたいで「ロッキーホラー」の様なテイストもありました。
その他サングラス等随所にオマージュが散りばめられており、映画愛が強く伝わって来ます。
ところでサイモンペッグが終始ブリーフ姿なんだけど、あの酷い邦題はそこから何だろうな…。
また、選曲やその挟み方が実に良かく、ファイナルカウントダウンの使い方は最高。
後半に挟まれるストップモーションも良いアクセントになっていて、その物語も味わい深いです。
描き方は可愛らしくも実にシリアスな寓話。
しかしながら希望もしっかりと描いていましたね。
あと、最後まで音楽が良かったです。
何だかんだととても楽しめた作品でした。

と思ったら、見終わった後にびっくり。
監督クーラシェイカーのクリスピアンじゃないですか!
ボーカルでギターでフロントマンの!
えぇぇ!映画撮ってたの知らんかったですよ!

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白波

4.0見た目は変態中身は変人

2020年7月3日
iPhoneアプリから投稿

サイモン・ペッグ主演でこのジャケット!
超絶コメディなのかと思ったら、個人的には意外と人情に触れる真面目路線でした(笑)
でも最高な事には変わらない!!!
サイモン・ペッグ好きにはたまらない映画です。

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amelie

3.0コインランドリー恐怖症

2018年11月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 こんなにつまらないストーリーをよくここまで作り上げたものだ!と感心するばかり。脚本家が主人公である映画は、大体が劇中劇みたいなオチになるのに、これはそこまで観客をごまかしていない。

 シリアルキラーを研究するあまり、自分が殺されるという妄想にかられた男ジャック。母親に捨てられ、幼少期を孤児院で過ごしたという過去もあり、後半からの殺人鬼のふりをする警官が何とも言えず面白い。

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kossy