宇宙人ポール
劇場公開日:2011年12月23日
解説
「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」のサイモン・ペッグとニック・フロストが主演・脚本を務め、「未知との遭遇」「E.T.」など名作SFへのオマージュを散りばめながら、陽気な宇宙人のポールと冴えない青年コンビの珍道中を描くコメディ。SFオタクのイギリス人青年クライブとグレアムは、全米最大のコミックイベント、コミコンと米中西部のUFOスポットをめぐる旅を楽しんでいた。その途中、ネバダ州のエリア51を通りかかった2人は、ポールと名乗る本物の宇宙人と遭遇。ポールを故郷に帰すため奮闘することになる。
2011年製作/104分/PG12/アメリカ・フランス・イギリス合作
原題:Paul
配給:アステア、パルコ
スタッフ・キャスト
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2020年5月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
イギリス人のSFオタクのグレアムとクライヴは、念願のアメリカ旅行でエリア51などを巡るためキャンピングカーを走らせていた。ひょんなことから、政府施設を脱走したエイリアンと出会い、その逃亡を手助けすることになる。
「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホット・ファズ」で映画ファンの心をつかんだサイモン・ペッグ&ニック・フロストの英国コンビが脚本・主演を務めたSFコメディロードムービー。ジェイソン・ベイトマン、クリステン・ウィグ、ビル・ヘイダー、そしてセス・ローゲンといった人気のアメリカ人コメディアンたちとのコラボときたら、面白くないわけがない。英米の笑いの才能が遭遇し、ポップカルチャーに大きな影響を与えたSF映画の偉業をたどるなんとも贅沢な旅が完成した。
そしてなによりも、「ザ・宇宙人」なビジュアルにして、やたら陽気で口の悪いポールが最高にいい味を出している。危険な存在として描かれることも多い地球外生命体だが、あんな愉快な宇宙人ならいつだって歓迎したい。
2023年2月8日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
■SFオタクのイギリス人青年・クライブ(ニック・フロスト)とグレアム(サイモン・ペッグ)は、コミックの祭典「コミコン」とアメリカ西部のUFOスポットを巡る旅を楽しんでいた。
その道中、彼らはポールと名乗る宇宙人と遭遇する。
ポールを故郷に帰すため、彼らが政府の秘密期間から派遣された追っ手との悪戦苦闘の日々が始まる。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・随所で描かれる、「E.T.」「未知との遭遇」をはじめ、数々のSF映画へのオマージュも満載作品である。まさか、「E.T.」の指先が光るアイディアをスティーブン・スピルバーグに与えていたのが、ポールだったとはねえ・・。
・ポールは口は悪いが、左目が見えないルースの眼を治してあげたり(結構、大変らしい・・。で、ルースは感激しちゃって、彼らと行動を共にする。)、後半ルースを救うためにグレアムがルースの父に撃たれた時も、死にかけながらも蘇生させるしね。
ー 基本的に、ポールは良い奴なのである。-
・ポールを執拗に追いかけるゾイル捜査官(ジェイソン・ベイトマン)が内通者だったとはねえ・・。捻りが巧いなあ。
・ポールが宇宙船に戻る時に、60年前に迷惑を掛けたタラおばさんの処に、律義に寄り道して謝るのも良いね。で、皆にポールの事を言っても信じられずに、寂しく麻薬に頼って生きて来たタラおばさんも皆と同行する。
ー 更にポールはタラおばさんを宇宙船に乗る様に促し、おばさんもタラップを登って行く・・。-
・政府のポールを執拗に追うビッグ・ガイが、シガニー・ウィーバー出会った事にもビックリです。
<今作は、SFコメディだが、随所にSF映画愛が溢れる作品である。
ポールの、異様に運転が下手だったり、お茶目な姿や、人の良い所も好きだなあ・・。>
2022年5月31日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波
下ネタ好きのおしゃべりな宇宙人、ウケる。こういうB級センスは好物。主人公2人がさえないオタクで、ビビリで、奥手なのもかわいい。どんどん下品になるルース(笑)。ビッグ・ガイは顔出しわずか。
ポールの目がなにげにきれいで、神秘的だったなぁ。汗腺がなさそうなのに、汗が流れるのはちょっと不思議。責任取って、タラを連れて行くところは、ポールの男気を感じた。
フジテレビの放送を録画で。
2022年5月14日
Androidアプリから投稿
事前のレビューの良さどおり作中ずっと楽しめた。
ポールいい奴らに会えてよかったな。
ビッグバン・セオリーもとい、世がイメージするこの手のオタクは優しいのだろう。
ポールがいい奴だから人徳かな。
エイリアンに人徳というのも変か。
モルダーのワードが出てきて懐かしさで悶絶。
奇しくもこの日TVでE・Tを放送。
オマージュってよい。