アバウト・タイム 愛おしい時間についてのレビュー・感想・評価
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期待しすぎた
この映画、私自身がフォローしているTwitterの映画紹介アカウントの方がいろんな時期に良かった、また見たいと何度もツイートしてるのを見て、ずっと見たかったんです。
タイムトラベルものなのはいいのですが、なんとなくルールが難しい。線引きが曖昧で、一度捻じ曲げたものをまた元に戻すことができたり、かといって未来が変わらないところもあったりとなんだかよくわからない部分がありました。飽きてきて少し流し見していたせいかもしれませんが。
最後のタイムトラベルを使わずに生活するオチは良かったです。
主人公って本当に成長した?
同監督の『ラブ・アクチュアリー』がとても良かったので、視聴。
エンドロール見ながら「……は????」となったのは久しぶりです。
(いや視聴中からなってたか…)
最初から最後まで主人公を好きになれなかった…タイムリープを使えることに胡坐をかいて生きてる感じがずっと気に障る。最初のうちは笑えたし、後から成長するんだろうなーと思ってたからそれでもよかったんだけど、いつまでもそんな感じでその場しのぎで生きていく。
主人公、ストーリー上での成長が見られない。(ナレーションで成長を説明するのは論外)
中盤、キットカットの事故を無くすためのタイムリープを取り消す(?)理由が「子供が別人に変わってしまうから」なのとか、ウーンとなった。(他にもいくつか理由あるけど…)
確かに子どもは大事だろうけど、それならそれでもっと子供(一人目の子)との絆をたくさん描いていれば共感しやすかったかな。
子供を持つ親になった男としての成長を描くなら、その辺も言葉でさらっと流すのではなくちゃんと描いてほしい。
その辺の納得感がないまま観ると、終始利己的なように感じてしまう。
タイムリープして死んだお父さんと会うエピソードも、描き方によれば涙できそうなのに、あんまり響かなかった。
父の死を受け入れられない→タイムリープで会う→父の死を受け入れ、前に進む
って言う明確な成長の流れが欲しかった。
最後、子供のころに戻るシーンでは全力でツッコんでしまった。それ、する意味ある?
子供姿の主人公、無邪気そうに遊んでるけど中身は今の主人公の意識のままなんでしょ?
それと遊ぶ父、どんな気持ちなの?
というかそんな、子が消えるかもしれないリスク犯してまで過去に戻る主人公、ブレブレすぎる。
子ども大事じゃないの?こういうところでも気になってしまう。
結局主人公は、タイムリープできるから戻ろ!→他がうまくいかないなあ→じゃあなしで…
みたいな繰り返し。それは成長ではない。
恵まれてる凡人(彼女は欲しい)がタイムリープを通してほしいものを手に入れ、なんだかんだあって現状に満足したので、タイムリープやめて日常を過ごしていくだけの話。
☆その他
・主人公、やり直し効くからって問題発言多すぎる。
メアリーの編集の仕事に対して「読書が仕事ってこと?すごい。呼吸が仕事って言ってるようなもんでしょ」的な発言するのどうなんだろう。
(このシーンでフラれてまた時間戻してやり直すんだろうな〜って思ってたらメアリー全然脈アリで「え!???いいのこの男で!??」となった)
・設定があやふや。
最初に父親が過去にタイムリープすることしかできない的なこと言ってたのに、途中から未来に戻れるようになってる…?
一度過去に戻ったらそこからはまた同時間を過ごさなければならないと思って観てたので、普通に戻れてびっくりした。
あと他の人も過去に連れていけるとか初耳なんですけど!?
設定に関しては初めにちゃんとした説明が欲しかった。タイムリープものって色んなパターンあるから!
良かったのは、偏屈劇作家が可愛いところ。
主人公の娘の誕生日に小さいクマのぬいぐるみ買ってきたところとか、最後ゴミ箱にシュート決めて一人でガッツポーズ決めてるところとか最高。
そこだけでした。(その分の0.5点)
実存主義のイギリスでこんな事あるの?
過去に囚われて生きる。なんかすごく消極的。相手が誰であれ、自分が変わらねければ、人生は変わらない。
そもそも、実存主義のヨーロッパの人達がこんな事考えるのかなぁ。普段考えないから、アイロニーとして考えての事だと思う。最初、面白いストーリーと思えたが、僕は親父にもう一度会いたいと思えないので、と言うより、自分を見てれば、亡き父親はいるので、亡き父親、亡き母親とも、喪失感がいつもあるわけでは無い。むしろ、自分がいなくなる番なので。
さて、
この映画の哲学が実存主義と思えば、納得するべきなのだろうが、くどく長く感じたので、あまり、評価出来ない。それに、脚本が少し壊れている様な気がする。
ティムの境地
の素晴らしさはわかる。
けど、やっぱり時間をもどれたらいいなあ、とつくづく思う。あの時のこと。この時のこと。やり直したいなあと思うことばかりだ。
悪いことばかりでない。もう取り戻せない時間をもう一度味わうことができたら・・・。多分、戻れないからいいんだろうけど。(映画館のリバイバルを見て)
<最初のレビュー>
よく考えてみると
私はタイムリープものやタイムマシンものは好きだなあ。
今を大切に生きることが本当のタイムトラベル
ルールが難しい…
男性だけがタイムトラベルの能力を持つ家系に生まれたティム。ある日、...
観たら幸せな気分になれる
久しぶりに良い映画を観ました。
見終わったあと幸せな気分になれます。
よく考えたらパパは死にません。
その前に過去に戻ればいいんだから。
死なずに卓球ループしてます。
最後は息子に勝つほど上達してるし(笑)
誰しもが思う「やり直せたら…」
洋画をほとんど見ない自分が、この作品を「思い、思われ」で知らされたので、きっかけはミーハーですが鑑賞してみました。
主人公の家系の男子だけが出来るタイムトリップ。
しかも過去にだけ戻れる。
そこから話は始まります。
一度きりしか無い人生。
「あの時こうすればよかった」
そんな思いを見せてくれます。
欧米人特有の感性があちこちに出ていて関心してしまいました。
日本人とはかけ離れた家族への想いや愛情。
日常の過ごし方。
会話のあちこちに「それいる?」というフリ。
おもしろいですね。
不思議なもので、序盤ダサくてブサイクに見えていた主人公。
過去に戻って色々やり直しながら人生うまくいったせいか、後半はカッコ良く見えるようになったのは気のせいか。
シンプルに楽しく鑑賞出来ました。
今日が最後の日だと思って
人生に疲れたアラサー独身女性も涙する素敵な映画
21歳になったときから過去に戻れるという能力が出てきた男の話。彼の家計の男性は代々過去に戻れる能力があるらしい。
今流行の東京リベンジャーズにどっぷりハマったので、面白そうだと思い観てみることに。
何度も人生をやり直している主人公に終始はらはらした。気になるシーンがたくさんあったけれど、今の私的には3つ気になったシーンがあった。
1つ目は、下宿先のおじさんが脚本を担当した舞台で、舞台俳優がセリフを忘れたことで舞台が最悪だったと聞き、その失敗を助けるために主人公が過去に戻ったシーン。その引き換えに主人公の未来が変わってしまい、つい先日恋に落ちた女性と出会わなくなってしまった。こうゆう誰かのために行動したことで、自分の人生が変わってしまうことが現実にもよくあると感じた(良くも悪くも)。結局主人公はその惚れた女性が好きな写真家を覚えていて、展覧会でまた会うことができた。その諦めないところというか、好きで一生懸命出逢おうと頑張るところも良かったと思った。
2つ目は、主人公の恋人メアリーに結婚を申し込むシーン。アラサーなので、やっぱり結婚のシーンは胸にささる...。プロポーズが唐突に感じられたが、なぜそのような思考に至ったのか気になった。主人公は結婚を申し込む前に初恋の女性に偶然再会していて、何度か自分から声をかけたが、会話がうまく行かず、過去に戻り、やり直しを何回かしていた。その末にはその初恋の彼女に家に誘われていた。そこで浮気になるかとハラハラしたが、浮気せず、急いで家に帰り、今の彼女にプロポーズしていた。初恋の女性が現れたことで、今の彼女と比較したのでしょうか。それとも一度浮気に走った過去もあったのか。(そのような描写はなかったけれど)少し男性心理が不思議に感じたシーンだった。
3つ目は、最後の方の教訓的なところを映像で伝えるシーン。同じ毎日は二度とやってこなくて、不安や緊張で味わえていないかもしれないけれど、「今日が未来から来た自分にとっての最後の日」だと思って日々を過ごすと良い発見があるかもと思った。
お父さんと息子でどちらも同じ記憶の過去に戻って海で散歩するシーンは素敵でした。
思い出って一人じゃなくて共有できるもんだよなと気付かされ、感動。
こんなきれいな終わり方で、素敵な映画だなと思った。
普段こんなに長文を書くことにないアラサー独身女性のレビューでした。
人は時間を旅している、人生という時間を。
もし、
今の暮らしが
かけがえのないものなら、
その日常を大切にしないと
簡単に壊れて
負の連鎖が始まる。
たとえ
どんなに無理そうなことでも
やり方さえあっていれば
上手くいくことがある。
どうしても
上手くいかないこともある。
心のありかたで
広がる人生の素晴らしさが
そこには示されていました。
作中のキャストが皆
魅力的です。
笑顔がいい。
こころに残る場面は
いくつか
あるのですが、
エンディング前の
子供達との
朝食のシーン
これこそ
人生最高の時間
なんじゃないかと
思います。
一度きりの
一方通行の旅について
考えてしまう時間でした。
限りある時間の大切さに気づかされ人生のバイブルになる映画
ぼくらはみんなタイムをトラベルしている。人生は冒険だ。平凡な人なんて存在しない。誰もが特別で、人生はドラマだ。
そんな当たり前に続く日常に彩りを与え、二度と訪れない一日一日を大切に噛み締めて生きようと思わせてくれる映画。
冴えない&モテない男が、過去にだけ戻ることができる能力を持っていると知り、タイムリープを使って好きな女性を射止め、人生を変えていく話。
でも、たとえ時間を遡ったとしても、変えられるのは自分の意思なんだ。
これがフィクションであるということが最も尊い。
この物語から、「人生は一度きりで限りがある。だから毎日を大切に生きられるか」が大事であると改めて気付かされる。
こんな幸せな時間を共有してくれる映画はなかなかない。
人生において大切にしたい作品のひとつになった。
やはりいい、
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