ある会社員

劇場公開日:

ある会社員

解説

「映画は映画だ」のソ・ジゾブ主演で、ごく普通の会社員を装いながら殺人請負人として生きる男が、人として当たり前の幸せを求めて組織を抜けだそうとする苦悩や葛藤を描いたドラマ。表向きは普通の貿易商社を装い、その実態は殺人を請け負う会社で働くヒョンドは、会社に忠実で社内でも一番の殺し屋だった。そんなある日、ヒョンドは新人のフンとコンビを組んで仕事をすることになるが、会社からは密かにフンの殺害を指示されていた。しかし、フンに若き日の自分の姿を重ねたヒョンドは心境に変化が起こりはじめ、ある決断を下す。フンは死の間際に「貯金していた全財産を家族に渡してくれ」とヒョンドに頼み、ヒョンドはその願いを聞き入れてフンの母親ミヨンに会うが、彼女はヒョンドが少年時代に思いを寄せていた相手だった。

2012年製作/96分/R15+/韓国
原題または英題:A Company Man
配給:ポニーキャニオン
劇場公開日:2013年6月1日

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映画レビュー

3.5足を洗うのはつらいよ‼️

2024年6月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

楽しい

幸せ

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活動写真愛好家

3.0ブラックジョーク、マンガのような会社

2024年2月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

単純

人殺し会社に勤めるヒョンドが請け負った仕事(殺し)で一緒に遂行したフンも口封じで殺すように命じられていたのに、裏切ってフンを匿い、遺族に死亡保険金を届けにいく点は妙に会社の体を保っている。
ところが昔好きだったアイドルがフンの母親(独身)で、普通の暮らしの夢をもってしまう。このジミメンがアイドル好きだったのか?と(笑)
しかし裏切りがバレて会社から処分の対象になり狙われるヒョンド
地味な雰囲気が相まって、ひょろっとした体型の男がバンバカ人を殺す様を見ていると、ホントにこんな奴が世の中にちょっとは居るんじゃ無いだろうか?なんて妄想も出てくる。ちょっとしたタイミングで殺しあいが始まるし、マンガちっくな感じになっている。

ラストシーンは激しい撃ち合いだが、ヒョンドあんだけ撃たれて大丈夫かってくらい撃たれてる。防弾チョッキ着てても頭とか撃たれないんかな?
地上波で流れてたのを流してみただけだから、自身の中でお薦め感は無いがツッコミながら観る映画としてはまぁまぁイケる作品と思います。

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うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)

2.5よくある会社員‼️❓

2024年1月28日
PCから投稿

テレビの録画📺
殺人に特定すれば稀だが、犯罪を組織的、計画的にしてる企業は日本でも五万とある、韓国なら尚更、ヨシモトコウギョウなんて本業以外で組織的、計画的に犯罪してる、余談でごめんくさい。
殺人企業が稀なのはセキュリティ、秘密性を確保するのが至難の業だから、効率性が担保出来れば成り立つ可能性はある。
ところで、この映画の殺人企業は精度が低いのでコメディレベルだ、映画の内容もほとんど情緒的で、アクションもモノポリーで荒削り、それが魅力でもある。
少年の母親は、ある意味、アイドル崩れの成れの果てのようで、可愛い、かな、そうじゃないかな。
まあ、面白いよ、バカリズム映画をおしゃれにした感じ。
いろいろ文句つけて、テレビ📺なのに、失礼します、ごめんくさい、さらば。

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アサシン5

4.0【韓国映画って矢張り凄いな!キツイキツイサラリーマン生活を送っていて、転職を考えている貴方に見て欲しい作品である。”男だったら筋を通そうぜ!”】

2023年5月25日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

■商社を装った殺人請負会社に勤めるヒョン(ドソ・ジソブ)は、社内で一番の忠実な殺し屋。
 しかしアルバイトであるフンを使いつつ業務を行っている際に、彼の母親が少年時に憧れていた元アイドル歌手ミヨンである事を知り出会ったことで、彼女との平凡な幸せに満ちた人生を願い始める。
 だが会社が見逃すはずはなく、同僚たちに命を狙われるはめになるのだが。

◆感想

・多分、多くの人は今作を見て私がレビューを上げる際の”絶対に書いてはイケナイ”と律している”駄作”とか一瞬過るかもしれない。

・だが、今作は哀しきサラリーマンあるあるに満ちた作品である。
ー そこに、私は惹かれたのである。-

■サラリーマン(特に管理職)あるある

 1.対労働組合との賃上げ交渉の際の資料を二晩ほどほぼ徹夜で仕上げ、当時の担当おバカ役員に二度ほど説明して”うん、良いだろう”と言われて、100人収容の大会議室で説明した際に、労働組合の委員長から”会社のカウンターパートナー”として異議があり、そのおバカ役員が言い放った言葉。
 【仰る通りです・・。】(オイオイ、そこはお前が反論するシーンだろう!)
 - 所謂、背後から撃たれるというパターンである。私は脳内でそのおバカ役員をヒョンのように撃ち殺したくなったことは、記すまでもない。
   当時の部長から直後に慰められたが、私のそのおバカ役員の対しての怒りの眼力光線が凄まじかったらしく、ソイツは私を暫く目の敵にしていたそうである。-

 2.今ではそんなことはないが、今から10数年前までは部長人事までは、お偉方すりすり野郎が周囲の”何であんな人が、部長に?”という人事が横行していたモノである。
ー 部下を慰めるのがモー、大変であった。-

<てなわけで、今作大変面白く鑑賞した。
 ヒョン(ドソ・ジソブ)が自分のアルバイトとして雇ったフンを殺した事にしながら、生かせていたことと、フンの母親が自分が好きだった元アイドル歌手ミヨンである事を知り、彼女に惹かれて行く姿。
 サラリーマンはキツイキツイ仕事だが、(個人的な意見だが)辞めてはイケナイと思う。その代わりに頑張ってそのキツカッタ経験を活かし、偉くなれば良いのである。
 或る程度の地位に上がると、会社の見方が変わるよ!
 イタタタ、石を投げないで下さい。>

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NOBU