凶悪のレビュー・感想・評価
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心拍数上がりまくり
最後の終わり方と、この映画のテイストは違うかなと思った。
でもすごく怖かった。
山田孝之の目つき、
リリーフランキーの狂気性、
何より借金がこわい
ピエール瀧の演技はちょっと違和感があった
なにが悪か、ということに焦点を当てているだろうに、なぜかリリーフランキーとピエール瀧がすんごく悪に描かれてて山田孝之がただの正義に見えた
あの保険金家族がいちばん怖かったかな、あの食事のシーンとか
演技が‥
山田孝之・ピエール瀧・リリーフランキーの演技がリアル過ぎて凄かった
殺し方が酷くて途中気持ち悪くなる位でした
実際問題もいろんな殺人事件がありますが闇に埋もれている事件が沢山ありそうで…
凄く怖いだけしか残りませんでした
ジャーナリストも真実にたどり着こうと家族を犠牲にして追求していきのめり込んでいく
映画だからではなく実際あるんだろうなって感じました
山田孝之、ピエール瀧、リリー・フランキー、この三人の役者の演技がす...
山田孝之、ピエール瀧、リリー・フランキー、この三人の役者の演技がすごかった。とくに、酒を飲ませてじいさんを殺そうとしてるときの、リリー・フランキーの笑顔が逆に恐ろしかった。
「殺しちゃったよー」
「大丈夫ですよ先生」
こんな感じのやり取りがあって、もう感覚が麻痺してくるわ。焼却炉で人焼いてんのに、それみて肉食いたいとか怖すぎるわ。
これを凶悪と呼ばずして何を凶悪と呼ぶのか
これが実話を基にした映画だと言うのだから驚きです。
勿論、多くの部分で脚色はされているのでしょうが、架空の話ではなく現実に起きている話だと考えると、身震いしちゃいますね。
単純に事件そのものだけを考えても、もし死刑囚が告発しなければ間違いなく闇に埋もれていた訳ですから、こう言った老人を食いものにした事件がおそらく山ほどあるのだと考えると、本当に恐ろしい限りです。
しかもその見せ方がまた凄まじかった。
まず分かり易い悪人2人の行動、そして演じたピエール瀧とリリー・フランキーの演技がとにかく強烈過ぎて、トラウマになりそうですよ、これは。
R15指定なんで、それなりにヤバいシーンはあるんだろうなと思ってはいましたが、想像を遥かに超えてました。
ヤクザだけにエグさが半端じゃない須藤の行動もさることながら、先生の面白がって茶化しながら人を殺すその様は、胸糞悪くて仕方なかった!
徐々にエスカレートしていくその姿、感覚が麻痺するって本当に怖いね・・・。
この2人の行動だけでも十分過ぎるぐらい凶悪だったのですが、それだけでは済まないのがこの映画の凄いところ。
凶悪とは無縁の、いわゆる普通に生きている人達も、一歩間違えれば凶悪と呼ばれる存在に成り得る、そう強く訴えかけてきているところに、思わず唸らされましたよ。
殺された老人達の家族、事件を追う記者、記者の家庭、司法の穴、いろんなところに凶悪に成り得る存在が潜んでいて、本当に恐ろしかったです。
自分はそんなことには無縁だ、そう思っていてもいつ自分が悪に染まるか分からない、それが世の中の怖いところなんですね・・・。
特に山田孝之演じる藤井記者と池脇千鶴演じる奥さんのやり取りが印象的。
奥さんの言葉が確信を突き過ぎていて、ズシリと来ました。
これからますます深刻化する高齢化社会、この映画のように人間が更なる凶悪な存在へと変貌しなければいいのですが・・・。
しかしピエール瀧、リリー・フランキーの演技が脳裏に焼き付いて離れない・・・凄すぎ!
極道もの
役者の演技は評判通りの素晴らしさ。
凶悪というのはかなりストレートなタイトルですね。現実的な内容のため考えさせられる部分も多々あり、制作側の意図も伝わってきた気がした。
深読みし過ぎずに観た方がいいです。タイトル通りの作品。
意外と現実的
借金返済のために家族に保険金をかけて殺して残りの家族は生き延びようとするとか、殺しのシーン以上にリアルでグロい。何よりも自分を優先してしまう人間の性と狡猾さが描かれている。
ピエール瀧もリリー・フランキーも良く演じきっていると思う。でも人間誰しもこれを演じることは出来る気もする。
リリーフランキーが怖すぎる 悪役なんてイメージがない、いい人そう、...
リリーフランキーが怖すぎる
悪役なんてイメージがない、いい人そう、そんな人が平気で人を殺していくなんて怖い
段々慣れていく、そしてあの笑顔がこれまた怖い
死体焼きながら肉食いたくなってきちゃったな〜とか
あたまおかしい
冷たい熱帯魚好きだったらこれもおすすめします
あとは山田孝之が知らず知らずのうちに引き込まれていって
気がつけば離婚
そして、一番殺したいのは、、、
狂悪
ピエール瀧、リリーフランキー の演技を観るだけでも必見の映画。
私は作品の雰囲気に影響を受けやすいので体調が絶好調の時に観ました!それでも観終わった後は ズッシリと。
他人の事をこれっぽちも考慮せず欲望のままに行動できる、究極の自己中ばかりが登場。
演技、演出が突出して良くなければ とても観れたもんではありません。
それだけに、監督、役者の凄みが分かる映画でした。
冷たい熱帯魚が好きな人には勧められる映画。冷たい熱帯魚ほど派手では...
冷たい熱帯魚が好きな人には勧められる映画。冷たい熱帯魚ほど派手ではないがこの映画は登場人物全てが何かしらの狂気に満ちている。
ピエール瀧とリリーフランキーの演技が素晴らしい。
人の怖さの一種。
実在の事件の映画化。保険金殺人、地上げなどの殺しが罪悪関係なく行われること、全く簡単なことのように描かれる。人を殺める事になんのためらいもなく、あるのは金への執着。持つものから奪う、ただそれだけの事。
リリーフランキー、ピエール瀧演じる実在の犯人は一言で言えば箍が外れた人間。けれども彼らが殺人を時に楽しむように犯しながら、自分の身内には甘く、暖かい家庭(のようなもの)を大切にしている。かたや借金の返済のために父親を依頼殺人する家族の地獄感たるや、彼らは借金から逃げれたが、次は罪悪感から逃げ続ける事になる。普通の凶悪でない人々がまるで伝染病のように悪に蝕まれていく様を見事に描いている映画。これは事件を追う山田孝之を同じで、事件の真相に近づくにつれ、どこかで楽しいというか、もちろん使命感が大部分なのだが生きる実感、レーゾンドートルのようなものに取り憑かれるが故に彼らの死を願うようになっていくのもまた伝染病の一種なのか。
ラストで山田孝之の母親を介護施設に入れるシーンは難しい。これは施設に入れるのと殺してしまうのは殆ど一緒なのではないか?という演出にもとれるし、全く違うのも間違いない。殺してしまうのと、施設に入れて介護するのとでは全く違うのだけど、心情的には一緒なのでは、という描き方。
瀧が酒を飲ませて殺すシーでの焼酎にシャブをいれて指でかき混ぜ、「さぁ行くぞぉっ!」と飲ませるシーンは秀逸。
山田孝之の役をもっと正義感あふれるいい記者にみせといたら最後に活き...
山田孝之の役をもっと正義感あふれるいい記者にみせといたら最後に活きたのになぁと。なんとなく好感もちにくい記者でした。
ピエールさんとリリー・フランキーさんは見事で、もうああいう人としか思えない。
リリーフランキーとピエール瀧の凶悪犯の演技が狂気。怖い。 この二人...
リリーフランキーとピエール瀧の凶悪犯の演技が狂気。怖い。
この二人以外にも色々な人の怖さが見れる。
人間誰でも狂気の部分があるのではないか。
それが思いっきり外に出ているか、内に秘めているか。
山田孝之を含めたこの三人の演技が素晴らしかった。
狂気の連鎖
元暴力団員で投獄中の死刑囚、須藤順次(ピエール瀧)からの手紙を受け取った記者の藤井修一(山田孝之)。
藤井が須藤のもとを訪れると、須藤はまだ公になっていない余罪三件に自分が関わっていると告発し、それらの首謀者はいずれも「先生」と呼ばれる男、木村孝雄(リリー・フランキー)であると告げる。
自分が死刑判決を受けた今も、「先生」が罪に問われることなくのうのうと娑婆で生きていることが許せない須藤は、自分の告白を記事にして「先生」を追い詰め、罰を与えることを望む。
上司からは、記事にならないから取材をやめるように言われた藤井だが、何か引っかかりを感じて裏付けを取っていくうちに、次第に須藤の話を信用し始める。
藤井の取材は、須藤と木村が引き起こした幾多の凶悪犯罪を次々と白昼の元に晒すこととなり、それらを目の当たりにした藤井自身も、いつしかその狂気の渦に飲み込まれていく。
え、山田孝之が悪い奴の役だとばっか思ってたんだけど!全然違ってワロス!
ピエール瀧は最近ドラマ「64」で観たけどそっちのキャラと全然違った。
2人とも好きな俳優さん!❤️
じいさん殺害の三件目は原作で読んだの覚えてて、読むの辛かったなぁ~って思い出した。
生きている人が苦しみながらじわじわ死んでいくのってフィクションでも見てて苦しいよね~、、、当たり前だけどさ、、、
でもじいさん役の人の演技が下手で、助けを求める姿に感情移入の度合いが高まらなかったのは逆に良かった。笑
最初は先生焦ってたのに、いつの間にか死体と一緒にシャワー浴びたり、鉈で死体をバラバラにしたり、そういうことが平気になって、徐々に人の死に何も感じなくなっていく様子が怖いわー。
先生の洗脳によって最後はもう誰も信じられなくなっちゃってね。
五十嵐の件は須藤が可哀想。
その件が、獄中から告発文を書くモチベーションになったってのは納得がいくよね。
ピエール瀧とリリー・フランキーはいい役も悪い役もしれーっとこなすし、山田孝之はアホみたいな役も真面目な役もしれーっとこなすから、凄いね。
大満足だけど、もう一回観るか?と聞かれたら観ないと思うので星は4.5。
しっかし池脇千鶴と大島優子ってなんでこんなに似てるんだろー。
こないだ観た「スイートリトルライズ」なんか二人とも出てるから狙ってるのかと思ったわ。
ちょっとしつこいかな
本意は? と聞かれて誰がどう答える?
エネルギッシュな映画で見ごたえがある。
が、少し酒を飲ませて殺すシーンが長く、しつこい・・・・
そんなに時間が必要な大事なシーンなのか?
これさえなければ良い映画だったのに、残念です。
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