サイの季節

劇場公開日

  • 予告編を見る
サイの季節
採点する

採点する

採点するにはログインが必要です。

新規会員登録

Check-inCheck-in機能とは?

Check-in機能を使うにはログインが必要です。

新規会員登録

0/120文字

(連携設定はこちら

解説

「ペルシャ猫を誰も知らない」撮影後にイランから亡命したバフマン・ゴバディ監督が、クルド人詩人サデク・カマンガルをモデルに描いた社会派ドラマ。イスラム革命のさなか、半革命的な詩を発表したために投獄された詩人サヘル。妻ミナは夫の帰りを待ち続けていたが、やがて夫が獄中で死亡したと聞かされて新たな生活をスタートさせる。実は生きていたサヘルは30年間の獄中生活の末についに自由の身となり、ミナの行方を探すが……。ミナ役にイタリアの人気女優モニカ・ベルッチ。2012年・第13回東京フィルメックスのクロージング作品として上映された。

2012年製作/93分/G/イラク・トルコ合作
原題:Fasle kargadan
配給:エスパース・サロウ

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

Amazonプライムビデオで関連作を見る

Amazonプライムビデオ

30日間無料トライアル 月額500円で映画見放題

Powered by Amazon

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画評論

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10
  • 画像11
  • 画像12

映画レビュー

3.0イランから亡命した監督

2016年8月20日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

イランのイスラム革命で、反イスラムの詩を書いたとして詩人のサヘルと妻ミナ(モニカ・ベルッチ)が逮捕される。
先に釈放されたミナのもとにサヘルが獄死した、との偽情報がはいる。
サヘルは30年の刑期を終えるが・・・。
監督は前作によりイランに帰れなくなり、亡命せざるを得なくなった
バフマン・ゴバディ。

コメントする
共感した! (共感した人 0 件)
いやよセブン

3.5幻想にするならふりきっても

2016年5月21日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ところどころ幻想的なシーンが登場する。でも何か中途半端な気がする。社会派ドラマのカラーで押し切った方が良かったような。テオ・アンゲロプスと比べちゃうから。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
dragonmizuho

4.0良質で硬質な、これが映画だ。たぶん。

2016年5月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

久々に、良質で硬質な映画を見た。

イスラム革命のなか投獄されたサヘル、彼を待つ妻ミナ。
横恋慕を抱くアクバル。

3人の目を通して、それぞれの感情が、押し殺したなかで描かれる。
この3人を演じたベヘローズ・ボスギーもモニカ・ベルッチも、そしてユルマズ・エルドガンも皆素晴らしい濃厚な演技。

映画もその大筋を観るものには十分に分からせながらも、ときに幻想的な映像を詩とともに織り込む。

本当の映画ファンだけが見られる映画なのか。
自分は、まだまだ修行が足らぬことを実感した。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
critique_0102

2.0蛭、亀、サイ

2015年12月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

物語の根底には、1979年のパーレビー国王の亡命によって達成されたイランイスラム革命の最中に起きた男女の愛憎がある。この革命運動によって、従来の主従の関係が逆転して、それまで鬱屈していたものが噴き出す。
こうした、社会的立場の逆転により、抑圧されていた人間の醜い欲望が現れるのは、中国の文化大革命を題材とする作品でよく見るものだ。
この作品でも、醜く弱い者たちの暴走と、その衝撃が人の心に惹き起こすものを、演出的な画をつなぐことによって描いている。

男たちの背中に貼りついて血液を吸う蛭は、まるで東洋医学の鍼灸治療にも似た施術。このようなものがあることを初めて知ったが、案外世界中で行われているのだそうだ。
この蛭のほか、空から亀がたくさん降ってきたり、荒野をシロサイが走っていたりと、生き物でイメージを膨らませる演出が時折現れる。蛭のシーンは現実のものとして描かれているが、亀とサイは現実世界のことではなく、登場人物の意識を表すものとして現れる。
こうした心象を抽象的に表現するシーンが多く、物語の本筋を追うことが非常に難しい作品になっている。しかも、イスラム圏ではお決まりの男性の口髭のおかげで、登場人物の区別も難しく、はじめのうちはモニカ・ベルッチの夫と彼女に横恋慕する男の現在・過去の見分けができずに、4人(現在と過去それぞれの夫と横恋慕男)の人物の関係を把握することで精一杯だった。
もう一度、機会があれば観てみたい作品である。今度は、物語論的なものを追わずに、説話論的なものを注意深く見つめる余裕を持ちたい。
イスタンブールのロケに関しては、あの街のランドスケープとサウンドスケープに浸るという、小さな旅が味わえて良かった。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 1 件)
よしただ
すべての映画レビューを見る(全11件)
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る