私の奴隷になりなさい
劇場公開日 2012年11月3日
解説
サタミシュウのSM青春小説「私の奴隷になりなさい」を映画化。主演は29歳でグラビアデビューした注目のグラドル・壇蜜で、演技初挑戦ながらフルヌードで調教される体当たりの役どころを演じる。出版社に就職した“僕”は、先輩の香奈にひと目惚れし、なんとかして香奈を口説き落とそうとするが、まったく相手にされない。しかし、ある日突然、香奈のほうから誘いを受け、一夜を共にする。その後も2人の奇妙な関係が続くが……。「花と蛇」の杉本彩が特別出演。
2012年製作/96分/R15+/日本
配給:角川映画
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2021年10月2日
Androidアプリから投稿
檀密に少し関心を持ったので、観てみた。
わたし的には、面白い映画だった。
前半はだるすぎて、寝かけたり他の映画に時々浮気しては戻ってきたりしていた。軽薄そのもので自信過剰な男の、つまらないナンパストーリーなど、全くどーでもよかった。
ただ、後になれば、最初のこれも意味を持ってくるのがわかる。
彼は、香奈に出会った後、大きく変わるから。
高次元に移り、もはや過去に自分が積み上げてきた女遍歴は、バカらしく意味をなさなくなるまでになる。そういう、対比という意味があった。
バーでの『先生』の登場から一気に理屈っぽくなってくるけれど、SMの世界の哲学は感じられる。
「主従関係ははっきりさせなくちゃいけない」というような言葉があり、動物は序列をつけたがるから、自然なことなのかも!と納得。ここに、変に人間社会の感覚を持ち込んでは邪魔になる。
とはいえ、まず双方の同意はあり、共に高みに行きたいという同じ目的や同じ感覚があり、目的達成後は心を傷つけないよう無理のない形で次の人に委ねる、という丁寧さやいたわりもある。
この点においては、人間は動物とはいえ、やはり上等な生き物なのだと、安心したりしてしまう。
香奈には笑顔がなく、ものに取りつかれた様相で、人との普通のコミュニケーションもあまりとれていない(とろうとしていない?)。
だから、もしリアルにこうなったらヤバイ。香奈のようになりたくない。
ただ、ここで繰り広げられていることもまた、人間の、どうしようもない一側面なのは確かなのだろう…
命令されてやってる事を知る場面までは良かったけれど、これ以降はとても長く感じた。なんだかわかんないままのがエロかったのに。
「カナが私の奴隷になったのか知りたいか」くらいまでが面白さがあった。
途中せ、制服?とかメリハリあったのにオジサンが語りだしてからが長い。
板尾パートが冗長。
2019年12月22日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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壇蜜の映画デビュー作。
スーツ姿の壇蜜を見て、
ぼく「おー
壇蜜 美人~~!」
となりましたよ。
セクシャルシーン目当てに視聴しました。
壇蜜は陰毛を剃毛していて、つるつる でした。
ぼく「つるつる や」
僕(主人公)が口説き落とそうとしていた先輩の香奈は、実は、先生と呼ばれる男の“奴隷”だった!
という展開は、ぼくは意表を突かれました〇(マル)。
バーで、悪態を吐(つ)いていた女を、先生が一から調教をするシーンはありませんでした×(ペケ)。
先生は、女の“素質”を見抜く才能のあるお方なのでしょう。
・ドMの女(どえむのおんな)
・何でも言うことを聞く女
・・・
そうした、奴隷になる素質を持つ女。
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