団鬼六 女教師縄地獄

劇場公開日:

解説

美貌の女教師が地下室の中で監禁飼育され、従順なマゾ人形になるまでを描く。団鬼六の小説の映画化で、脚本は「宇能鴻一郎の開いて写して」の三井優、監督も同作の西村昭五郎、撮影は「もっと激しくもっとつよく」の森勝がそれぞれ担当。

1981年製作/81分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1981年8月27日

ストーリー

結婚を控えた女教師の小百合は、ある放課後、生徒の蘭子が浮浪者風の男に犯されているのを見つけ、中に割って入った。男は、小百合をねじあげ教室に連れ込む。助けを求める蘭子は、音楽室から出て来たピアノの調律師、祝を見つけると、小百合の後を追った。二人が教室の窓から覗くと、男は、恐怖で失禁した小百合を後ろから犯している。中へ入ろうとする蘭子を、祝は、「今、中に入ると先生の命が危ない」と止めるが、その目は魅せられたかのように輝いてる。男が去った後、祝と蘭子は、グッタリする小百合をマンションへ送った。翌日、下校する小百合を、祝は慰め、自宅へ招待した。地下の素的な部屋に小百合が入ると、突然、鉄格子が降りてきた。祝は「今日から私の妻になるんだ」と言う。そして、その日から、想像を絶する責め地獄の日々が始まった。肉ヒダも露わになる程緊縛され、アヌスに大量のグリセリン液を注入された小百合は、額に油汗を浮かべて必死に耐えるが、こらえきれず、羞恥に身悶えながら汚物を噴出した。顔中に排泄物を浴びながらも、祝は責め続ける。クサリ責め、剃毛、そして、前後、二つのバイブレターのついた革の下着を穿かされた小百合は、限りなく続く刺激に腰をよじり、ついには内股を愛液で濡らす。小百合の失踪について、蘭子は祝に不審を抱き、彼の家に潜入するが逆に捕まってしまう。激しい責めに苦悶と愉悦の表情を浮かべる小百合のビデオを見せられた蘭子は、自ら奴隷になりたいと言う。祝は教師と生徒の二人を全裸にすると、並べて吊るし、ロウソクの滴を浴びせた。三人が快楽の世界に没頭しているとき、ロウソクの火がカーテンに燃え移った。アッという間に広がる火の海に、三人は鉄格子の中から逃げることも出来ない。燃える炎の中で、緊縛されて動けない小百合の目は、至上の責めに妖しく輝いていた。

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