白昼の情事
劇場公開日:1964年6月30日
解説
ブライアン・フォーブスとブライアン・クレメンスの脚本を「恐怖」のセス・ホルトが演出した風俗ドラマ。撮影は「武器の報酬」のジェラルド・ギブス、音楽はロン・グレイナーが担当した。製作はヴィクター・リンドン。出演は「西部開拓史」のキャロル・ベイカー、「恐怖の報酬」のペーター・ファン・アイク、ほかに イアン・バネン、デンホルム・エリオット、ヨルグ・フェルミー、マリオ・アドルフ、ハリー・バードなど。
1964年製作/イギリス
原題または英題:Station Six-Sahara
配給:アライド・アーチスツ
劇場公開日:1964年6月30日
ストーリー
サハラ砂漠の真ン中に石油輸送パイプの中継所があった。新しく赴任したマーティン(ヨルグ・フェルミー)の他に、独裁者的な所長クレイマー(ペーター・ファン・アイク)気取り屋の次長メイシー(デンホルム・エリオット)、粗野なフレッチャー、混血の大男サントス達がいたが、殺風景な隔絶された石油ステーションの中で、あらゆる欲望を犠牲にしながら苛立たしい生活をつづけていた。ある日、クレイマーの命令で始められたポーカーが白熱し、勝ち残ったクレイマーとマーティンが賭け金のことで喧嘩になろうとしたき、一台の自動車が猛スピードで走って来、ドラム缶の山に激突した。中にはキャサリーン(キャロル・ベイカー)と彼女の前の夫ジミーが気絶していた。ジミーが復縁を嫌う彼女と無理心中を企ったのだった。意識を回復した彼女には溢れるような性的魅力があった。彼女を中心に、五人の男達は異様な動きを始めた。そして、クレイマーが最初に彼女を得、マーティンも忍び込みに成功した。一方、奇跡的に快方へ向ったジミーは、彼女への情熱をますます燃え上らせていた。やがて彼女の魅力に心を奪われたクレイマーは彼女と一緒にここを去ることを決めた。だがマーティンが本当の彼女の心は自分にある、と挑戦するように言った。そのころ、キャサリーンはジミーに別れを告げるため、彼の病室を訪れたが、握られていたナイフで刺され、血に染って死んだ。
スタッフ・キャスト
- 監督
- セス・ホルト
- 脚本
- ブライアン・フォーブス
- ブライアン・クレメンス
- 製作
- ヴィクター・リンドン
- 撮影
- ジェラルド・ギブス
- 作曲
- ロン・グレイナー
- 指揮
- ロン・グレイナー