ブラザーズ・グリム
劇場公開日 2005年11月3日
解説
「未来世紀ブラジル」「バロン」のテリー・ギリアム監督が、グリム兄弟をモデルに、グリム童話に登場する赤ずきん、ヘンゼルとグレーテル、シンデレラ、ラプンツェルなど童話のモチーフを散りばめて描くファンタジー。グリム兄弟ウィルとジェイコブは、民話の怪物を退治するふりをして謝礼をもらう詐欺稼業をしていたが、ある日、本当の魔女に出会ってしまう。現実家の兄をマット・デイモン、夢想家の弟をヒース・レジャーが好演。
2005年製作/117分/アメリカ
原題:The Brothers Grimm
配給:東芝エンタテインメント
スタッフ・キャスト
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2022年4月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波
「未来世紀ブラジル」も観たことがなく、テリー・ギリアム監督の作風も知らないが、テレ東の深夜放送を録画してみた。
まあ、ドタバタ喜劇といった感じかな。しかし、リアリティは意外に追求している。虫とか(嫌いな人は寒気がするかも)。俳優はけっこう豪華。マット・デイモンはシュっとしてるし、ヒース・レジャーはピチピチでかわいい。モニカ・ベルッチはめっちゃきれい。猟師の娘、レナ・ヘディも野生的でいい。ただ、フランスの隊長がどういう役回りなのか、ちょっとわからなかった。
ちょこちょこ童話エピソードがはめ込まれているが、グリム童話ができる前段を、監督の想像を足して作ったのだろうか。すごく面白いかと聞かれると、ビミョウ…。
2022年3月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波
2022年2月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
グリム童話をごちゃ混ぜにした話。
面白くないわけではない。けど元々あまりファンタジー(?)は好きではないからこの評価。
マット・デイモンとヒース・レジャーという豪華な共演。
(ピーターストーメアも!)
うじゃうじゃの虫とか得体の知れない人とかがだいぶ苦手だから目をそらすシーンが多々あり。
(ジンジャーブレッドのシーンとかもちょっと怖かった。記憶に残る!)
2020年7月17日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会、映画館
「シンデレラ」「白雪姫」「赤ずきんちゃん」「ヘンゼルとグレーテル」等々、グリム童話のエピソードで織り成す冒険ファンタジーなのですが、かなりブラックだったし、ディズニーに対して挑戦状を叩きつけてるような気もしました。
調べてみると、俳優の出身地が多彩なことに驚きます。マット・デイモン(アメリカ)、ヒース・レジャー(オーストラリア)、モニカ・ベルッチ(イタリア)、ピーター・ストーメア(スウェーデン)、ジョナサン・プライス(イギリス)と主要人物でもこの通り。だからどうなんだと言われても、それだけの話なんですけどね・・・まぁ、ヨーロッパ色を強調したかったといったところでしょう。
全編笑える箇所がいっぱいあるのですが、観客は笑わない。ジョナサン・プライス(『未来世紀ブラジル』の主人公もやってた)が右手を懐に挿すところなんてナポレオンの肖像画のパロディなので笑ってもいいと思ったのですが・・・一人でクスクスとしてしまって恥ずかしかったですよ。もっと笑ってやってください。笑える映画だと皆さんが気づくのは後半になってから。オチなんて予想できるものの、これが大爆笑となります。元々グリム兄弟が詐欺師みたいな設定なので、ここから笑わなきゃダメなんですよね・・・「愛すべきグリム兄弟を詐欺師扱いするなんてひどい!」などと思わないことです。そして、フランスがかなり悪者。こういう時代もあったんだと歴史を眺めるのもいいことです。
VFXはかなり凝ってて良い感じ。入り口のない塔の屋根からの映像は素晴らしかったですし、馬が子供を飲みこんだり、タールマンみたいな奴が暴れまわっているシーンも好きです。
【2005年10月映画館、試写会にて】
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