ブラザーズ・グリム
劇場公開日:2005年11月3日
解説
「未来世紀ブラジル」「バロン」のテリー・ギリアム監督が、グリム兄弟をモデルに、グリム童話に登場する赤ずきん、ヘンゼルとグレーテル、シンデレラ、ラプンツェルなど童話のモチーフを散りばめて描くファンタジー。グリム兄弟ウィルとジェイコブは、民話の怪物を退治するふりをして謝礼をもらう詐欺稼業をしていたが、ある日、本当の魔女に出会ってしまう。現実家の兄をマット・デイモン、夢想家の弟をヒース・レジャーが好演。
2005年製作/117分/アメリカ
原題:The Brothers Grimm
配給:東芝エンタテインメント
スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る

- ×

※無料トライアル登録で、映画チケットを1枚発行できる1,500ポイントをプレゼント。
2023年3月9日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
グリム童話というと、子供向けディズニー映画のイメージが強く、善人が、悪人を懲らしめてメデタシ・メデタシみたな童話と思いがちである。しかし、原作は、かなりダークで、グロい内容で、決して子供に推奨できるものではないと聞いたことがある。私達が抱いているグリム童話は、あくまで、ディズニーが、誰もが楽しめる内容に脚色した作品に、洗脳逸れているようである。
確かに、『白雪姫』は、毒入りリンゴによる殺人事件であり、『赤ずきんちゃん』は、狼に食べられて、助ける為とは言え、狼の腹を引き裂いて、石を入れるなんてスプラッター。また、『ラプンツェル』も少女監禁で、『ヘンゼルとグレーテル』では、暖炉の炎の中に、魔女を突き飛ばす少年少女…と考えれば、グリム童話のダークさを、改めて感じる内容である。
本作では、そんなグリム童話の中の名作をモチーフにして、魔女退治の専門家と名乗る詐欺師のグリム兄弟を主人公としたダーク・ファンタジー。魔女退治をする振りをして金儲けをしていたグリム兄弟が、ひょんなことから、ラプンツェルの塔に閉じ込めていた本物の魔女と、対峙していく物語。
中世ヨーロッパを舞台とした村の様子や建物、背景などは、物語のシチュエーションに合わせて、リアルに描いていた。また、CG映像も18年前の作品としては、それなりに駆使されて見応えはあった。ただ、今観ると、ストーリーもCGも、それほどの驚きの展開もなく、よくあるパターンの内容だった。
但し、グリム兄弟を演じていたのが、若き日のマット・デイモンとヒース・レジャー。今や一流俳優の2人が、まだまだ青臭さが残る中での、テンポよく、コミカルな会話は、なかなか楽しめて豪華な共演だったと言える。
2022年4月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波
「未来世紀ブラジル」も観たことがなく、テリー・ギリアム監督の作風も知らないが、テレ東の深夜放送を録画してみた。
まあ、ドタバタ喜劇といった感じかな。しかし、リアリティは意外に追求している。虫とか(嫌いな人は寒気がするかも)。俳優はけっこう豪華。マット・デイモンはシュっとしてるし、ヒース・レジャーはピチピチでかわいい。モニカ・ベルッチはめっちゃきれい。猟師の娘、レナ・ヘディも野生的でいい。ただ、フランスの隊長がどういう役回りなのか、ちょっとわからなかった。
ちょこちょこ童話エピソードがはめ込まれているが、グリム童話ができる前段を、監督の想像を足して作ったのだろうか。すごく面白いかと聞かれると、ビミョウ…。
2022年3月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波
2022年2月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
グリム童話をごちゃ混ぜにした話。
面白くないわけではない。けど元々あまりファンタジー(?)は好きではないからこの評価。
マット・デイモンとヒース・レジャーという豪華な共演。
(ピーターストーメアも!)
うじゃうじゃの虫とか得体の知れない人とかがだいぶ苦手だから目をそらすシーンが多々あり。
(ジンジャーブレッドのシーンとかもちょっと怖かった。記憶に残る!)