キル・ミー・テンダー2 笑って殺して!?

劇場公開日:

解説

自分の部屋で恋人の死体を見つけてしまった女性の混乱ぶりを描いたブラック・コメディ。クリスティ・スワンソン主演の「キル・ミー・テンダー」(93)との共通点は、アンドリュー・マッカーシーが助演している一点だけで全く関係なく、続編ではない。監督はジョン・フェルドマン、製作はリチャード・エイブラモウィッツ、デイヴィッド・ハネイ、エグゼクティヴ・プロデューサーはロバート・E・バリュック、ジェームズ・M・グールド、ポール・L・ニューマン、脚本はフェルドマンとシンディ・オスウィン、撮影はトッド・クロケット、音楽はシェリア・シルヴァー、美術はマイケル・ショウ、編集はアイナー・ウェスターフィールド、衣裳はサラ・ジェーン・スロニックがそれぞれ担当。主演は「ブルー・スチール」、テレビ・シリーズ『FBIの狼マンキューゾ』など、ヒスパニック系女優の代表株、エリザベス・ペーニャ。

1994年製作/アメリカ
原題または英題:Dead funny
配給:日本スカイウェイ
劇場公開日:1996年2月17日

ストーリー

ニューヨーク。昼下がり。OLのヴィヴ(エリザベス・ペーニャ)が自分の部屋に帰ると、恋人の前衛アーティスト、レジー(アンドリュー・マッカーシー)が胸に日本刀を突き立てられて死んでいた。今日はちょうど二人が半同棲して2年目の記念日。以前にも冗談で死んだ真似をした彼のこと、冗談だと思って体に触れるが、本当に彼は死んでいた。あまりのことに混乱の極致のヴィヴ。そこへやってきたのが親友のルイーズ(ペイジ・ターコウ)。冷静な彼女はとりあえず死体を寝室に引っぱり込んで、警察に何というべきかひと思案。そこへまたチャイムの音が。今日はパーティもあったのだ。動転しきったヴィヴにはお構いなしに、どやどや入り込んでくる友人の奥様連中。しかし、何を聞いてもとんちんかんで、自分の世界に入り込んでいるヴィヴにようやく気付いて、好き勝手に憶測を並べ立てる彼女たち。キレかかった彼女の目には死んだはずのレジーの姿が……。やっとのことで客を追い出したヴィヴの頭を、レジーとの思い出が駆け巡る……一夜が明けた。するとレジーの友人で女優の卵だという女が来訪。この間のパーティで、レジーと今も別の家で同棲中とヴィヴに言ったのは嘘で、あれはレジーの悪ふざけだったと言う。シャワーを浴びたヴィヴはようやく思い出した。一昨日、レジーの浮気を怒ったヴィヴは元の夫の元へ泊りにいくことにした。車に夫を待たせている間、レジーとまた喧嘩になった。怒りに我を忘れ、思わず近くにあった友人の日本人ヨシがくれた日本刀をつかんだヴィヴ。腹を刺され、倒れるレジー。自分がレジーを殺したのだ……ヴィヴは受話器に手を伸ばし、警察に通報した。

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