ベスト・フレンズ・ウェディング

劇場公開日:

解説

結婚の決まった元恋人の愛を取り戻そうと悪戦苦闘する女性の姿を描いたラブ・コメディ。処女作「ミュリエルの結婚」でオーストラリアン・アカデミー賞で4部門を受賞したP・J・ホーガンのハリウッド初進出作。脚本は「ため息つかせて」のロナルド・バス、製作はバスと「雲の中で散歩」のジェリー・ザッカー、製作総指揮も同作のジル・ネッターと、「キルトに綴る愛」のパトリシア・ウィッチャー。撮影は「クローンズ」のラズロ・コヴァックス、音楽は「SPACE JAM」のジェームズ・ニュートン・ハワードで、オープニングの『ウィッシン・アンド・ホーピン』などバート・バカラック作曲によるナンバー5曲が物語を彩る。美術は「ディック トレイシー」のリチャード・シルバート、編集は「恋の闇 愛の光」のガース・クレイヴンと「ライトスタッフ」のリサ・フラクトマン、衣裳は「ブロードウェイと銃弾」のジェフリー・カーランド。主演は「マイケル・コリンズ」「世界中がアイ・ラヴ・ユー」のジュリア・ロバーツ。共演は「カンザス・シティ」のダーモット・マルロニー、「真夏の出来事」のキャメロン・ディアス、「プレタポルテ」のルパート・エヴェレット、「羊たちの沈黙」のフィリップ・ボスコ、「ハーモニー」のレイチェル・グリフィス、本作がデビューのキャリー・プレストンほか。

1997年製作/104分/アメリカ
原題:My Best Friend's Wedding
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
劇場公開日:1997年10月4日

ストーリー

ニューヨーク。料理記者として活躍するキャリアウーマンのジュリアン(ジュリア・ロバーツ)は、大学時代の恋人で今は親友のマイケル(ダーモット・マルロニー)から結婚の報せを受けて大ショック。相手はシカゴの富豪令嬢で20歳の大学生キミー(キャメロン・ディアス)。今も残る彼への思いに気づいたジュリアンは、何としてもこの結婚を阻止せねばと鼻息も荒く、彼の滞在先のシカゴに乗り込む。だが、人懐っこい笑顔を浮かべたキミーにいきなり花嫁の付添いになってほしいと頼まれ、出鼻をくじかれる。スポーツライターのマイケルとお嬢様のキミーとでは価値観も生活様式も大違いで、ここに活路があると見たジュリアンは、根無し草のマイケルに安定したキャリアを与えてはどうかとキミーに提案。それが彼の幸せにつながると信じたキミーは、父親ウォルター(フィリップ・ボスコ)の経営する一流企業への就職を彼に勧める。予想どおり彼は猛反発し、婚約解消を口にする。ジュリアンはほくそ笑むが、キミーが涙ながらに詫びてかえって2人の絆は強くなる。ジュリアンはニューヨークから飛んできた友人の編集者ジョージ(ルパート・エヴェレット)から、素直にマイケルに愛を告げろと言われるが、いざとなると告白できない。そのうち、マイケルはジョージを彼女のフィアンセだと勘違いしてしまう。ジョージはそのままフィアンセのふりを演じ、ニューヨークに帰った。マイケルと2人きりになったジュリアンはあれは嘘だったと打ち明けるが、それを信じていたマイケルの心の揺れを知った。シカゴ河のクルーズ船上で思い出の歌を歌いながら踊る2人。翌日、ジュリアンは、マイケルの上司に彼の解雇を伝える旨の電子メールをウォルター名義で作成。仕事を失い、ウォルターの会社で働かざるを得ない状況に陥れば、マイケルは結婚を諦めるに違いない……。あまりに残酷な仕打ちに迷った挙げ句、メールの送信を中止したはずだったが、運命のいたずらで送信されてしまった。その夜、マイケルは解雇通知を受け、キミーに結婚中止を持ちかけるが、式の前夜では彼女がOKするはずがない。絶望に沈むマイケルの姿に、さすがのジュリアンも罪悪感を覚える。式の当日。花嫁と花婿はそれぞれ、相手の気持ちを確かめてきてほしいとジュリアンに頼む。2人の真剣な気持ちを改めて知った彼女は、最後の望みを託して彼に愛を告白。だが、マイケルが彼女にキスする場面をキミーが目撃し、ショックを受けて飛び出し、マイケルはその後を追った。その姿に2人の強い愛を見たジュリアンは、潔く身を引くこと決意。2人を祝福した彼女は、自分の身近な場所に思わぬベスト・フレンズ、ジョージの姿があることにようやく気づいた。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第70回 アカデミー賞(1998年)

ノミネート

作曲賞(ミュージカル/コメディ) ジェームズ・ニュートン・ハワード

第55回 ゴールデングローブ賞(1998年)

ノミネート

最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル)  
最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル) ジュリア・ロバーツ
最優秀助演男優賞 ルパート・エベレット
詳細情報を表示

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1

写真:Moviestore Collection/AFLO

映画レビュー

3.0ジョージがとにかく良い!

2021年11月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ジュリア・ロバーツ演じる主人公に共感できず、というか彼を取り戻すためあそこまでやるとはひどすきる女だなと
人生をぶち壊したのと同じなのに、それでも許す優しすぎる周りの人達
普通なら友達としても終わるはずです
まぁ映画なのできれいにまとまりました
とにかくジョージの人柄がステキすぎます

コメントする (0件)
共感した! 0件)
小町

2.5イマイチ

2021年8月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

内容は大した事ないと思いながら見てみたけど、やっぱりそれなりだった。
主役が男側だったら、とんでもなくヤバいストーカー女の話。
ジュリアロバーツは綺麗だった。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
bigsuke

3.5最高に可愛い二人の夢の共演

2020年10月16日
スマートフォンから投稿

楽しい

幸せ

萌える

キャメロン最高✨✨✨✨に可愛い💖まるで天使😇✨✨✨✨
見てるだけで幸せ💕💞💘💝
また違う意味で可愛い💓ジュリア・ロバーツ
十分に違う女の人がやったら怖い人だけどジュリア・ロバーツだから
すごく可愛くて許せてしまうのが不思議。逆に可愛そうに。こんな二人に言い寄られたら男もめちゃ幸せ😃💕者
可愛いくてカッコいい役はジュリア・ロバーツにピッタリ
ジュリア・ロバーツが主役だけど、最後✂️💔失恋するという珍しい展開🚪長年思いあっていただけで届かず結婚されてしまう。あのゲイの友人役が優しくていつでも電話に出てくれ、飛んできてくれ私はああいう人が一番気になるな。ベストフレンズでもあり、伴侶としてピッタリじゃないかと
PCが古いよ☺️
日本語吹き替えで観たので評価が下がっています。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
マスク

4.0さあお立ち会い!2女優。若き日の顔芸競演です。

2020年7月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

大作りな顔のジュリア・ロバーツが、失恋の悲しみを崩壊寸前でこらえて笑顔を作るんだなぁ。

バート・バカラックの名曲はそんなジュリアを何とかサポートしようとするのだが、失恋への坂道は止まらないわけ。

岡村孝子のBaby -Baby を思い出す ―
女の子の性格って相手次第で変わる 最後に投げた言葉とゆがんだ誰かの笑い顔・・

もひとつ
もうだめだと言ったとき、泣いたきみをただ見つめていた
(郷ひろみ:逢いたくてしかたない)

殿方には思い出す誰かの泣いてる顔があるだろうか

でも、しょせん可愛い女=ペットを求める男子どもは、友情よりも専業主婦を求めるという設定でした。

第三者として眺めていると新郎マイケルはホントつまらない男だが、恋愛にひたる時期のカップルってああいうものなんだよね。仕方ないです。love is blind.
「他者の存在を排除するのが結婚」ですから。
アホらしくなるほど他人の忠告が無意味でイラつく(笑)

終始冷静に、でも温かくジュリアを応援する親友、ゲイのジョージがとても良い役回りなのです。

コメントする 1件)
共感した! 2件)
きりん
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る

他のユーザーは「ベスト・フレンズ・ウェディング」以外にこんな作品をCheck-inしています。