HANA-BI
劇場公開日:1998年1月24日
解説
北野武監督が孤独な刑事の生きざまを描き、1997年・第54回ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した人間ドラマ。凶悪犯の自宅を張り込み中の刑事・西は、親友で同僚の堀部に張り込みを代わってもらい、不治の病で入院中の妻・美幸を見舞いに向かう。しかしその間に堀部は犯人に撃たれ、命は取り留めたものの下半身不随となる。その後、西は犯人を追い詰めるが、自身の失態から後輩が命を落としてしまう。罪悪感にさいなまれ辞職した西は、車椅子での生活を送る堀部に画材道具を贈るため、そして余命わずかな美幸との生活資金を工面するため、ヤクザから金を借りるが……。北野監督がビートたけし名義で主演も務め、岸本加世子、大杉漣、寺島進が共演。
1997年製作/103分/日本
配給:オフィス北野、日本ヘラルド映画
スタッフ・キャスト
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2022年12月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
賞を取ったのは分かる気がするけど、ヴェネチアの最高賞???
ゴダールも黒澤明も絶賛してるそうですが、
正直、僕には、そこまで良いとは思えません…
『ソナチネ』と感触が似てるけど、コッチの方が好きです。
たけしさんが若くギラギラしてる頃で、刑事役。
僕の評価は、3.5と4の間です。
2021年12月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
本作で大杉さんや寺島さんを知る。たまーに買ってしまうのは、絶対この映画のせい。
北野作品は初めてだったが、動のバイオレンス描写と妻や部下との穏やかな静の部分の配分が、自分にとってはとてもしっくりきた。セリフが少ないのもよし。
よりアーティスティックというか、美というものが前面に感じられた作品だった。ほとんど台詞がないのに、最後のありがとうで泣かされるというさすが北野監督だった。