家(1976)

劇場公開日:

解説

高校教師一家が貸別荘を訪れる。だがその家は彼らに対して……。76年全米恐怖映画協会最優秀監督賞受賞作品。製作・監督は「血の唇」のダン・カーティス。脚本はウィリアム・F・ノーランとD・カーチス、原作はロバート・マラスコ(早川書房刊)、撮影はジャック・マルクェ、特殊効果はクリフ・ウェンジャー、音楽はロバート・コバートが各々担当。出演はカレン・ブラック、オリバー・リード、バージェス・メレディス、ベティ・デイヴィスなど。

1976年製作/116分/アメリカ
原題または英題:Burnt Offerings
配給:ユナイト
劇場公開日:1977年4月23日

ストーリー

夏。ベン(オリヴァー・リード)とその一家、妻のマリアン(カレン・ブラック)、12歳の息子デイビッド(リー・モントゴメリー)は、新聞広告でみた貸別荘を訪れる。静寂の森を抜けると、白い風格あるビクトリア朝様式の建物がそびえたっていた。家の持主はアーノルド(バージェス・メレディス)とロズという年老いた兄妹。内部のアンチックなたたずまいと2ケ月で900ドルという格安の家賃を気に入ったマリアンはすっかり乗り気になり、数日後、一旦ニューヨークに戻った一家は、伯母エリザベス(ベティ・デイビス)を伴って貸別荘を借りに来た。ところが、家主は旅行に出ており、2階に終日こもりっきりの85歳母親アラダイスに欠かさず食事だけ与えてほしいとの置手紙がある。バカンスは始まった。浮き立つマリアンは、せっせと食事を作り、アラダイスに運ぶが、部屋は内部から錠を下ろし、ドアの外に置いた食事にも手をつけた形跡はない。ある日、アラダイスの隣室を掃除していたマリアンは、年代物の肖像写真と、家をさまざまの角度からとらえた写真をみつけた。そしてかたわらのオルゴールを開けた彼女はそのメロディに聞きほれる。そしてその日を境いに、一家を怪異現象が襲う。デイビッドをベンが殺そうとしたり、誰かがデイビットを殺そうとするのだ。連日続くこの現象のため、エリザベスは衰弱して死亡。温室に突然咲きみだれる色とりどりの花。恐怖に感じたベンは一家を連れ、車で逃げるが、巨木が倒れ道をふさぐ。一旦家に戻るものの続く怪異現象。今度こそ逃げるべくベンとデイビッドは車に乗り込んだ。だがマリアンはまだ家から出てこない。呼びにいくベンは、やがて家の中で老婆と化したマリアンに窓から突き落とされ、車から出たデイビッドはくずれてきた家の塔の下敷きになって死ぬ。静かさは戻った。家主は戻って来、前以上に家は美しくそそりたつ。美しい森の中に……。

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映画レビュー

2.5仙台東映パラスで鑑賞

2024年5月19日
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鑑賞方法:映画館

一番怖いのは、カレン・ブラックだった。

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ムーラン

3.5脱皮

2023年10月19日
スマートフォンから投稿

家が「脱皮」(?)するシーンが印象的。

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アウチ

4.0大昔にテレビで放送されていたのを覚えているが内容は理解できてなかっ...

2020年12月27日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

大昔にテレビで放送されていたのを覚えているが内容は理解できてなかった。 長い間探していたが、やっと見ることができた。 中盤まではほとんどホラーらしい展開はなかったが、じわじわとホラー感が迫ってくる。 少人数かつ閉鎖された空間ということで恐怖度が増す。 ラストもハッピーエンドで終わらないところが好き。

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ポケ

3.5ラストの形相が以降のカレン・ブラックの女優人生を決めてしまったような…

2019年6月6日
Androidアプリから投稿
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もーさん