桐島、部活やめるってよのレビュー・感想・評価
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桐島くんはでてこない。
桐島くんという人物を中心とした人間関係が、日々変化していく様子を撮っています。それはありふれた日常?
様々な人物の揺れる感情を描いた名作。
ぽっかりあいたなにか
分からないけど、最近の日本の映画を観ると、なにかぽっかり自分の中でなんとも言えない感情になる。
ストーリーの内容は結局何が
言いたかったのだろう。
私にはいまいち何かが伝わってくるような内容ではなかった気がする。学生の気持ちの葛藤?
神木くんと東出さんの共演がすごく新鮮に感じた。
単純、でも不明快。
「桐島」というその人物が部活を辞めるだけで、変わる日常に、崩れる平衡。
「桐島」なんて関係なく、変われない環境。勝てないこの感覚。負けているこの感じ。
勝ち組と負け組、上と下…
劣等感、虚無感、
高校生だけじゃなくて、大人になっても、逆にもっと子どもでもこの感覚ってあるんじゃないかな?
でも真っ直ぐ意思を持ってる人には、どんなにコミュニティの中で下であろうと、何らかの強みがあって、勝ち組にもなり得る。
すごく共感して、うらやましいとさえ思う私は、根っから劣等感の固まりかもしれない(笑)
とりあえず、最後の神木くんと東出くんの表情とラストシーンはとてもよかったです。
小説も読んでみたい。
青春学園映画の終結。わかる人にはとことんわかる
全編を通して描かれる誰も心の内を言葉にしない、という最近の映画には無い凝った造りになっていて、こちら側が考えて観なければわかりません。
何でもできる宏樹が最後、、、というフィナーレにただただ圧巻でした。
サルトル?の嘔吐や、ナッシュビル、ゴドーを待ちながらなど
吉田監督が考えたもの全てをわかるわけではありませんが、映画→小説→映画という順で観たらいかがでしょうか。
桐島が最後まで出てこない。 みんなの中の桐島は完璧な存在だが、タイ...
桐島が最後まで出てこない。
みんなの中の桐島は完璧な存在だが、タイトルにもある「部活をやめる」理由は明かされないまま。
むしろ周りの存在がその理由や行動を考えることをきっかけに自分を見直していく。
人間模様が醍醐味
桐島は結局顔を出しません。でも桐島が部活をやめる、それだけの出来事でここまで作品を作り上げるなんてすごいと率直に思いました。桐島の親友、部活仲間、彼女たち、映画研究会のみんな、席が後ろの女の子…いろんなところでそれぞれドラマがいくつもあって、複雑な人間模様を描いています。
若者目線にたったストーリーで、共感できる学生も多いのではないでしょうか。
ひとりひとりの感情を探れば探るほど面白いし、その複雑な感情こそ人間的だと思います。普通に見てしまうとただの高校生のお遊びに見えるかもしれない。でも、登場人物ひとりひとりの中に入って考えれば何十倍も面白いドラマになると思いますね。
ぜひ原作を読んでみたいと思う作品でした。
なぜこれが話題作だったのか。
わたしにはこの映画の良さはよく分からなかった…
というのも、
対照的であるさまざまな人のリアルすぎる高校生活が描かれているのだけど、どの人にも感情移入ができなかった。
誰か1人の気持ちでも分かれば、面白い映画だったんだろうなと思います。
野球部主将のドラフトのくだりがとてもよかった。
客観的に見て「上位」である菊池が、客観的に見て「下位」である前田にカメラを向けられ、泣くシーンは必見。
桐島が部活をやめた理由が、そこにある。
それにしても、桐島の演出は最高だと思う。
難しい…
話題になってるからずっと見ようと思っててやっと見れたと思ったら期待しすぎてしまっていた。
それぞれの角度から撮られていて自分と共感する部分があったのは良かったかな。
けどレビューとか読んで深いところが分かったぐらいだしもう一度見たいと思わなかったのでワタシには微妙だった。
カメラの前では全てがありのままに映されてしまいます。 桐島という神...
カメラの前では全てがありのままに映されてしまいます。
桐島という神を失い、ヒエラルキーの上位層という立ち位置にも疑問を抱いていた東出くんは、学校社会のヒエラルキーが崩壊した後の屋上で、神木くんの8mmカメラの前に曝され、ありのままの自分、絶対的な自分が無いことを明確に、ヒエラルキー下位層の神木くんに突き付けられ、また改めてはっきりと自分で意識することで、涙してしまいます。
しかしそんな東出くんの携帯にはまた神からの誘いが。見えない神か、見えている現実(野球)か、東出くんが現実を選択してくれていたら良いなあと思いました。
人それぞれ
何でかわかんないけど所々で涙が溢れてきた
俺病んでんのかなぁなんて心配になったけど…^_^; ただ分かったことは言い方変かもだけど頭に入ってくるというよりは心にダイレクトに入ってくる 映画だったと思います だから意味がわからんっていう感想が多いのかなぁとは思いました
わからない
高校生の人間関係、謎の人物「桐島」とのかかわりを描いているようだったが、結局言いたいことがよくわからなかった。「桐島」という人物が最後まで出て来なかった所に何かいみがあるのかな?途中から想像はできたけど。
懐かしい感じが
評判が良かったのでどんな映画かと。
自分の高校時代を思い出すような感じはとても良い。
(学生さんには単調かも・・・・)
同じ時を何回か違う視点で撮っているが、思うほど違う印象がない。
最初は興味を持ったが少し・・・・
ゾンビ映画と混乱を組み合わせたのは良かったが、最後に二人が分かり合えた様な描写の根拠が分かりません。
しかし、もう一回見る気はしないので・・・・。
よく分からないけど泣いた。
誰もが経験する高校生活、そこで巻き起こる日常•スクールカーストに支配された世界を見事に描いていた。
それを様々な登場人物の視点から描くことで見る人の誰もが感情移入しやすい工夫がされていた。
そして原作の作者のスクールカーストにおける立ち位置はおそらく前田(映画部の監督)なのだろう。
スクールカースト内における『ギーク』とか『ナード』と呼ばれる集団が『ジョック』と呼ばれるイケイケグループに刃向かうというのは映画の世界では割とよくあるテーマ。なぜなら映画を作成するスタッフの多くがギークやナードの出身だから。
「金曜日」で始まる多くのチャプターが、一つのクラス内の空間を多角的に描写する。そしてそれらを一つの点に集めるところで物語は最高潮に。
各々のフラストレーションが沸点に達し、爆発する。
表面的な付き合いしかしないヤツはその化けの皮を剥がされる。
信念を持って頑張ってるヤツは、今までほとんど話したことがなくても理解し合う。
そう、そのシーンが屋上でのゾンビのシーン。
オーケストラのBGMも相まってなぜか涙腺が崩壊した。
結局、表題の桐島はいずこへ。
高校内のつまらないいざこざなどまるでおかまいなしに、そしてぽっかりと空いた桐島の存在を心配する友人達をよそに、本人は次のステップへ行ってしまったということか。
余韻を多く残す終わり方だった。
誰のための映画か
同じ日を様々な視点で映すのは面白かった。けど中身はくだらない高校の日常
学校という社会に、アウトロー気取りの"イケてる"奴ら、我を忘れ部活に入魂しているアホ、ゴシップネタが大好物のビッチ、片思いをする不細工、思わせぶりビッチ、悲劇の主人公に酔いしれるビッチ、そして趣味に勤しむ映画野郎。
と、様々なキャラクターが日々を過ごしている。
たぶん この作品は他の誰でもない、まさしく"趣味に勤しむ映画野郎"のための映画なんだろう。
それ以上でもそれ以下でもない
ただ…僕はゾンビ映画は興味ないかな 笑
あとパーマ野郎、すごい嫌い
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