－×－マイナス・カケル・マイナス

劇場公開日：2011年12月3日

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解説

大阪の郊外を舞台に、それぞれに痛みを抱えた人々の物語が偶然につながりながらもすれ違っていく姿を描いたドラマ。無為な日常を送っていたタクシードライバーの貴治は、ある日、妙な色気と無邪気さをあわせもった女と出会う。一方、ある悩みを抱えた女子中学生の凛は、離婚した両親の間で揺れ動いていたが……。監督は本作が劇場長編デビュー作となる伊月肇。

2010年製作／120分／日本
配給：I film
劇場公開日：2011年12月3日

スタッフ・キャスト

監督: 伊月肇
製作: 伊月肇
脚本: 伊月肇; 松野泉
撮影: 高木風太
照明: 浅川周
美術: 塩川節子; 樋口麻衣
録音: 東岳志
衣装: 鳥越麻由
編集: 伊月肇
音楽: 森田将之
音響効果: 松野泉

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映画レビュー

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4.5ないようである、実は豊かなドラマ性

吉泉知彦さん

2012年3月6日

PCから投稿

鑑賞方法：映画館

　登場人物が本当にその人そのものであるように錯覚させるほどの実在感の映画だった。またドラマも非常にさりげなく構成してあるため、普通に日常をただ描写しただけのような印象すら受ける。しかしよくよく見ると相当豊かなドラマが描かれた映画であるので、どうか雑に見て面白くないなどと評価しないで欲しいと強く願います。とても丹念に人々の内面を描写している映画なんですよ。

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吉泉知彦

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