超・悪人

劇場公開日:

解説

青春と性をテーマに監督たちが独自の個性で自由に製作する「青春H2(セカンド)」シリーズの1作目。とある実録犯罪系雑誌の編集部にある日、1本のビデオテープが届く。そこには、過去10年間に107人もの女性を強姦(ごうかん)したと豪語する自称「悪人」の男からの告白と、ある強姦殺人事件の一部始終が収められていた。編集者の白石とルポライターのヤエコは、その男を取材するため指定された場所へ向かうが……。監督は「ノロイ」「テケテケ」「グロテスク」などホラー映画で活躍する白石晃士。

2011年製作/88分/日本
配給:アートポート
劇場公開日:2011年5月14日

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(C)2011アートポート

映画レビュー

3.5連続レイプ犯の10周年記念ドキュメンタリー

2023年10月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

連続レイプ犯の10周年記念ドキュメンタリー(笑) 若かりし頃の白石晃士監督の作品で・宇野さん主演と言うこともあって鑑賞。 「バチアタリ暴力人間」がどうにも苦手で、この作品もダメだろうな~と思ってたら 結構「愛してる!」寄りの青春を感じる謎の高揚感があった。 下品な言葉をあえて使わないで『ショブる』『ズボる』みたいなオリジナリティある表現が白石監督っぽい。 女の子のワキガ臭が好きと言う斜めいく性癖もだけど、レイプ犯のスタンスとしては 純愛と捉えていてこんなに好きなのに何でヤレないんだ!と言うイカれたキャラ作りが 「恋するけだもの」の女装オジサンに通じていて原点を感じました。 取材陣が共犯関係になるっていうと「オカルト」にも近いし、浅野忠信主演の「[Focus]」にも似ててクライムとフェイクドキュメンタリーの相性はやっぱりいいと感じたな。 やえこさんも久保山さんも登場してなんだかオールスターの下積み時代作品として ニヤニヤしながら見られる(笑) ラストにかけての展開が好きすぎるな・・・・ それまでのシーンはずっと緊張感があってこっちも殺されるんじゃないかって怯えながら見てたんだけど、愛の究極を見てしまい脱帽した。

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二ノ前