ダークナイト ライジングのレビュー・感想・評価
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キャットウーマンだけ素晴らしかったです
面白くなかったとは言いませんが正直な感想を一言で言うと、
・・・ナメとんのか?
に尽きます。とにかくお話がつまらないし、意外な真相も「なるほどそういうことか!」と膝を打つタイプのそれでなく、それは何かの間違いでは?と訊きたくなるものばかり。救いなのは監督の前作『インセプション』が劇的につまらなかったおかげで、こっちの方がここはマシ、ここもマシ、とあらゆるシーンでポジティブに観れたということだけです。
とは言っても、やっぱりキャットウーマンは素晴らしかったです。アン・ハサウェイの超当たり役。
這い上がる闇の騎士
ダークナイト・トリロジー第3部。
通常スクリーンで鑑賞(字幕)。
原作コミックは未読。
抜群の面白さに度肝を抜かれました。その興奮は劇場を出ても冷めることは無く、誰かにこの感動を語りたい衝動に駆られながらも、友達の中に誰ひとりとして本作を観た者がおらず、気持ちのやり場に苦労したのを覚えています。
ましてや、大学受験を控えた夏休みだったと云うこともあって、みんなちゃんと勉強していたと云うことですねぇ…(笑)。
問答無用の完成度でした。見事な三部作だな、と…。語られて来たテーマと伏線を一挙に回収しただけでなく、ヒーロー映画の歴史に新たな1ページを刻んだ傑作だと思いました。
最強の敵ベインに対し、真の強さを体得したバットマンが文字通りどん底から這い上がり、ゴードン本部長やフォックスと云った仲間たちに加え、セクシーを振り撒くキャットウーマンや熱血警官ジョン・ブレイクら魅力的な新キャラの助けを得、反撃に転じていく過程が秀逸の極みでした。
ゴッサム・シティを完全占拠し、デント法で捕らえられていた囚人たちを解き放ったベイン。築き上げた正義が幻であり、砂上の楼閣だったことを容赦無く突きつけて来ましたが、逆転を図ろうと奮闘する人々の勇気にたぎりました。
前作で迎えた波乱の展開から、どのようにして物語を終わらせるのか。非常に気になっていただけに、予想を遥かに越える圧巻のストーリーと迫力のアクションシーンに釘づけになりました。闇の騎士の伝説の終わりに相応しい幕切れに息を呑むと共に、「ほう…」と思わず溜息の出るような徹底された画づくりに唸りっぱなしでした。クリストファー・ノーラン監督の職人芸の粋がこめられているように感じました。
[以降の鑑賞記録]
2013/? ?/? ?:DVD(吹替)
2014/? ?/? ?:DVD(字幕)
2014/12/12:金曜ロードSHOW!
2020/07/25:WOWOWシネマ(字幕)
2020/12/08:Blu-ray(吹替)
2022/12/03:Ultra HD Blu-ray(字幕)
※修正(2024/04/14)
ダークナイトには遠く及ばず
3部作の中では一番アメコミっぽい。良くも悪くも。アクション的な迫力を強くした分、ストーリー性は半減。悪くはないけど、オススメはしません。
とはいえ、2まで観たらこれも観ないとね。
バットマン フォーエバー
クリスチャン・ベールとクリストファー・ノーラン監督がタッグを組んだ、『ダーク・ナイト・シリーズ』3部作のファイナル・ステージ。
これまで、バットマンの師匠でもあるラーや宿敵ジョーカーを相手に、ゴッサムシティの正義を守るために、身を粉にして戦い抜いてきたバットマン。しかし、前作で、ゴッサムシティの秩序を死守する為に、バットマン自らが犠牲となり、全ての罪をかぶって、表舞台から姿を消していた。そこに新たな敵が現れる。
今回の敵は、ラーの元で鍛え抜かれた末に、悪の道へと染まっていったベイン。ジョーカーを狂気的な悪党とするならば、今回の敵ベインは破壊者とも言える。そのベインを、『インセプション』で脚光を浴びたトム・ハーディーが演じ、逞しい躯体とダースベーダーのような厳めしいマスクが恐怖をあおる。
また、今回の目玉としては、バットマンの相方として、キャット・ウーマンが登場。キャット・ウーマンには、個人的に大ファンなアン・ハサウェイが演じているのも嬉しい限り。美しく、謎めいて、妖艶で、そしてしなやかなキャット・ウーマンには、これほどピッタリな配役はないとも思う。
ストーリーは、前2作の内容を引き継ぐ中で、恋人レイチェルの死を引きずっていたブルースが、新たな敵ベインが現れたことで、再びゴッサムシティの為に立ち向かっていく。しかし、その桁違いの強さと残虐さの前に、バットマンと言えども歯が立たず、囚われの身となる。大怪我もし、諦めかけた中で、改めて自分の使命と向き合う中で、再再度、バットマンとして立ち上がる。
また、3部作が完結する本作ならではのサプライズも仕組まれており、一作目からのキメの細かなシチュエーションや人物設定の巧みさは、さすがノーラン監督とも言える。ラストシーンも、悲涙から一転、感涙に引き戻されてのエンドロールも、憎い演出。バットマン・フォーエバーといったところ…⁉️
劇場公開当時にも、それぞれの作品は鑑賞したが、改めて、こうして3部作を連続で鑑賞すると、それぞれの繋がりやストーリーの面白さを堪能することができた。
面白かったんですけど
今作の敵がちょっと落ちるというか
せっかくの完結編なのにイマイチというか
なぜかバットマンのアクションシーンの迫力が欠けてしまった印象があります
バットマンは引退しちゃったのでロビンの活動は大変そう、モーガン・フリーマンは協力してあげるのかしら
おうち-88
『ダークナイト』で打ちのめされ、しばらく放心状態だったわたし。
ちゃんと三部作を観て、ノーランバットマンを完結させましょう。
この卍丸は誰やと思ったら、トム・ハーディさんでした。
ヒース・レジャーの強烈なジョーカー後の作品でヴィランは、相当プレッシャーあったと思うけど、全くタイプの違うヴィランとして見るのが正解だと思う。
キャットウーマンをアン・ハサウェイが演じてますが、ちょっと線が細すぎる気が。
卍丸の手下を倒していくのも見ててなんかリアルじゃない😅
でもバイクが似合っててかっこいいし、ほんま小顔で目が大きくてきれいやわ😍
お巡りさんジョセフかっこいい😍
出来れば制服のままで帽子まで被ってくれてたら……とまぁそれは趣味ですが。
熱血若手刑事でいい味出してました。
ノーランのバットマン三部作は、登場人物の怒り、痛み、葛藤を直に観客に訴えてきますが、やっぱりそれは『ダークナイト』が一番凄かった。
というか、凄まじかった。
でもこの作品できちんと三部作として完結してくれました。
そして映画界ではヒーローが五万といるけど、ここまで心に刻まれたヒーローはバットマン以外にいない。
ヒーローではないとバットマンは言うけど、紛れもないヒーローです。
大味、だけど終わりへのまとめかたが良かった
本作品を観るまでは思わなかったが、観終えてダ―クナイトが作品としていかに突出して素晴らしかったかを感じました。
脚本もさることながらヒ―スレジャー演じるジョ―カーが作品全体に独自の緊張感、空気感を持たせ、他の2作品とは別次元の、何度も観たくなるような完成度の高さにしたのでは…と思ってしまいます。
ほんとに映画界にとって惜しい人が亡くなったんですね!
本作品については、キャットウ―マンの美しさ、最後の終わり方が良かった。
ロビンは大切な人、孤児院の子供達を守る為に選択をした。
ウェインはバットマンの後継者を捜していくのかしら?
彼が個人の幸せも得ていくかは、これからって感じで終わりましたね。
ラストの良さがシリーズの重さを晴らした!
いやー凄い!
このシリーズは疲れるけど本当に面白い。
こう言う映画は悪役が重要だと思うのでヒースのジョーカーが凄すぎて続編を期待するのは酷と思ったが、そーではなかった。
今回の悪役のベインは薄めだったが、その辺を脇役の存在感やストーリーで埋められた。
コティヤール好きだったが今回はアン・ハサウェイのキャットウーマンが良かった。
そしてマイケル・ケインの存在感が良かった。
ラストシーンの考察を読んだ方がいい
ダークナイトよりはテンポが悪くだらだらと話が続きます。一度映画を観ただけではわからないラストシーン。自分も考察サイトを見ていい映画だと感じました。
・自動装置が修正済み
→脱出可能であった
・GPS付きのネックレスが盗まれている
→アルフレッドがブルースの居場所を探せる
だからこのシリーズは……(褒め言葉)
このシリーズは相変わらず上映時間が長い!!(褒め言葉)
その分内容がしっかりしてる。しっかりしすぎている。最高過ぎる!逆にこんなに内容が深いのが嫌だっていう人もいるけど、個人的にはその深いのが好き、確かにマーベルだったら少し不気味だけど、DCだし実写映画だしここまで深いぐらいが丁度いい👍👍
ほかの映画も上映時間長くしてもう少し内容深くしたりすればいいのに……
本当に面白かった!
3部作を一気に鑑賞。
前回も一度挑戦したが、観るのに疲れてしまって途中でリタイア。スパイダーマンのようないかにもヒーローの明るい映画が好きだったので、このヒーローを受け入れられなかったのかも。
でも今回バットマンに惚れた!人の闇を知ってるヒーローなんてかっこいい!ライジングのラストシーンには号泣しちゃいました。最後までマスクは外さないのかと。生きててよかった笑
ライジングのキャストも最高!今までのオールスターからアンハサウェイとジョセフゴードンレヴィットまで。素敵すぎでした!
つぎはジャスティスリーグ。ここまでキャラクターに心酔して感動する映画になることに期待です。
素晴らしい…
三部作一気見しました。
結果今作が一番好きです。
やはりラストの展開と各キャラの使命感が素晴らしかった。体張って誰かを守ったりするところはダンケルクにも通じてるかな。バットマンの味方が多いだけあってラストの活躍はほんと気持ちがいい。
キャストもぴったりだし言うことない。
今回の悪役は復讐メインだったが、前作ジョーカーの意図がやはりまだいまいち掴めない。それ程特殊な悪役なのにあそこまで世間に受け入れられる、すごいと思う。
ダークナイトはちょっと色々キツすぎた。正義が悪に染まるところを見せられたり。さらに最愛の人の死とかね。名誉まで失うし。精神的には負けていたし。
それをこのライジングで払拭してくれた感はある。キャットウーマンの改心とか、ジョセフとかも考え方変わったろうし。それでも悪を正義に変えることは不可能だった。というかそうしようともしてないけれども。市民だって平気で悪に回るしね。キリアンマーフィーは全く反省してないし。
ただやっぱりラスト、バットマンがそんな悪の塊ゴッサムシティをそれでも守るところは泣ける。子供が大事ですよ子供は全く悪くないから。希望を子供に託したのかな。
トムハーディとの対決で、地獄のようなところで育った悪と、金持ちでぬくぬくと育ってきた正義の戦いっていうのは凄く嫌な感じがした。
What do they say? Rise. 見事に完結!
純粋に面白かったです!終わらないMCUと違って、ちゃんとバットマンのストーリーを三作品で完結させてます。もちろんバットマン自体は役者を変えながらいつまでも続いていくのですが、クリストファー・ノーラン版としてはここで完結です(ちなみに原作アメコミでは1939年に始まったので75年以上の歴史を持つキャラクター。始まったの第二次世界大戦勃発前Σ(゚ロ゚ノ)ノ)。
色々とこだわっちゃう監督のクリストファー・ノーラン。今回もスゴいです。いうなればスタジアムのシーンとか無くてもストーリーに問題ないわけですよ。それでも一万人以上のエキストラ集めて撮影しちゃうとか。空は飛ばなくても「バット」を実際に作ってクレーンで吊って撮影するとか。CG嫌いで有名な監督なので、周りのスタッフは監督の要望答えるのが大変そう(笑)
すっかりブルース・ウェインが板に付いてきた稀代のカメレオン役者であるクリスチャン・ベール。冒頭でブルースがいきなり8年間も引きこもってた設定はビックリしましたけど。三作通して観るとノーラン版のブルース・ウェインって、ビギンズで親を殺した犯人が死んだ後は・・・
7年間放浪
8ヶ月バットマンとして活躍
8年間引きこもり
何をやっても極端過ぎる!!まぁ、そんだけ極端な性格なんでバットマンをやっててもおかしくないように見えるのかもしれませんが。
アン・ハサウェイのセリーナ・カイルも良かったです。作中一度もキャットウーマンの名は出てこなかったですし、ここはセリーナ・カイルという本名で呼ぶ事が正しいように思えます。でもアン・ハサウェイがこんなにセクシーだったなんて!!バイクの乗り降りとか特にセクシー!個人的に好きなのが序盤の酒場での取引シーン。相手をボコボコにした後、警官がなだれ込んできたら被害者の振りをして思いっきり叫び、警官が出ていったらスッとクールに戻る。映画ではよくあるシーンなのですが、この一連のアン・ハサウェイの演技は何故だか鳥肌立ちました。やっぱ上手いわ~。
「ダークナイト・トリロジー」はバットマンの活躍もさることながら周りのキャラクターもちゃんと活躍してるんですよね。マイケル・ケイン、アルフレッドのブルースへの想いが観る人を泣かせます。ゲイリー・オールドマン、ゴードン所長のいかにも市民代表って感じが好きです。モーガン・フリーマン、貫禄があります。トム・ハーディ、顔が全く出ないベイン役でも強烈な印象を残してます。服の前を掴む立ち方が独特です。マリオン・コティヤール、単なるヒロインかと思いきやラスボスだったとは!でも最期があっけなかったですね。ジョセフ・ゴードン・レヴィット、ロビンという事は2代目バットマン?いやナイト・ウィングか?お金が大変だろうけど頑張れ!
やー、素晴らしすぎてどれだけでも語れてしまいそうな気がします。偉大な三部作として映画史に残る「ダークナイト・トリロジー」。アメコミだからって敬遠しないで三作品を観ないと勿体ないですね。
再観賞
2020/7/25
3部作まとめて傑作といえる
前作のジョーカーに比べると悪役が劣るなと思ったけれども、そもそも観点を変えるべきやった。
MCUのヒーロー映画と同じ見方じゃダメ。
この映画はブルースウェインという一般人の人間ドラマであって、特殊能力を持ったヒーローのお話とはちがう。
3部作通じてほんとにおもしろかったし興奮した。あとこのラストシーンめっちゃ好き笑
なかなか出会えない傑作。
クリストファーノーラン作のバットマンに出会えてよかった(^O^)
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