ダークナイト ライジングのレビュー・感想・評価
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あっという間の3時間でした…
バットマンはいつも暗くて重くて見ていて大変でした。
今回もどっしりでした…が、3時間弱があっという間。正義は正しいと信じながらも全てが信念通りにいかない世の中の不条理さ…。ヒーローなのに悩みを克服しながら立ち直っていく術が見ていて感動しました。熱血警官とキャットウーマンのからみも最高。ラストのまとめ方も最高によかったです。三部作と言わず、また次が見たくなりました。
見応えあり。続いても良さそうですが、これで完結なんですね?
クリストファー・ノーランのバットマンシリーズ第三作目=完結編。前作『ダークナイト』の8年後という設定。
正直、これまでの1作目、2作目を見ておけば良かったと思いました。少なからず、前作から話が続いているので、マッサラな状態でみると情報が欠けた状態で理解がイマイチ。物語自身は重厚で、深みのある話で非常に面白いと感じたので、情報不足が残念。
今回は、キャットウーマンとしてアン・ハサウェイが出ています。清楚なイメージの彼女が演じるダークな役どころは、非常に興味深いです。
ですが、今回私が一番注目したのは、マリオン・コティヤール。単に、彼女が好きということもありますが、小悪魔的だったり、キャリアウーマンだったりと様々な役を演じる彼女は、真の女優ですね。今回も、「えっ!でも、やっぱりそうか。」と言う役を演じます。ネタバレになりますが、核融合炉起動の件で、「なんか変」と思ったんですよね。
それと、トム・ハーディにもビックリ。『Black & White/ブラック&ホワイト』で演じた役どころとは一変。怪物を演じています。知っていても、同一人物とは思えないです(苦笑)。
その他、ジョゼフ・ゴードン=レヴィットにも注目。ラスト近くで語られる、彼の本名に注目です。
いやぁ、それにしても、壮大な世界観ですね。1作目・2作目とちゃんと繋がって、話が完結しています。素晴らしいです。クリスチャン・ベールのバットマンとしては、一応完結していますが、バットマンの主要出演者がこれで出揃ったので、本当ならばここから物語が始まるんですけどね。
繰り返してしまいますが、見応えのある映画です。
英雄譚の完結
クリストファー・ノーラン監督の3部作の完結編
今回は前作から8年経っているという設定です。
噂では相棒のロビンが登場するのではと言う話も有ったようですが、あくまでも噂です。
その代わり、今回はキャットウーマンがバットガール的なポジションで登場します。
その彼女のアクションが凄かったです。
今回の悪役のベインは原作でもバットマンを再起不能に追い込む位強かったのですが映画でもその強さは健在です。
今回の黒幕はちょっとビックリします。
なおも僕らはヒーローを信じる。邪悪と恐怖のサーガ、ここに完結!
前作のプレッシャーに耐えてよくぞここまで!と舌を巻く完結編だった。
新生バットマンシリーズは恐怖が人にどんな影響を与えるか、
恐怖とは、邪悪とは何かを一貫して描いてきたシリーズだったと思う。
『バットマンビギンズ』は
主人公ブルース・ウェインが己の恐怖を乗り越える姿と、
恐怖を相手に植え付ける事で悪を抑圧するという後ろめたい正義を描いていた。
ドラマ性は高いが、アクションエンタメとしての完成度は
今ひとつという印象(アクション演出のせわしなさ等)。
『ダークナイト』は善悪の境界線をズタズタに切り刻んだ混沌の傑作。
神出鬼没・無差別・交渉不可能。ジョーカーは9.11以降の世界を席巻した新世紀の恐怖の化身だった。
そして、モラルという枷をものともしない圧倒的な悪意に対抗する為、
人はどこまでモラルを侵す事が赦されるか?という恐るべき問いをも含んでいた。
故に勧善懲悪モノとしての爽快感は棄てざるを得なかったと言える。
そして『ダークナイト・ライジング』は
前2作を足して2で割り、エンタメ性を増強したような映画。
つまり、『ダークナイト』級の混沌を望む方々には物足りないかもだが、
社会派アクションエンタメとして最大最強レベルの映画だ。
最後の敵ベインは、バットマンを肉体的・精神的に完膚無きまでに叩き潰す。
今まで悪を抑圧してきたバットマンの恐怖などものともしない、バットマン以上の恐怖。
彼の目的は、人々の疑心暗鬼と自己保身の心を利用した恐怖政治だ。
(動機はまた別な訳だが……ごにょごにょ)
格差社会への怒りを起爆剤に、『自分達が助かるなら他人の命など
どうでもいい』という人間の醜悪な部分を曝け出させるのだ。
(その点でベインには、民衆の心に恐怖を植え付け服従させるだけの
圧倒的な暴力性・残虐性が欲しかったが、そこはあと一歩だったか)
それでも物語の結末が語るのは、人を救う為に自己犠牲も厭わない善良さ。
誰もがどこかに有する高潔なヒーローの心を信じる気持ちだ。
重量感のあるチェイス、戦争映画かと見紛うようなスペクタクルシーン、
幼少のブルース・ウェインを暗い井戸の底からようやく這い出させた、胸を打つ結末……。
正直、不満点が無い訳では無い。作品単体の印象は判定4.5という所。
だが、見事な完結編だったという満足感も含めて判定5.0としたい。
スタッフの皆様、ありがとうございました!
<2012/7/29鑑賞>
すごい良い!
ノーラン監督の腕は確か
コミック原作という部分を立てるか、またはダークでシリアスな内容に陥った本作品を『インセプション(2010)』ばりに創り上げるのか。監督の迷いを感じました。
前半は伝説の悪役・ジョーカーに打ちのめされて8年も引きこもったブルースと今回の敵・べインをつなぐところまで綿密に計算してダークに描いています。が、バットマン再登場と共にコミックの軽快さとユーモアもちらつかせないといけない。執事のアルフレッドや身近な人々(レギュラーキャラクター)をないがしろにしてまでも立てないといけない豪華キャスト。さっきまでの喪失感はどうやってぬぐえたのか・何が決め手だったのかイマイチ見えてこないブルースの立ち直り。軽いノリの作品ならこんなにこだわることもないけれど、ヒース・レジャーが残した痕跡はあまりにも大きすぎてストーリーが追い付いていない気がしました。
公開前から大注目だったアンちゃん(アン・ハサウェイ)はシリアスもコメディもイケる演技派なので、居てくれてありがとう。だけどストーリーが飛び過ぎてエンディングに“なぜそこに納まったのか”訝しい。
こちらも注目を集めていたトム・ハーディ。演技もマスクで覆われて、悪の部分もヒースの面影に隠れて損な役どころ。後半のファイティングシーンは『Warrior(2011)』(レビュー書いてます)を思い出させてちょっと笑えました。
大どんでん返しを披露したマリオン・コティヤール。死に方がヘタクソ(場内では笑い声も…)。実は収容所の子役ちゃんの目がトムではなくマリオンに似ていたので、私は気づいていました。その子役のジョーイ・キングちゃん。『ラブ・アゲイン(2011)』(レビュー書いてます)でスティーブ・カレルの娘役をしていました。
第二のキー・パーソンを演じたジョセフ・ゴードン=レビットは一番良い役をもらって、生き生きしてました。で、引き継ぐんでしょうか?
その他、レギュラー陣(ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマンなど)に加えて神様(リーアム・ニーソン)も再び出演。
最後にクリスチャン・ベール、お疲れ様。
いろいろ言ってみても、165分もの長時間を飽きさせずに見せてくれる、やっぱりノーラン監督の腕は確かだと思います。
目に映るのは英雄の姿 心に残るヒーロー
完璧な3部作であり、見事なまでの最終章
これは究極の娯楽映画でこれ以上のヒーローはない
3本を通して真の英雄の姿、精神を心底に叩き込まれる
普通の人間が犠牲を払い人々を救う
単純だがバットマンこそ真のヒーローにふさわしい
IMAXでの映像は1時間以上もの専用のカメラでの撮影を行っているのもあり、
圧巻の一言
それにノーラン監督が実写にこだわるので、CGでは表現できない迫力は
視覚、聴覚、肌から直接伝わり腹の底から沸いてくる興奮と感動が全身を走り抜けます
ストーリーも3作通して素晴らしいですが、この作品は別格
人の深い闇、純粋なまでの悪、本来の人間の姿を見て、恐怖すら感じる
マスクとはただ顔を隠すものではなく、人を変貌させるものであると、善にも悪にも
日本人にはあまり好ましくないシーンもありますが、そういう感情なしで素晴らしい作品であることは間違いないです
全てが完璧なまでの仕上がり 映画史に残る面白さはすでに歴史的記録が表しています。これを傑作を思えないのは見る目がないと思えるほどの名作
是非IMAXで鑑賞していただきたい文句なしのエンターテイメント
この作品を作り上げた人たちに喝采を送りたい
しびれた!堂々たる最終章!流行りのリブートとかで、バットマンをもうこれ以上作って欲しくないほど!
前作「ダークナイト」はあらゆる意味で伝説と化した。
見た後深い深い余韻が残り、それは今も消えない。
その続編に挑むのは、劇中さながら奈落の底から這い上がるほど高いのだが、クリストファー・ノーランは見事に登り切ったと言えよう。
堂々たる完結。
これほどの三部作は「スター・ウォーズ」や「ゴッドファーザー」や「ロード・オブ・ザ・リング」の他にそうないだろう。
ジョーカー事件から8年。
ゴッサムは平和を取り戻していたが、新たな脅威=ベインが現れ、ゴッサムの壊滅を目論む。
ジョーカーとの戦いで心身共に傷付き引退していたブルースだが、ベインの野望を阻止する為再びバットマンとして戦う決意をする。
しかし、肉体的にも精神的にも上回るベインに完全に打ちのめされる。
バットマン=ブルースは立ち上がる事が出来るのか?ゴッサムを救えるのか?
そしてベインの野望の真相とは?
全編息をもつかせぬノンストップな展開で、2時間45分、全く飽きさせない。
タイトルにも付いている“ライジング=立ち上がる”がキーワードになっており、「ビギンズ」でのブルースの父の言葉と繋がる。一貫したテーマの一つと言えよう。
ストーリーも設定もリンクも「ビギンズ」と大きく関わっているので(特に影の同盟やラーズ・アル・グール)、「ビギンズ」を再度見てからの鑑賞をオススメしたい。
新キャラクターに、キャットウーマンとベイン。
キャットウーマン=アン・ハサウェイが実に魅惑的。
ベインはジョーカーほどの魅力は無いにせよ、トム・ハーディの堂々とした演技でインパクトと恐ろしさを残す。ジョエル・シュマッチャー版にも登場していたが(「バットマン&ロビン」でポイズン・アイビーの用心棒)、以前の変なイメージを軽く払拭させてくれた。
マリオン・コティヤールもただの添え物ではなく(驚きの設定)、ジョセフ・ゴードン・レビットの存在も大きい(ラストがナイス!)。
色々書きたい事があるのだが(クリストファー・ノーランの完璧な演出、深いストーリーとテーマ、役者たちの重厚な演技、超一級の映画技術…)、残り文字数の限界で書き切れない。
敢えて言うとすれば、絶対見る事!
見て、深い余韻と興奮と衝撃と感動を味わって欲しい。
最後にもう一つ。
コロラドでの銃乱射事件の犯人に対して本当に憤りを感じる。
遺族から大切な人を、映画ファンからは楽しみを奪い、映画の品格も傷付けた。
厳しく罰せられるべき!
普通のハリウッド映画
ノーラン版「バットマン」シリーズの完結編。前作と前々作と文句なしの出来だったので今作を期待してIMAXで鑑賞。
前二作は犯罪にまつわる哲学や善と悪との関係など奥深い物を匂わせつつエンターテインメントとしての枠組みしっかり守るというかなり完成度の高い大人の一級エンタメでした。しかし今回は結構娯楽重視のご都合展開といった感じでハリウッドではよく見る構造になっています。
ストーリーは緻密だったり緻密でなかったりといった感じで、ちょっとでも話せばネタバレになるようなぐらい複雑なのに結果としては意外性がなく、単純な仕上がりでいろいろ突っ込みどころの多い映画。
バットマンが復帰するきっかけもせっかく緻密に積み上げていた前二作の魅力を台無しにしている気がします。ブルースウェインにとってバットマンとは何かはもうすでに「バットマンビギンズ」で十分語られていたのに、あんな序盤のブルースウェインの浮かれた姿を見せるのはいかがなものかと。今作の彼を見てるとあのころの教訓をもう忘れたのかと突っ込んでしまいます。
キャットウーマンにも不満があります。アンハサウェイさんは見事なほどこの役にハマっているのにこのキャラの詳細が雑で話を盛り上げるためにおまけとして入れたように感じてしてなりません。あのコスプレをしている理由もよくわからずなのも不満。
しかしアクションシーンは相変わらずすごく、スタント重視のアクションに空飛ぶ乗り物「バット」で繰り出すドンパチは鳥肌もの。バットマンとベインのファイトシーンも今までの「バットマン」シリーズにはない新鮮なものでよかったです。
トムハーディーさん演じるベインも凶悪なキャラクターとしては見応えがあり、前作のジョーカーとは違った魅力を出せていると思います。ですがそれは素材としての良さであって、物語上のこの悪役の扱いが荒い気がします。
新参入者のキャラクター造形があまり良くなかったりところどころ展開が雑だったりと、前二作と比べるとかなり不満が残る作品。いろんな企画のための前ふりを入れすぎたせいか残念に思う映画だった。
ついでにラストが「インセプション」のようなあれは果たしてどうだったのかと思わせるようなものがよかったと思うのは私だけでしょうか?
自分の映画を観る目がないのか。
1・2作目ともにとても面白かったので今回も期待して鑑賞しました。
シリーズ最終ということもあってこれまでの伏線やキャットウーマンやロビンにつながる話の作り方はさすがでした。また映像の点でも最近では普通CGを使うような場面でもスタントや実物を使った場面が多く期待を裏切られない映像でワクワクしました。
しかし伏線の回収やこの先につながる話作りのすばらしさの反面今回の敵と事件に関する話の内容が薄いとも感じました。
中性子爆弾でゴッサムを破壊することや、奈落から這い出た子供が実は女性のほうだったこと、など事件の内容に関する描写が(特に判明してから)薄すぎてこの事件の解決がメインではなくこれまでとこれからの話の片手間で事件を解決したように感じられました。
バッドマンが敗れて奈落から這い上がってくる場面も感動的ではあるが簡単すぎるというか…。
シリーズ最終としては機能しているけど1つの物語としてまとまっていないというか。そんな印象です。
特に分からないのが実は敵の娘だった女性がなぜそんなにも父親の役目を代わりに達成したかったのかということ。
娘は破門されてなかったんだったらビギンズのときなんでいっしょにたたかってやらなかったの?とかそんなこと考えてしまいました。
私の読解力の問題でしょうか?
こういうことだよお前分かってねーな!!
というかた是非教えてください。
その他もろもろ腑に落ちないことがたくさんあるのです。
人への信頼をやめないバットマンの強さと弱さ
ストーリーは
ゴッサムシテイー市長、ハービー デントが死んで8年が経った。彼の捨て身のギャング団、壊滅作戦の功績によって、街に平和が戻った。と、市民は信じている。実際にはハービー デントは、刑事局長ジム ゴードンの家族を人質にとって、レイチェルを失った仕返しに、ゴードンを襲って殺そうとしたところを、バットマンとゴードンの力によって葬り去られたのだった。事実を知っているのは、ゴードン刑事局長とバットマンだけだ。このために、バットマンはハービー デント殺しの容疑者として警察に追われている。
このジョーカーとの闘いで、全身に傷を負ったバットマンこと ブルース ウェインは、この8年間 治療に努めてきたが、杖をついて歩く身となっていて、人前に出ることを避け、隠遁生活をしていた。
にも関わらず、謎の女、セリーナ カイル(キャットウーマン)が介入してくる。折りしも、ロシアの核物質物理学者のカーボ博士が誘拐され、凶悪犯テロリスト、べインが現れて、ゴッサムシテイーを破壊しようと企てていた。
ゴードン刑事局長が、誘拐され瀕死の重傷を負って助け出された。彼は、部下の新人刑事ジョン ブレイクに、この窮状を救えるのはバットマンだけだ、と漏らす。ブレイク刑事は ブルース ウェインを訪ねる。
彼は8年前、バットマンがゴードン刑事局長の家族を助けるために戦っている時に殉死した警官の子供だった。孤児となった彼は ウェイン財団の経営する孤児院に保護されて育った。孤児たちにとってバットマンは英雄だったが、ウェイン財団のブルース ウェインも 自分達と同じ孤児だったという意味で英雄だった。みなは、孤児だったウェインが仮面を被り、悪人をやっつけてくれるバットマン、その人ではないかと、いつも語り合っていたのだ。彼は、バットマンに帰ってきて欲しいと、ブルース ウェインに懇願する。
体中に傷を負い 心の支えだった恋人レイチェルを失ったブルース ウェインは、もう引退するつもりで居た。しかし、この新人刑事ブレイクの言葉に励まされ、今がバッドマンの再稼動の時期だ、と思い定める。それを観ていたアルフレッド執事は、怒る。両親を失ったブルースを親代わりになって世話してきて いつか彼が妻と子供をもち、静かな生活をする姿を夢見て生きてきたが、傷だらけになりながら 命を惜しもうとしないバットマンを、もう世話することに耐えられない。何世代も前から家族のためにつくしてきた執事は去っていった。しかしブルース ウェインは執事の忠告など聞いていない。ゴッサムシテイーに 凶悪テロリストのべインがやってきたのだ。
極悪者べインは株式市場を占拠する。市場操作で、一夜のうちにウェイン財閥は破産させられた。経営権は クリーンエネルジーの会社を経営するミランダの手に渡った。市のフットボール会場で爆弾が破裂して何千人もの被害者が出る。ゴッサム市に渡るための橋は すべて破壊され、たったひとつ残った橋は封鎖され、全米本土と隔離される。警察官たちは そろって地下に封じ込められた。べインの暴力は街中でほしいまま荒れ狂う。
8年間姿を消していたバットマンが登場する。しかし罠にはまってべインに攻撃され瀕死の重傷を負って 砂漠のなかの地下深く、二度と外に出ることが出来ない牢獄に監禁される。二度と立つことが出来ないと思われるブルースに 食べ物を与え、傷に治療を施してくれたのは 生まれたときからその地下牢にる老人達だった。辛うじて立つことができるようになったブルースは、自己訓練を重ね、遂に深い井戸から脱出する。
バットマンが ゴッサムシテイーに戻ってきた。
ウェイン財閥が開発してきた新エネルギーの核が、べインたちによって盗み出され、カーボ博士によって核兵器に作りかえられてしまった。取り戻してリアクターの中に戻さないと 爆発してゴッサムシテイーが吹き飛んでしまう。原子爆弾の奪い合いのなかで、バットマンはウェイン財閥を買収したクリーンエネルギーのミランダが、実は世界の破壊を目論む本当の敵であったことがわかる。べインはミランダの番犬でしかなかったのだ。ミランダの父親ヘンリー デュカードは、バットマンの宿敵で世界の破滅だけを望んでいる男だった。
バットマンは敵の手に渡り、安全スウィッチを解除され、爆発まであと数分という段階の原子爆弾を、自分の空飛ぶ自家用車にくくりつけ、できるだけゴッサムシテイーから離れた海上に飛んで行き、、、。
というお話。
これでバットマンが 完結して終わった。
第一作「バットマン ビギンズ」2005年と、第二作「ダークナイト」2008年に続いて、これが第3作目で完結した。監督クリストファー ノーランの作品のなかで最もヒットした作品だろう。
主演のクリスチャン ベールを、執事役のマイケル ケインと、ウェイン財閥のモーガン フリーマンが しっかり支えるという芸達者3者3様のコンビネーションが絶妙だ。単純なアメリカンコミックを、ノーラン監督が バットマンという理不尽にも両親を暴漢に殺された青年が、正義とは何か、警察や社会のルールに正義はあるのか、思い悩むひとりの青年の姿を描くことによって、命を吹き込むことに成功した。悪と戦う暴力シーンが多いが、それ以上に、最新式メカニックマシンや 多機能の車や、飛行する車の登場に目を奪われる。そして、どんな苦境に陥っても、人を信頼することを止めないバットマンの強さと弱さが描かれている。
とてもよくできた映画で、3時間近く画面から目が離せない。場面展開が速く、ストーリー展開も速いので、ひとつひとつのデテイルを追うのが大変だが、笑えるシーンもたくさんある。
隠遁していたブルース ウェインが母親の大切にしていた真珠の首飾りをキャッツウーマンに盗まれて、取り返しにパーテイー会場にいく。何年ぶりかに初めて外出したブルースが、車から杖と不自由な足を出したとたんに、マスコミの記者達が、一斉にカメラを向けてフラッシュを焚く。でもブルースがカチリと足につけたスイッチを押したとたんに フラッシュが消えカメラが作動しなくなって記者達があわてふためくシーンなど、映画の中では一瞬だが、 バットマン第一作でおなじみのテクを知っていて見逃さずに居ると、とても笑える。
娯楽映画だから、楽しい。しかし、公開されたばかりの7月20日に、コロラド州デンバー郊外の映画館で上映中に銃の乱射事件が起こり、6歳の女児をふくむ12人が亡くなり、58人の怪我人が出た。容疑者は自分がジョーカーだと名乗っており、自宅にバットマンマスクも持っていたと報道されている。銃がネットで買える国、アメリカで起きた悲しい事件だ。
好きな映画に好きな監督、好きな役者が演じた映画なので もんくは言いたくない。しかし、クリーンエネルギー研究をウェイン財閥がやっており、研究用の核が容易に原子爆弾になって、ゴッサムシテイーの海上に投棄されるというラストシーンは 変更されるべきだった。漫画なのだから、原子爆弾ししなくても 新種の液体爆弾とか、月からもってきた新種の黴菌爆弾とか、考えられるだろうに、、、。 4メガトンの原爆を、爆発数分前のところをバットマンが抱えて海上に持ち去る。4メガトンといえば 広島に投下された原爆の数千倍。新幹線並みの速さで、それを捨てに行っても 12ミリオンの市民の住む街から それほど遠くまで運べない。バットマンのおかげで市民は救われたことになったが、街から数キロ先の海上で爆発した原爆は 何千度もの熱さで煮えたぎり(広島では土壌の温度が6000度)、大津波が起きて、街を波で洗いさらうことだろう。ラストシーンで 海から湧き上がるキノコ雲を見ながら バットマンによって助かったと思い込んだ市民は みなことごとく被爆したのであって、助かったのではない。
涙が止まらない。
映画全体の出来としては
本国の一部レビューにあったように
“3部作中最も出来が悪い”と言われても仕方がないと思いました。
「バットマンビギンズ」ほどハッタリが効いているわけでもなく、
「ダークナイト」のジョーカーほどベインに魅力があるわけでもなく、
「インセプション」ほどワクワク感がある訳でもない。
ブルース・ウェインの心情を丁寧に描こうとするが故に
話が間延びして全体的に冗長な印象は拭えないです。
また、登場人物も多く、編集のせいか、
途中で混乱するシーンも・・・。
しかし、ラスト30分。
この展開はシリーズの着地点としては最高の終わり方です。
前作までのブルース・ウェインの選択を否定せず、
そしてファンの期待も裏切らない、このラストしか思い浮かびません。
エンドロールは涙が止まりませんでした。
冷静に後から考えると、
あれこれ気になる点は出てきますが・・・・・
ノーラン監督、本当に素敵な8年間をありがとう。
ちなみに、バットポッドが前作より回ってます~♫
フィナーレ
公開初日に観てきました(笑)
すでに先行上映を終えていたせいか、思ってたほど満席ではなかったです。
ライジングの意味は字幕版でこそはっきり明示されていました。
タイトルを最後に出すのはノーラン監督の定番ですね。
とりあえず面白かった。
前記のレビューの中に、死んだのは「バットマン」と書いてあって、妙に納得してしまいました。
早いカット割りで理解が追いつかない所もいくつかありましたが(特に序盤)、総じて完成度は高く、期待を裏切ることは決してないでしょう。
言うまでもありませんが、オススメです
すばらしい!
ついに、あのノーラン版バットマンが終わってしまいました。
こういう人気あるシリーズって、どうしても見終わったあともっと見たい!とか続編できないかなぁ〜って思ってしまいがちですが、このシリーズはこの「ライジング」でちゃんと完結してくれるので、これで終わりって思わせてくれました。続編の余地はなくはないですが、このシリーズはこの3部作で終わった方が良いと感じさせてくれます。
やはり、ストーリー重視なので、うまいですね!ノーラン監督の作品はどれも濃厚で、クレジット入れて3時間の映画もすんなり見れました。どんどん展開してくストーリーに心奪われ、最後が気になって気になって仕方ない。
よいすっきりした終わり方でした。
悪役というと、ベインが出てきますが、。。。ん〜やはり個人的にはジョーカーの方が良いですね。ベインにはあまり魅力を感じられなかった。ジョーカーは魅力的悪そのものだったので、あれを超える悪役はそういないかと。ハンニバルぐらいかな?
ベインも英語に独特のアクセント加えていて、それにイントネーションが面白かったので、聞いていてキャラクター的に楽しませてくれましたが、まだ何か全体を掴めないミステリー感が残りましたね。一体全体誰だったのだろうという謎が。悪が生んだ悪のような重圧感はジョーカーよりありました。考え方もやり方もジョーカーとは違う。人々に希望を与えて、そこから一気に奈落の底へ突き落とす。感情の底へ底へ。3部作に徹底して描かれていたテーマですね。ブルースウェインの父親が残した「Why Do We Fall?(なぜ我々はくじけるのか)」という台詞。「そこからまた這い上がることを学ぶためなんだよ」というこの答えが見ていてすごく心に沁みました。
なので、バットマンが一度ベインにやられて、挫折して、また這い上がって行く姿を見るのはすごく感動したし、心から応援していました。
やはりこのキャラクターアークをしっかり描けたバットマン三部作はヒーローものに置いては真骨頂って感じです。
他のキャラクターでは、ジョセフ・ゴードン・レヴィット演じるジョン・ブレイクが良かった!
正義感溢れる感じで、見ていて予測していた彼の結末はやはり予想通りだったw いい!w
撮影に関していうと、映画の半分以上はIMAXのカメラで撮られていたようだけど、「ダークナイト」の時のほうがその存在感が伝わりました。わざわざIMAXシアターに行って見て来たけど、多用しすぎたかな?狭い場所より、広い場所で使ったほうが効果的なのかなとまで思いました。前作のジョーカーの顔が画面いっぱいになるショットは衝撃的でしたが。今回はどれもIMAXの迫力は欠けていた気がしました。
よく超大作を見ていて、爆発とかアクションシーンでお金かかってる風には見えますが、それでもその描写に観客が麻痺してきて、どんだけお金がかかっても、まぁこんな感じか、でも日本じゃできないよなレベルですが、
今回はお金の使いどころがはっきりわかるような、「こりゃぁ、お金かかるわ」みたいな描写が多くて、特にエピック感が出ていました。
これこそハリウッド映画だなっていう迫力は十二分にありました。
これ以上の大作は多分そうそう出ないと思います。
バットマン万歳!
奈落から這い上がれ
前作がダークナイトという、超えるには遥かに高い壁を自ら築いてしまったクリストファー・ノーラン。
その壁を一体どうやって超えるのか?果たしてこれ以上のモノはあるのか?映画ファンの関心はずっとそこに向けられていた様に思います。
あの狂気のヴィラン(悪役)、唯一無二のジョーカー像でヒース・レジャーが観客の脳天を揺さぶり、そのヒースがこの世を去ったことで、すっかり伝説にまで昇華されてしまった、あのダークナイトを?あれを?本当に?超えられるの?どうやって?という。
ビギンズから続いた三部作に、一体どういう結末を付けるの?という。
今回のグランドフィナーレに堂々抜擢されたヴィラン、ベイン扮するトム・ハーディの重圧たるや、凄まじいものがあったろうなと想像します。
同じことやっても仕方ない訳だから、ジョーカーとは全く違うアプローチで、でも観客にインパクトを叩き付けないといけない。ゴッサム市民と同様に、観客も絶望のドン底へ落とす追体験をさせないといけない。
そして、それは見事に成功してると思います。
数えて三度目を迎えるゴッサム壊滅の危機に立ちあがるバットマン。
そのバットマンをあっさりと屠るベインの腕力。ウェイン同様、観客も愕然とし、絶望の奈落へ。
ゴッサム市民は前回、前々回の瞬発的な危機とは違い、長期に渡る絶望的状況を味わわなければいけない。
こんなゴッサムでダークナイトは立ち上がれるのか?
奈落から這い上がれるのか?
不穏なテーマ曲「デシ・デシ・バサラ・バサラ!」に乗せてブルースが立ち上がる姿。
不敵な怪盗キャット・ウーマンとの共闘。
ゴードン本部長と新人ブレイク刑事の奔走。
知恵者ルーシャス・フォックスのサポート。
そしてベインとの肉弾血戦再開!
影の同盟との最終決着はどちらに軍配が?
刮目せよ!ダークナイトの最期!
超えよ!前作の壁!
登りきれ!奈落から!
デシ!デシ!バサラ!バサラ!
伝説が、壮絶に、終わる!
歴史に残る傑作
ノーラン版バットマンシリーズの最終作ですね。
ダークナイトの惨劇から8年、バットマンとゴードンにより「英雄」に仕立て上げられたハービーデントの名前を冠した法律により平和な街となったゴッサムシティ。若き実業家ブルースウェインはバットマンとしての活動を休止していた。
しかし、強靭な肉体と明晰な頭脳をもつ最強の敵、ベインの魔の手がゴッサムシティに近づいていた。。
前2作では善と悪の合間で葛藤するバットマンが描かれ、本作でも善と悪が主軸に置かれます。
今回の敵ベインはヘンリーのようにゴッサムシティを壊滅させようとし、ジョーカーのように善と悪の境界線などどこにもないと主張してきます。
そして、この悪からバットマンはどのようにして世界を守るのか、
また、未だに洞窟の中で怯えているブルースを取り戻せるのかというのが見どころだと思います。
ラストでは、ジョンがロビンとしてバットマンの意志を継ごうとし、よき執事アルッフレッドの視線の先にはバットマンではなくブルースウェインがセリーナカイルとご飯を食べてる姿が、、
インセプション同様、観客に判断を委ねる形で終わってくれました☆
…。
バットマンの終わり
やはりクリストファー・ノーラン監督は天才だった。
1作目と2作目を上手く繋げて物語を完結させた。
『ライジズ』の敵であるベイン(トム・ハーディ)はヒース・レジャーのジョーカーを超える敵となるのかと不安だったが、やはりノーラン監督とトム・ハーディはやってくれた。
今作のベインは肉体も頭脳もジョーカーよりも並外れていた。頭脳というよりも、“やり方”が違った。ノーラン監督は「ジョーカーに似た悪役を登場させさいことを一番重視した」とコメントしていて、そのコメント通り、ベインはジョーカーとは違った“恐怖”や“強さ”を兼ね備えていた。
そして正直今回の女優陣は豪華だったと思う。
セクシーでミステリアスなキャットウーマンことセリーナ・カイル。アン・ハサウェイのキャットウーマンはすごく似合っていて、見ていてドキドキしたw
もう一人は
ミランダ・テイトことマリオン・コティヤール。アン・ハサウェイとは違って、大人の美貌?を兼ね備えていたし純粋にこういう人を美しいというんだなと思った。それに何より笑顔がとても可愛い´∀`
新キャストはとてもいい味を出していた。
終盤にさしかかるにつれて物語はどんどん深みを増していき、ダークナイト/バットマンとベインの闘いは緊張感が凄まじかった。
ベインは(大きくいうと)核爆弾でゴッサムを破壊しようとします。それを止めるべくダークナイトはジム・ゴードンやジョン・ブレイクなどと共に立ち上がります。結果的に爆破を止めることは出来ず、爆破寸前の爆弾をなるべく遠くで爆発させ、ゴッサムに被害が及ばぬようにダークナイトがザ・バットで海の沖合へと爆弾を運びます。
仲間や一部市民が見守る中
巨大な爆発音と共に遠くで巨大なキノコ雲が上がるのが見えて画面がフェードアウトします。
それから、ブルース・ウェインの葬儀がアルフレッドとフォックス、ゴードンとブレイクのみで行われるシーンがあり、それぞれの後日談となります…
そして
最後の最後にアルフレッドが旅行に行くシーンがあり、旅先でブルースとセリーナ・カイルが食事をしているのを見かけ、互いに微笑みあいます。その他にも警視庁の屋上に新しいバットマンのライトが置いてあったり、ブレイクがバットケイブに入り、スーツを見つけたりします。
今回は見終わってすぐなので上手くまとめられませんが、また改めて書きます。
〜追記〜
最後の最後に死んだのは“バットマン”なのですよ´∀`
こいつぁ劇場に行くしかないでしょ
良い出来の最終章でした。
回りくどい処もありますが これは無いだろwってところもイッパイありますが
約3時間でここまで作り上げたもんだ エンドロール流れた始めたら感無量でした
深くは語りません
全てが終わり そして新たなる伝説へ ドラクエかいw
まさにこんな感じのダークナイト ライジングでした
スゴいとしか言えない。
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