ダークナイト ライジングのレビュー・感想・評価
全258件中、201~220件目を表示
まだまだ続くぞイイネ♪d('∀'o)
ベインのルックスの恐さと異常さが半端ない(((;゚д゚)))
トム・ハーディだと一見分かんない位に体を作り上げて、さらに目のみの演技で観客を持ってってしまうオォォー!!w(゚ロ゚)w
ただラストで真の黒幕が出てきてからはちょっとだらしない感じに映ってしまうのはどうかな~(;^ω^)
相変わらずクリスチャン・ベール、マイケル・ケイン、モーガン・フリーマン、ゲイリー・オールドマンはΣd(゚∀゚d)イカス!
長年無理をして悪党と戦ってきて、体にがたが来てしばらく引退してたのがベイン登場で無理を押してバットマンに復帰するも、キャットウーマンという相棒がいるためカバーできるとう流れは上手いな~( ゚∀゚ノノ゙パチパチパチ
今回のキャットウーマンも前作と違って「ミャ~オ」とか言わないところも(・∀・)イイ!!
前回の『ダークナイト』が重厚過ぎ、哲学的過ぎて俺はちょっと食傷気味だったけど、今回は最初の『バットマンビギンズ』に似た軽めの雰囲気で、ヒーローものの原点に戻ったような悪を倒すストーリーになってるのも俺は良かったヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ
何しろヒース・レジャーのジョーカーが完全に他のキャラを食ってたからな~(;^ω^)
映画冒頭で飛行機を墜落させて、血液を抜き取って入れ替えるだけで偽装できるのか?とか
幽閉されたところでロープがぶら下がってるんだからそれを上れば簡単に出られるんじゃねえの?とか
背骨を折られたのに整体して簡単に治るのか?とか
中性子爆弾って海に落とせば大丈夫なのか?とか
色々と突っ込みどころはあるが・・・
2時間半もある長い映画だけど、時間の長さを感じさせない面白い映画に仕上がってると思うワチョ――ヽ(・∀・)ノ――イ♪
何より俺が一番良かったのがジョセフ・ゴードン・レヴィットヽ( ´ー`)ノ
バットマンに「だったらお前もマスクを被って・・・」と言われるシーンで「もしかしてこのキャラは・・・」と思って
クライマックスで警察手帳を川に投げ捨てるシーンで「絶対そうだ!!!」と確信して
大落ちでブルースの荷物を受け取りに行って名前を呼ばれて・・・
キタ━━━━(*゚∀゚*)━━━━!!
ってなりました。
まだまだ続くぜ(´ー+`)キラッ
というノーラン監督の顔が目に浮かぶよう(・∀・)イイ!!
でもそこまで複線を張るなら、変身した格好も見たかったな~プリ(*`З´*)プリ
次の主役はレヴィットだ(`・д・´)9m ビシッ!!
もし次回もやるなら、ポイズンアイビーとかペンギンとかミスターフリーズとかリドラーとかクレイフェイスとかも登場させて( ゚д゚)ホスィ...
そして当然キャットウーマンも(・∀・)
確かにこの流れなら「ダークナイトライジング」ですな(∩´∀`)∩
締めくくりとしては一番いい形なんじゃあないですかね(≧▽≦)
バットマンは努力の人?
この手のものは、子供向きと思い見てませんでした。最終章と言う事で見に行きました。悪の一味の一言で、世間が恐怖政治化した中で、バットマンは立ち向かえなくて、地下に押し込まれ体力を回復して行き、地上へ這い上がる努力をする。スーパーマンでなく、努力の人。後半からはスーパーマン、アン・ハサウエイはかっこ良かった。最後は何か物悲しいヒーローだと思いました。
もっとライジングに感動を!
劇場映画をIMAXシアターで観るのはこの「ダークナイト・ライジング」が初めて。アクションのほとんどがIMAXで撮影された事もあるが、高い入場料に見合った期待があったからだ。
まずは2時間45分の上映時間を見終わると、そんなに長かったの?と思うほど、その内容の濃さに圧倒されっ放しだった。
ノーラン版のバットマンの特徴は善と悪を哲学的に描いている事だ。
それが炸裂したのが前作の「ダークナイト」で、映画史に残る傑作となった。
「ダークナイト・ライジング」は一作目の「バットマン・ビギンズ」の直接の続編であり、今回の敵はそれとほぼ同じ。
理想の世界があり、信念がある。そのために破壊行為がある。大胆に言ってしまえば、大日本帝国における大東亜戦争と同じ理屈が敵側にある。
しかしバットマンはすでに一作目でその悪の思想から卒業しているのである。戦いに躊躇う事はない。
ここでの試練は再びバットマンとして登場する事であり、それが見せ場にもなっている。だが、え?と言うくらい簡単に復活してしまうのだ。それが前半と後半に2回あるのだが、特に2回目はベインが思わず「信じられねー!」と叫ぶのに、思わず共感してしまった。
ヒーローの復活は圧倒的感動をもって描かれなければいけないのに、それが弱い。この映画の欠点になってしまった。
しかしゴッサムシティを取り巻く、私利私欲と善と悪とが渦巻く人間関係は個性的キャラと合間ってドラマを存分に楽しめるし、アクションは物語としてのアクションであり迫力満点である。ワンシーンワンカットたりとも無駄がない。
これだけ緻密に真面目に作られているのに、誰だかよく分からねえジジイのパンチ一発でね〜、とやっぱり思ってしまう(言ってしまった)。
やはりライジングするためにはもうひと工夫欲しかったのが本当に悔やまれる。
それさえ決まれば、この三作目も傑作になっていたかもなのに。
善と悪に、きっちり二分できない人間。
クリストファー・ノーラン監督の実写版3部作の最終章。
「バットマンビギンズ」「ダークナイト」の前2作を復習してから、見れば良かった。
そうすれば、「あ~、こんなことがあったな~」という場面などが良くわかり、作品にもっとのめりこめただろうな。
監督が脚本も書いたということで、色々なエピソードが伏線となって、作品に力が増す。
圧倒的な映像も良かった。
ベイン役のトム・ハーディは、常に異様なマスクを装着していて、目だけの演技となったけれど、容赦ない悪者ぶりが良かった。
素顔を一瞬だけ見せるのだけど、その優しい目が印象的だった。
新顔のジョゼフとアン・ハサウェイも良い。
もちろん、モーガン・フリーマンとマイケル・ケインとゲイリー。オールドマンもね。
あっ、クリスチャン・ベールも。彼がいるからこそのバットマン。
複雑な過去を持つ登場人物たち。
善と悪に、きっちり二分できない人間。
そんな人間たちの心の闇に入り、心情をえぐる。
監督は、「インセプション」でもそうだったけれど、闇のように暗い影を描くのがとても上手だ。
ラストの展開は好き。
そうか・・・そう繋がるか・・・
タンブラーが・・・
IMAXによる画力はやはりすばらしい
オープニングは前作同様、空いた口が塞がらない程惹きつけられた
前作の話題はやはりジョーカーだが、タンブラーの存在感にも圧倒された
おそらくそれは、実写からもたらされるリアリティであろう
だからこそ、実写にこだわったのだ
これを超える事は出来るのであろうか・・・
結果は「不可能」だった
タンブラー以上の物は実写では不可能だからだろう
確かに能力的に凌駕し、ラストのために必要なのは「飛行」である
しかし、そのためには、ほぼCGで描く必要があった
難しい決断だったと思われるが、残念である
そして、タンブラーの量産にもショックを受けた
唯一無二のタンブラーが何台も敵の手に
しかも、たいした活躍もせずに、ポッドの一撃のもとに
次々と破壊されていく様を見て、涙すら流しそうになった
そこまで落とすか
確かにキャットウーマンとポッドの組み合わせはたまらないものがありますけど
結局これが作りたかったんでしょ。
正直、前作はジョーカーは評価したけど
トゥーフェイスやシナリオがToo Muchで
食傷気味だったんですが、今回は違います。
ティム・バートンのゴッサムシティとは違うリアルな
街にただマスクをかぶっただけの悪役ベインが
絶妙にマッチ。
マスクのベインはかなり怖く
バットマンを肉体的に破壊します。
この辺はヒーロー物であっても関係なし。
ベインは特殊能力があるわけではなく
ひたすら殴るだけです。
これが余計に怖い。
単純ですが観ている人を絶望に陥れる
リアルな戦闘です。
悪役としては十分です。
キャットウーマンも控えめでよかったです。
見た目が重そうな(失礼)アン・ハサウェイは
やめて欲しかったんですが、結構シェイプアップして
動きにもキレがありました。
「ミャーオ」とかも言わないし、セーフです。
シナリオはベインによって恐怖支配された市民が
暴徒になって権力者側の人間を裁判にかけるあたりも
今のアメリカ(世界)の富の集中に対する
不満を反映してそれなりに納得できる展開です。
ラストの中性子爆弾を海に持っていけばセーフなのは
本当かよ、って感じはしましたが、そこは目をつぶりましょう。
絶望と救い。簡単な内容ながら徹底的にリアルに
決してリアルじゃないんだけどリアルに。
3時間は結構あっという間です。
1作目とのつながりも、3作目のほうが感じましたし
ノーラン監督のリアル路線の集大成として十分満足です。
ただ、ロビンは着替えたところを観たかったな・・・。
楽しめはしたけど・・・・
傑作ダークナイトの続編ということで、期待値MAXでIMAXシアターに行ってきたのですが、総評すると期待はずれ。脚本が杜撰でどうにも話しに入り込めませんでした。
深刻ぶってるだけで、実際はぜんぜんリアルじゃない荒唐無稽な話だよねーってのは前作でも言えることではあるのですが、前作は説得力のあるはったりが抜群にきいていました。
脚本だって完璧!なんて言えるものではなかったですが、ヴィランがジョーカー(何をやってもおかしくない脚本的に反則キャラ)でしたし、細かい演出が秀逸だったこともあり、上手いこと誤魔化されて心地よい「リアルっぽいヒーロー映画」を楽しむことができました。
一方今作。
まずはヴィラン。ジョーカーの後釜ということで大いに不安だったんですが、ベインはいい意味で期待を裏切ってくれました。
頭脳+筋肉で、バットマンは直接対決でも間接的にも徹底的に痛めつけられます。ゴッサムの支配が完了したあたりの絶望感は凄いものがありました。真っ向勝負でバットマンをねじ伏せてくるその姿はラスボスに相応なものだったのですが・・。
その分最後の唐突などんでん返しは本当に最悪でした。このおかげで脚本の整合性もめちゃめちゃ。
複線を積み重ねて積み重ねて最後にやられた!ってなるものじゃないと駄目とは言いませんが、どんでん返し前の描写どころか、後の描写ですらひたすら薄い。
脚本として最後に思いたから何となく付け加えてみました以上のものが感じられませんでした。
このおかげでベインは小物化しちゃいましたし、一気に白けてしまいました。ただ、自分は「ビギンズ」未見なので見たら大きく感じ方が変わるのかも知れません。
他にも粗さが目立ちました。一番気になったのがベインの「この平和は嘘の上のものだったんだぜ!」演説のあたり。仮にもベインはテロリストの極悪人です。いくら民衆が流されやすいって言ったって、下層階級の人間の鬱憤がたまっていたって、あんなに全力でヒャッハーしないでしょうよ。
そして、最大のクライマックスといっていいバットマン&警官隊 VS ベイン軍団の大激突。
ショットガンだの拳銃だのでフル武装しているプロ集団同士の戦闘は!・・・・・・・正面から全員で突撃してステゴロ。
いやー爆笑しました。でもここのバットマンリベンジマッチは素直に燃えたので良しとしておきます。
ここまで不満ばっかりタラタラ言ってきましたが、楽しめなかったわけではありません。正直バットポッドの横回転を大画面で見ただけで元取った!って思いましたし、予算かかってるだけあって映像はド迫力でした。包囲したとおもったらザ・バットで空飛んで逃げられて警察ポカーンなシーンとかもう最高です。
アクションシーンがとにかく多く、エンタメ分だけで十分おなかいっぱいになれました。脚本さえ気にしなければ、ポップコーンムービーとして秀逸な出来だったと思います。あと、最高なセリーヌカイルは最高にセクシーでキュートで最高です。本当にありがとうございます。
しかし、ノーランバットマンの集大成としては、エンタメだけでは大いに不満なのです。個人的にはあの「リアルっぽいヒーロー映画」が見たかった。ノーランに騙されて世界観に没入したかった。
この長時間を苦も無く見ることはできましたし、満足度は4点つけてもいいくらいなのですが、心情的に-2して2点ってことで。
スポーツカーではない
昔、徳大寺有恒がホンダのNSXはフェラーリと違って死の香りがしないからスポーツカーではない、ってなことを言ってたけど、そんな感じ。
色気がないよね。
酷評も見受けられるけど、映画を芸術ととらえるならば、確かに本作はスカスカかもしれない。しかし、鑑賞中の時間を楽しく過ごすという娯楽作品としては出来がいいと思う。
この監督の仕事ってこんなもんだと思うよ。ってか、前作が異常w
どうしても前作と比較しちゃうけど…
前作よりもかなりアクション方面に振っていて、その分描写が浅くなった部分もところどころ気になったかな。
ただストーリーの性質上、前回はバットマンとジョーカーっていう対象的な2人の戦いだったのに対して、今回戦うのはバットマンとベインだけではなく、スケールもかなり大きくなっているので、仕方ないかなと思ったりもする。そういった意味ではボリューム感はすごくあるし見応えのある作品だし、話の運び方というか盛り上げ方もやっぱりさすが。
特筆すべき点はやっぱりベインの存在感かなぁ。カメラもベインの存在を大きく見せるために使ってるし、スタジアムのシーンやその後も強い存在感を放ってる。前作のジョーカーといい、ホントに悪役の描き方はすごいと思う。ただそれだけに内面がもうちょっと見えてれば…っていうもったいなく思う部分もあり。
評価はすごくわれてるけど個人的にはすごく好きな作品だな。BD出たら買お
……タイトルは原題のままでよかったと思うんだけどなぁ
キャラクターの不在
パニック映画の構成。
バットマンのキャラである必要があまり感じられません。
それだけキャラに頼らないよく出来た脚本ともいえますが、少しはバットマンらしさが欲しかった。
蝙蝠の動きはどこへ。
アクションは前作と比べると軽快さを感じさせず、重く空振る拳はバットマン自体の加齢を思わせる。
バットマンは裏切られてばかりです。
こんなに町に全てを捧げる献身も誰にも省みられない、悪し様にいう人までいる。
なのに、どうして?と問いたくなります。
そんなにまでする必要はあるのだろうか?と。
しかし前作を視聴した方なら解るはず。
全てを捧げたからこそ、全てを捧げてしまったからこそ、今更否定できない。
今までやって来た事を無意味には出来ない。
彼には努力を重ね続ける必要がある。
逸れを踏まえて見ると泣けてきます。
こんなに彼が守ろうとしても、彼等は返すものを持たず、また返そうともしないのです。
執事の自分の人生を見つけて欲しいという気持ちが良くわかります。
監督の悪いところが出てた
そんなにややこしくする必要が果たしてあるのかと思わずにいられない。そのややこしさでドラマを盛り上げようとしているんだけど、そもそもそれが必要かどうか検討するとそうでもなさそうなので、結局自分でややこしくして面倒くさくするマッチポンプじゃないかと、見ていてバカにされている気分になる。『インセプション』の夢の攻防の話とか自分で勝手に困難な状況を設定して、たいへんドラマチックですなんて言われてもつきあっていられない。今回もそんな感じがとても出ていた。
また、地味でリアルな方に寄せている分、登場人物のキャラの薄さがつまらなさに傾いていると思った。見ていて面白かったのは執事のアルフレッドで、本当に面白くなかったのは大ボスのマスク男で、キャットウーマンも悪くないんだけど、ミッシェルファイファーと比べるとどうにも薄い。
特撮や撮影など現在進行形で最新の技術の集積による表現、センスのいいところもたくさんあって大変素晴らしかっただけに、そもそもの部分でつまらないのが大変残念だった。
それはねーだろ
最終章ダークナイト ライジング素晴らしい出来だと思います。
もの凄い迫力で予想外の展開、観ている人を興奮と驚きにさせ、
さすがハリウッド映画と思わさせられ度肝を抜かれます。
ですがバットマンファンからして観たら、ちょっとなぁ…って感じになります。
前作ダークナイトの敵ジョーカーを遥かに超え、圧倒的な強さを持ちバットマンの身体から心までボロボロにしてしまう強敵ベイン。
そのベインのやられ方があっけなさすぎ。
バットマンを殺そうとしている所をキャットウーマンがバットポッドでいきなり横から不意打ちして吹っ飛んでお終い。
その後ベインは一切出ません。
せめて倒れて死んでいく所ぐらい映せよw
さすがに、え?それはないやろって思いましたね(笑)
今回のメインキャラクターとでも言えるあの最強のベインがあんなあっけないやられ方で終わるとはさすがに僕は納得いきませんでした。
しかもバットマンではなく、キャットウーマンにやられるってゆー(笑)
意味がわかりません。
後、誰も出ることができない奈落の底からかつて這い出た者がいた。
それは一人の傭兵(ラーズアルグール)と王の娘?の間で産まれた幼い子供だった。
地獄で産まれ強く育った子供。
その子供がベインではなく、まさかのミランダってゆー女(笑)
ブルースからウェイン産業を任されてかなり信頼されてた彼女がまさかのラーズアルグールの娘で奈落から這い出たただ一人の子供。
そんな凄い奴が女でさらに強いんだろって思ったらトラック運転して事故って死亡(笑)
これもあっけなかった。
ほんと最後のクライマックスはなんなんだ!
テキトーすぎる。
しかも原爆使うってゆー。
もっと悪魔的なやり方でゴッサムを滅ぼそうとしろ。
ビギンズは水道毒ガスを流し人々を苦しめる。ダークナイトはジョーカーが恐ろしい殺戮を繰り返し人々を苦しめる。ライジングはちょっとよくわかりませんでした。
原爆って実世界でもテロであるし。
あとスタジアムでの爆発が起きた後ベインが観客の前で原爆を使いゴッサムを滅ぼすとかなんとか言ってるシーン!
フツーあんな爆発で選手全員殺されてんのに逃げないで何のん気に真顔でベインの話聞いとんねんと。
フツー逃げるだろε=┌( ・_・)┘
まぁそのよーなリアリティが減った部分もありました。
まぁ面白かったのは面白かった!
迫力も凄かったし。
バットマン好きやし!
まぁこんだけゆっといてもっかい観に行くが(笑)
長くなってすみません。
共感できる方がいれば嬉しいです。(笑)
がっかりした人に読んでほしい
本作をみてがっかりした人に読んでほしいです
少し長いですが、共感できる人もいるとおもいます
1,悪役について
ベインの声は意外にも間抜けでなんだか親しみやすく、口を隠した状態で目線の変化だけで内面を表現するハーディの演技はすごいのですが
バットマンと並べるためにわざわざ影の同盟をがまた出てきたのはよくないです、強さの理由はあのマスクからすっているドーピングだけで十分です、でもなんでドーピングマッチョがフットボールスタジアムで選挙運動みたいな演説をするのでしょう、それとハーヴィーデントのことをばらすシーンのせいで「ダークナイト」でのテーマが決定的にこわされました、極めつけにひどいのは奥の手として原爆を持ってきたことです
「ダークナイト」の続編で原爆かよ、「ハートロッカー」の続編で主人公に巨大ダイナマイトを解除させるぐらいあり得ない
世界で唯一の原爆被爆国でありながら原発のことでいろいろともめている日本人が一番敏感にならなければいけないだろ
自分の不注意で原爆をテロリストに渡してしまったやつをヒーローにするような話を簡単に評価するなよ
前作はジョーカーの演技がすごい以前に話がよく練られていた
ジョーカーは40年にでてきた名悪役だがそれに焦点が当てられるなかでもう一人の悪役を作り出す、そう、トゥーフェイスです、彼も42年からいるバットマンを代表する悪役です
ハーヴィーと聞いてピンとくるマニアもいるが本当に見事なシナリオだった
それに対して今回は黒幕が「実は私がラーズの娘よ」と説明するだけで見事とはいえないと思う
2,ださいよバットマン
なんでヒマラヤの奥地で心身ともに訓練された忍者が2回も女にだまされるのでしょうか
キャットウーマンはいりません、バットマンが死んだのはキャットウーマンのせいなのに最後はいいやつになってしまって、バットマンにおける善悪の道徳的テーマをぐちゃぐちゃにしています
どんでん返しでてきたタリアも全くゴッサムっぽくない、まるで脚本の締め切りまじかに「ユージュアルサスペクツ」をみて、思いついたかのように慌ててつけた程度のシナリオです
バットマンの死に方は「鉄腕アトム」や「アイアンジャイアント」と同じでありきたりだし、墓穴を掘ってただけです
前作はバットマンが人間のヒーローとして戦ったからかっこ良かったのであって、今回はすごいのはルーシャルフォックス(科学者)だけだということになってくる
3,最後に
決してつまらない映画だったとはいいません、確かに面白いところもあります、最初の映像なんかは度肝を抜かれました
大好きなバットマンが終わるというのにこんなに批判されるシナリオのできなのが残念なのです、決して前作のようにネガティブな終わりを求めている訳ではありません、今回は細かいところがいろいろとよくできていないのです
それと悪役は工夫できたはずです
例えばペンギン(ダニーデヴィートなどに演じてもらう)リドラー、ブラックマスク
少しマニアックですがベントリロクエスト(腹話術師なのでアンソニーホプキンスに演じてもらう、ハンニバルレクターよりすごい悪役になってしまうかもしれない)
この一癖も二癖もある悪役たちをジョーカーやトゥーフェイスのように見事に再現できていたら「ダークナイト」の終わりにふさわしい作品だったはずです
劇場で見なければ絶対もったいない!是非スクリーンで!
私はハデなアクション系や、CGを駆使しただけのドタバタな映画は苦手なタイプである。
しかし、このクリストファー・ノーラン監督の作品だけは例外で、どんなに全編にアクションや派手な仕掛けが多く出て来て、見せつけられても、全く飽きる事も失望する事も無い!彼の作品には、監督の哲学がいつも同時に盛り込まれている為にCGを駆使した度肝を抜く様な見せ場も必然であり、計画の一部で有る為に観ていて変に気になる事などは無く、突っ込み処は無くなってしまうのだ!今回の作品も同様に、彼の作品らしい良い点が集約されている為に、3時間近い本作品でさえもたっぷりと楽しむ事が出来た!
特にシリーズものは徐々につまらないストーリー展開に陥ってしまいがちだし、観客の期待値が作品ごとに上がって行く事もあり、その結果作品の出来上がりの印象度は期待値に反比例してしまう事が普通だが、流石はノーラン監督の作品だ。この点でも見事に観客の期待に応えられる作品に仕上げてくれて、この点でも本作は例外的に素晴らしい出来だ!
シリーズ最終章としても、納得の出来る作風として出来上がっている。
しかも、今回はキャストに新たに加えられたノーラン監督の「インセプション」でも好演を披露してくれたジョゼフ・ゴードン=レヴェットと個人的にも私は好きな女優さんのアン・ハサウェイが出演している点でもポイントはアップする!
どうしたらこうした巧い脚本が出来て、テンポが良くて、切れの有る画面展開が出来るのだろうか?無駄なカットやシーンも一切無いのだ!
才能のあるノーラン監督ともなると、はやはり別格なのだろうか?
カーチェイスなどのアクション系が苦手で、特撮重視の作品はあまり高得点を出したくない私でさえも本作は例外的に高得点を付けたい気持ちになる痛快な映画だった。
これこそは、映画館で、そして出来る事なら是非、IMAXで観て楽しんで欲しい作品だし、最近の洋画はつまらないと敬遠している人達にも是非観て欲しいお薦めの作品だ。
この夏休みは、学生さんから、熟年層の人達まで、この映画を観て気分をリフレッシュするのにも最高の作品だと思う。
或いは、最近はDVDのレンタル化が速い為に、数か月待てば自宅で、映画が楽しめると思っておられる方も多数おいでの事だろうが、こう言う作品は是非、スクリーンの大画面で、そして多くの人達と一緒に劇場で、しっかりと臨場感をたっぷりと味わって欲しい!
あえて私は、今回この映画のレビューでは、ネタバレするような事が無い様にその内容については触れない事にしたのだが、精神性を重要視する日本人には、とても観ていて腑に落ちる納得出来る作品だと思う!とだけ記しておこう!
そしてもう1点付け加えるなら、私もラストで騙されたと思ったな!そう言えば、或るセリフのワンシーンを思い出し、複線が描かれていた事に気が付いたが、あっさりとやられました!これこそ、映画の醍醐味、楽しみだね!
「ダークナイト」を面白いと感じたならぜひ観るべき!
三部作の内「ビギンズ」は観ておらず、「ダークナイト」も先日のTV放映で初めて観た程度だが、その時の衝撃が強かったため観てみた。いやいやクリストファー・ノーラン監督の世界観・作品観は良いですね。ネタバレできませんが今作も敵役がイっちゃってて凄いことになっています。2時間40分超の作品ですが一気に観れました。二作目までで少しでも興味があるようでしたらお薦めです。
これは、1人の伝説と言う苦悩な人生を壮絶に描いた作品だ!
まず初めに注意!
ダークナイトを観てこの作品を観る方。ダークナイトの様な狂気や心理戦を期待すると、肩透かしにあいます。
ビギンズの延長上にある様な、純粋なアクション作品だと思えば、その迫力やアクションは最高だと思い満足します。 あえて、ダークナイトを切り離し、伝説の始まり(ビギンズ)と伝説の終わり(ライジング)に焦点を当てたと思って下さい。
それと、悪役登場人物の詳しい生い立ち等は描かれていません。 それは、他のアメコミ同様にコミックを見れば済む話しなので、それを望まない事が前提です。
(そこまで描くと、時間が3時間を超えます。)
又、客観的にしか映画を観られない方には、面白いアクション映画程度にしか思えません。 前作2作品を観なくても楽しめると言う人も居ますが、観ないと面白さが半減します。 そこには、単なるアクション映画でなく、3部作通しての主人公ブルース・ウェインの、苦悩と葛藤が描かれており、彼が何故伝説となりそして、伝説が終わる迄を壮絶に人間ドラマとして描かれているからです。
前作迄の話しの一部、何気ないセリフや問いかけの答えが今作のあちこちで、その答えとして出て来ます。 これは、前作迄を何度と見直す程のマニアじゃないと分からないでしょうが、そのシーンが来ると「あぁ~」と思います。
1作目でレイチェルが言った「大富豪と言う仮面」(本来のブルース・ウェインは去ってしまった。)、父親のセリフ「人は何故堕ちるのか? 這い上がる為」、2作目でのハービーが語った「悪として生きるか、ヒーローとして死ぬか」等。
全てを失い大富豪から一般人となる事で、ブルース・ウェインその仮面は無くなり、再び奈落へと落ちそこから這い上がる。 そして、悪として生きるかヒーローとして死ぬかの決断をする。
今作が凄いと言うのは、まさに前作迄のセリフを絶妙に絡め緻密に作られたストーリー。
それと、現社会での市民が思う不平や不満、テロリズムと言った事をそこに盛り込み、一つの作品として結末した事にある。
ライジングの意味する物。 それは、それぞれの視点から描いた昇ると言う事だと思います。
人それぞれ、感じ方や解釈は違うと思いますが、この映画で共感してもらえるとありがたいです。
多分、新3部作のマニア(自分を含め)の人には、最高傑作に相応しいと思います。
それ以外の人には、面白いアクション映画程度としか思えないでしょう。
以上を踏まえた上で、是非IMAXシアターで楽しんで下さい。 映像や音声の迫力が、普通の劇場とは違います。
1時間程度IMAXで撮影された今作を120%楽しむ事が出来ます。
全258件中、201~220件目を表示