悪魔を見た

劇場公開日:

悪魔を見た

解説・あらすじ

イ・ビョンホンと「オールド・ボーイ」などで知られる実力派チェ・ミンシクが共演するクライム・サスペンス。残忍な連続殺人犯ギョンチョル(ミンシク)に婚約者を惨殺された国家情報院捜査官スヒョン(ビョンホン)。復しゅうの鬼と化したスヒョンは、犯人に婚約者と同じ苦しみを与えるべく、執ようなまでに追いつめていく。「甘い生活」「グッド・バッド・ウィアード」でもビョンホンと組んだキム・ジウン監督がメガホンをとる。

2010年製作/144分/R18+/韓国
原題または英題:I Saw the Devil
配給:ブロードメディア・スタジオ
劇場公開日:2011年2月26日

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映画レビュー

2.5国民性を見た?

2011年8月14日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

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しんざん

4.0【”婚約者を虐殺された男の完全なる復讐。”R45+かと思う残虐シーンの数々と、映画の構成がガッチリと出来上がっているために最後まで引き込まれるサイコサスペンス。鑑賞後の切ない余韻が尋常でない作品。】

2025年5月8日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

興奮

■婚約者を何者かに惨殺された国家情報院の捜査官キム・スヒョン(イ・ビョンホン)。休職を願い出て、独自に捜査を開始した彼は、ギョンチョル(チェ・ミンシク)という塾のドライバーをしている中年男が犯人であることを突き止める。
 彼を襲撃したスヒョンは、何故か逮捕する事無く、GPSカプセルを飲み込ませて立ち去ってしまう。その後もサイコキラーのギョンチョルの悪行を直前で止めて、解き放つ行為を繰り返す。だが、ギョンチョルもそれに対し、対抗していくのである。

◆感想<Caution!内容に触れています。>

・冒頭、キム・スヒョンの婚約者が命乞いをしながら惨殺されるシーンから、彼女のバラバラ死体が川の中で見つかるシーンは、ウワワワ!である。
 ”ホラーじゃん!残虐すぎるじゃん!”
 今作の監督、キム・ジウンはハリウッドにも進出した人であるが、ホント凄いな。

■今作では、婚約者を惨殺された国家情報院の捜査官キム・スヒョンを演じるイ・ビョンホンが、哀しき獣になって行く様を流石の演技で魅せるが、何と言ってもサイコキラーを演じたコレマタ名優チェ・ミンシクの演技が凄すぎるのである。
 サイコサスペンスの名作と言えば「羊たちの沈黙」であるが、あの作品はアンソニー・ホプキンスが演じた天才博士であり、カニバリストでもあるレクター博士の屹立した存在があってこそ成り立っているのは、万民が知っている事だが、今作でサイコキラーのギョンチョルを演じたチェ・ミンシクの狂気性が、この作品のクオリティを際立たせているのは、間違いないのである。

・全編に漂う不穏な空気感と、チェ・ミンシクが次々に毒牙に掛けていく被害者たちの姿。キム・スヒョンが”完全なる復讐”を企てたために、それらの凶事が起きたという設定も、嫌な気分にさせられる一因であろう。

<そして、キム・スヒョンが捕らえたチェ・ミンシクに仕掛けた”完全なる復讐”の物凄い細工。だが、復讐が終わってもキム・スヒョンに笑顔はないのである。
 今作は、R45+かと思う残虐シーンの数々と、映画の構成がガッチリと出来上がっているために最後まで引き込まれるサイコサスペンスであり、鑑賞後の切ない余韻が尋常でない作品なのである。
 これが、キム・ジウン監督のオリジナル脚本なのだから、韓国映画の底知れぬ力に、参りましたの作品でもあるのである。>

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NOBU

4.0復讐の先には?

2025年3月28日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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いちごだいふくもち

3.5徹底した残忍が哀しい

2025年3月13日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

猟奇殺人の被害者たちのことを思うと
胸がふさがれる

恋人を殺されて、苦しみを倍にして返すことを誓う主人公

直視できないような暴力シーンが何度も出てくる

結末も容赦ない
哀しみはどうにもならない

重い、辛い、苦しい、
日本ではここまで徹底して作れない(作らない)タイプの映画だと思う

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くまっち